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シボレー コルベットは、8代目でついにミッドシップを採用してスーパースポーツカーに【スーパーカークロニクル/121】

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シボレー コルベットは、8代目でついにミッドシップを採用してスーパースポーツカーに【スーパーカークロニクル/121】

1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、シボレー コルベットだ。

シボレー コルベット(CHEVROLET CORVETTE:2019~)
アメリカのスポーツカーを代表するシボレー コルベットは、2019年7月に8代目にフルモデルチェンジされた。エンジンをリアミッドに搭載し、ついにスーパースポーツカーへの仲間入りを果たした。

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ミッドシップ化されたことでキャブフォワードなスタイルとなった。ドライバーと前輪が近づいたことでハンドリングレスポンスはシャープになり、車両の重心がドライバーの腰部に近づくことで、ドライバーを中心としたコーナリングが可能になる。キャブフォワードなボディデザインは、最新のステルス戦闘機やフォーミュラカーにインスパイアされたものだが、水平基調のプレスラインや抑揚のあるフロントフェンダーなどは、歴代コルベットのクラシカルなデザインエレメントを継承している。

ミッドシップ搭載されるパワーユニットは、コルベットの伝統でOHVのままだった。とはいえ、自然吸気の6.2LのV8エンジンはドライサンプ方式も採用し、最高出力495hpと最大トルク637Nm(パフォーマンスエクゾーストシステム装着車)を発生。トランスミッションもGM初の8速DCTを組み合わせ、日本仕様には標準装備される予定のZ51パッケージ装着車では、0→60mph(約96km/h)加速は3秒以下とアナウンスされている。

インテリアも、メーターパネルは全面液晶のモニターとなり、センターコンソール上にはオーディオやカーナビ用のサブモニターが備わり、ホールド性を高めたスポーツバケットシートも設定される。またコルベットの伝統であるリムーバブルトップも採用され、ルーフを外してタルガトップも楽しめる。

2019年10月には、コンバーチブルも追加発表された。コルベット史上初の電動開閉式ハードトップを採用。車速が48km/h以下なら、走行中でも約16秒で開閉が可能だ。ちなみに、新型コルベットはコンバーチブルが先に設計されたといわれている。トノカバー上のジェットエンジンを収めるハウジングのような空力に優れたナセルが特徴的だ。

シボレー コルベット(パフォーマンスエクゾーストシステム装着車) 主要諸元


●全長×全幅×全高:4630×1934×1234mm
●ホイールベース:2722mm
●車両重量:1530kg
●エンジン種類:90度V8 OHV
●総排気量:6159cc
●最高出力:495ps/6450rpm
●最大トルク:637Nm/5150rpm
●燃料・タンク容量:プレミアム・71L
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:縦置きミッドシップRWD
●タイヤサイズ:前245/35ZR19、後305/30ZR20

[ アルバム : シボレー コルベット はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

1件
  • ********
    スズキがワゴンRスティングレーで商標登録してしまったので、本家であるコルベットがスティングレイを名乗れなくなってしまった。
    三菱ミラージュにもスイフトというグレードがあったのに、車名としてパクったりもした。
    スズキという会社のやることの汚さがよくわかる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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