先行予約は約8000台。アイサイトX装着率が93%
2代目スバル・レヴォーグが正式発表されました。
パワートレインは新世代の「CB18型」水平対向4気筒ガソリン直噴ターボエンジンとCVTを組み合わせたAWDのみというシンプルな構成。
グレードはベーシックなGT、ハイグレード版のGT-H、そして電子制御による“キャラ変”で幅広いニーズを満たすSTI スポーツの3つで、それぞれに最新の先進運転支援システム「アイサイトX」を搭載した「EX」が用意されます。
メーカー希望小売価格はGTが310万2000円、STI スポーツ EXが409万2000円と約100万円の幅に収まりました。
8月20日から10月14日までの先行予約期間の受注台数は8920台で、アイサイトXの選択率は93%とのこと。アイサイトX装着車は11.6インチの縦型センターディスプレイが標準装備となります。五島 賢PGM(プロジェクトゼネラルマネージャー)が「航空機をイメージしたものです」とアピールするデジタルコクピットを、ほとんどのオーナーが選んだことになります。
先行予約で販売上位のグレードは下記の通り。
1:STI スポーツ EX:54%
2:GT-H EX:31%
3:GT EX:8%
総受注の半分以上を最上級グレードのSTI スポーツ EXが占めました。初期受注で上級グレードが人気になる傾向はスバルに限りませんが、ラインナップで唯一400万円を超えるグレードが圧倒的人気というのは、なかなかのものがあります。
エントリーグレードにアイサイトXの組み合わせも悪くない
プロトタイプに試乗した経験でいえば、STI スポーツだけの機能となる、電子制御によってパワートレイン、AWD制御、パワステ、サスペンションといった要素を切り替えることができる「ドライブモードセレクト」のインパクトは大きく、乗り心地重視の走りからスポーティな走りまで、明確にキャラクターが変わります。五島PGMが「キャラ変を味わってください」と言っているのも納得だと感じました。
また、「アイサイトX」は、高速道路における渋滞(50km/h以下)時のハンズオフ機能が話題ですが、それ以外にもカーブや料金所を正確に把握しての速度制御、さらに車両が安全を確認してのレーンチェンジなど高度な運転支援を実現。さらに、ドライバーが気を失うなどした際にクルマを安全に停止させようとする異常時対応システムをスバルとして初採用しています。
そんなわけで、ドライブモードセレクトとアイサイトXの両方を味わえるSTI スポーツ EXが一番人気というのは納得です。
とはいえ、アイサイトXに関してはグレードごとの差異はありません。日本において衝突被害軽減ブレーキを広めたパイオニアといえるスバルの最新の先進運転支援システムは、どのグレードを選んでも同じ内容となっているのです。その意味ではエントリーグレードのEX仕様は新型レヴォーグの旨味を堪能できる選択かもしれません。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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みんなのコメント
なんだ中央に鎮座したあのタブレットみたいな
ものは?
デザイナーが糞(笑)