日産「セレナ」322万仕様の購入にはいくらかかる？ 求められる理想的な年収とは

■30年のロングセラー「セレナ」　購入にかかる費用は？

　1991年に初代が登場した日産「セレナ（バネットセレナ）」は、現在までおよそ30年、長い歴史と根強い人気をもつミニバンのひとつです。
　
　では、セレナを購入するには初期費用としていくらが必要になるのでしょうか。

　セレナは2016年に5代目となる現行型が発売されており、日本自動車販売協会連合会の2021年上半期（1月から6月）の登録車販売台数ランキングでは11位にランクイン。日産のなかでは「ノート」に次ぐ人気モデルです。

　今回は、日産の公式サイトでおすすめグレードとされている「e-POWER XV（322万6300円）」をベースに費用を算出します。

　ボディカラーには、カタログカラーにも採用されている「ブリリアントホワイトパール（4万4000円）」を選択。内外装は追加料金なしで「ブラック」もしくは「グレージュ」を選択できます。

　また、ナビ・オーディオとして「日産オリジナルナビゲーションMM521D-L（32万3000円）」と「ETC2.0ユニット（4万7300円）」を追加。

　また、販売店でも勧められることが多い「フロアマット（5万4230円）」も選択し、ここまでの合計金額は369万4830円です。

　登録が2022年1月であると想定すると、自動車税7600円、自動車重量税1万5000円、自賠責保険料2万7770円がかかります。

　さらに、手続きなどの諸費用として6万1194円が加算され、これらの費用だけで11万1564円です。

　前述の369万4830円と諸費用11万1564円を足すと、セレナe-POWER XVグレードの購入見積もり総額は380万6394円となります。

■セレナ購入には年収760万円必要？

　では、およそ380万円のセレナですが、購入するためには年収いくらが必要になるのでしょうか。

　日々の生活費などを考慮して、年収の半分をクルマの購入金額に充てられると想定すると、セレナの購入には年収760万円が必要ということになります。

　また、日産の公式サイトを活用してローンでの支払いをシミュレーションすると、実質年率4.9％・頭金6394円（日産では頭金が最低6394円必要です）の場合、36回払いでは11万3700円、60回払いでは7万1500円が月々の支払額です。

　手取り月収の2割をクルマの支払いに充てるとする場合、36回払いでは56万8500円、60回払いでは35万7500円の月収が求められます。

　さらに、年収に換算すると36回払いでは約700万円、60回払いでは約450万円の年収がボーダーラインとなります。

　一方、残価設定型のローンを利用すると、ローンと同様に実質年率4.9％・頭金6394円の場合、毎月の支払額は36回払いで6万9000円、60回払いでは5万3000円となります。

　また、手取り月収の2割をクルマの支払いに充てる場合では、36回払いは34万5000円、60回払いでは26万5000円の月収が必要ということになります。

　これは、年収に置き換えると、36回払いが430万円、60回払いが320万円となり、ローンに比べかなりボーダーラインが低くなりそうです。

※ ※ ※

　残価設定型ローンでは、走行距離やカスタム、クルマの使用方法などに制約があるのが一般的で、日産ではモデルそれぞれに返却条件を設けています。

　残価設定型ローンで購入する際は、返却条件をしっかりと確認するように心がけましょう。

Comments

まだ年収シリーズやってたんだｗ

出た！　【購入にはいくらかかる？ 求められる理想的な年収とは】記事の乱発

毎度毎度、凄まじく陳腐な切り口とその実に上辺だけの安易な内容。

それも、新車では一般的な価格帯と言える車種ですら、その扱いとしてピックアップされているズレた感覚。

一般的な基準器を有してもいないスキルなら記事書くな、シリーズ特集を企画するな、そんなクソトピック垂れ流しのメディアは淘汰されろ。