この記事をまとめると
■ベントレーが限定モデルの「スピード エディション12」を発表した
750馬力まで進化したブランドの象徴が間もなく消える! ベントレーがW12ツインターボの生産終了時期を発表
■生産終了を予定しているW型12気筒エンジンの功績を称える特別なクルマ
■フライングスパー、ベンテイガ、コンチネンタルGT/GTCの4モデルに設定される
スポーティな上位グレードに設定された限定モデル
スポーツカー顔負けの走行性能を発揮するモデルをラインアップするイギリスの高級車ブランド、ベントレー。そして、ベントレーを語るうえで忘れてはならないのが、世界でも稀に見るW型12気筒エンジンだ。V型12気筒エンジンよりもコンパクトなサイズで重量バランスにも優れるベントレーのW型12気筒エンジンは、ラインアップのなかでもトップグレードだけが搭載することを許された特別なエンジンだ。
そんなW型12気筒エンジンを搭載する限定モデル、「スピード エディション12」が発表された。この限定モデルは、2024年4月をもって生産終了が決定しているW型12気筒エンジンのこれまでの功績を記念して設定されたものとなっている。
ベースとなっているのは、各モデルにトップグレードとしてラインアップされる『スピード』で、現在、フライングスパー、ベンテイガ、コンチネンタルGT、コンチネンタルGTCの4車種に設定されている。その限定モデルである「エディション12」には、さまざまな新しい特別装備を施した。
エクステリアでは、この限定モデルのみの装備として、シルバーのブレーキキャリパーが設定されたほか、エンジンフードにシリアルナンバー付きの「エディション12」のバッジを装着することで、限定モデルであることを控えめに主張している。
また、4車種に共通して、フロントグリルやウインドウモールなどがメッキからブラックに変更される「ブラックラインスペシフィケーション」や、ホイールが回転しても「B」の文字が常に正しい位置を保つ「セルフレベリング機能」を備えた22インチブラックアロイホイールなど、『スピード』ではオプション設定されている装備も標準採用された。
そのほか、コンチネンタルGTとGTCはフロントフェンダーに、ベンテイガとフライングスパーはリヤウインドウ付近に、「スピード エディション12」のバッジを装着。さらに、オプションとして新たな外装色である明るいグレーグリーンの「オパライト」をすべてのモデルに設定した。
ベルーガブラックを基調とした高級感のある内装
インテリアは、ベルーガブラックを基調としたスポーティでシックなものとなるが、好みに応じてブルネイブルーやクリケットボールレッド、リネン、オレンジの4色から好きな色を組み合わせることもできる。また、前後シートやドアパネル、インパネには、限定カラーのマリナーシルバーでステッチとキルティング加工が施され、シートバックには「エディション12」の刺繍も入れられることで特別感が演出される。そのほか、助手席のグランドブラックパネルには、W型12気筒エンジンのシリンダーの爆発順序を表したレタリングと「スピード エディション12」のエンブレムが刻まれる。
さらに、この「スピード エディション12」を購入したオーナーには、記念品として、実際のW型12気筒エンジンと同素材のアルミニウムを鋳造したミニチュアのW型12気筒エンジンが贈られる。デスクやキャビネットなど、身近に飾っておくことで、クルマに乗っていなくても常にブランドの象徴を感じていられるという粋な計らいがなされている。
ベントレーの「スピード エディション12」は、各モデル120台の限定販売で、価格は未定。
ベントレーは、2024年の4月をもって、ブランドの一時代を作り上げたW型12気筒エンジンの生産を終了することを発表している。そんなW型12気筒エンジンの華々しい功績を称えるべく誕生した「スピード エディション12」は、ベントレーの歴史の節目を飾るにふさわしいモデルとして、多くのファンの心に残ることだろう。
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