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こんな「Gクラス」はアリ? メルセデス・ベンツとヴァージル・アブローのコラボアートワークが完成!

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こんな「Gクラス」はアリ? メルセデス・ベンツとヴァージル・アブローのコラボアートワークが完成!

本格オフローダーがレーシングマシンに変身! 将来の“ラグジュアリー”に対する解釈を模索

9月8日、ダイムラーはメルセデス・ベンツがヴァージル・アブローとコラボレーションしたアートワークを発表した。この作品はサザビーズのオークションにかけられ、収益は芸術を支援する慈善団体に寄付される予定で、9月14日から事前入札がはじまる。

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「プロジェクト・ゲレンデヴァーゲン」と題したこのコラボプロジェクトは、メルセデス・ベンツのチーフ・デザイン・オフィサーであるゴードン・ワグナーと、ルイ・ヴィトンでメンズラインのクリエイティブディレクターを務めるファッションデザイナー、ヴァージル・アブローがタッグを組み、現行の「メルセデスAMG G63」をベースに、将来のラグジュアリーに対する認識を改める方法を模索したものだ。







この作品は、簡単にいえばG63が本格オフローダーからレーシングマシンに変貌を遂げている。石膏カラーでペイントされたボディはローダウンされ、ボリューム満点のエアロパーツやレーシングタイヤを装着。サイドとバックのウインドーは取り去られ、NASCARのマシンに用いられるようなウインドーネットを装着。

ボディパネルがむき出しのインテリアには水色にペイントされたロールケージが張られ、ステアリングホイールやフルバケットタイプのフロントシート、レーシングハーネス、消化器、携行缶といったアイテムが用いられている。

インパネにワイドディスプレイはなく、アナログのスピードメーターや燃料計、各種インジケーターなどがクラシックカーを連想させる仕立て。水色のロールケージに加えて、シートベルトなどはレッドとされ、インテリアのアクセントとなっている。

この作品について、ヴァージル・アブローはこのようにコメントしている。
「このプロジェクトの目標は、自分のデザイン能力を試すだけでなく、若手のアーティストやエンジニア、デザイナーに対して現状への疑問を投げかけることです。メルセデス・ベンツとともに私の後継者に機会を提供し、次の世代のための成功基盤を作るきっかけにしたいと思います」

一方、ゴードン・ワグナーは次のように述べている。
「この作品は現実と未来の間にあるものです。ヴァージルとのコラボレーションによって、ふたつの異なるデザイン哲学が結集し、並外れた存在であるGクラスのユニークなリデザインが実現しました」




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