MotoGP第8戦オランダGPのMoto3クラス決勝が行なわれ、MT Helmets - MSIのイヴァン・オルトラが大逆転で勝利を飾った。
オランダGPの予選では日本人ライダーが好調で、古里太陽(Honda Team Asia)が2番グリッドを獲得。山中琉聖(MT Helmets - MSI)も2列目5番手を手にした。なお鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)は12番手スタートだった。
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全20周で争われる決勝は、ポールシッターのアンヘル・ピケラス(Leopard Racing)がホールショットを奪ったものの、オルトラを抑えきれずすぐに先頭が交代。古里は1周目を表彰台圏内となる3番手で終えた。
オルトラ、ピケラス、古里のトップ3の後ろには、非常に長い隊列が生まれ、各ライダーがチャンスを伺っていた。
4周目、古里がピケラスをオーバーテイクして2番手へ浮上。古里はトップを行くオルトラの後ろにピッタリと張り付いての走りが続いた。
3番手はコリン・ベイアー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)とピケラスが争う形に。ベイアーは早々にライバルを下して3番手のポジションを確立するとペースアップしてトップ2へ接近した。
そしてレースが折り返しとなる10周目、ベイアーは古里をオーバーテイク。古里は3番手を巡ってピケラスらとの戦いになった。
11周目にはベイアーがオルトラを抜いてトップへ浮上。ここから終盤にかけてベイアーによる主導が続いた。なお古里は14周目のストレートで集団に飲み込まれてしまい、一気に上位集団の最後尾付近まで落とされた。
そして16周目、古里はコースオフする痛恨のミスを喫してしまい、大きくタイムロス。これで13番手とポイントギリギリに近い位置へ沈んでしまった。
ラスト5周になると先頭のベイアーがペースアップ。2番手に浮上して迫ろうとしてきたダビド・アロンソ(BOE Motorsports)との差を維持してフィニッシュを目指した。
しかしアロンソを追い抜いたオルトラは、さらに速いペースでベイアーに接近。最終ラップには0.1秒差にまで迫った。
そしてオルトラは、最後のシケインへのアプローチで、アウト側からベイアーをまくってオーバーテイク。もつれるようにフィニッシュラインへふたりがなだれ込むと、0.012秒の僅差でオルトラが勝利した。
2位はベイアー。僅かな差で母国優勝を逃す悔しい結果だった。3位はダビド・ムニョス(BOE Motorsports)だ。
日本勢は山中が10位、そして古里が13位でフィニッシュ。鈴木は序盤3周目にクラッシュし、リタイアに終わった。
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