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新車販売、9月は復調 登録車はベスト5がすべて「1万台超え」に

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新車販売、9月は復調 登録車はベスト5がすべて「1万台超え」に

ヤリスが登録車1位 ルーミーは復調

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】好調シエンタの車高をアップ! 「シエンタ・クロス」【細部まで見る】 全26枚

日本自動車販売協会連合会が、2023年9月の登録車の新車販売・車名別ランキングを発表した。

首位に立ったのは、前年同月比5.1%増の1万6790台を販売したトヨタ・ヤリス。9か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、43.4%増(1万2962台)を成し遂げたトヨタ・カローラが前月と同位で位置。

また第3位には、同49.1%増の1万1611台を販売したトヨタ・シエンタが前月と同位に。

第4位には、ダイハツの生産ラインの回復に伴って同57.8%増の1万716台を達成したOEM供給車のトヨタ・ルーミー(写真)が前月と同位で、第5位には、部品の供給状況が改善して同4.9%増(1万251台)を記録した日産ノートが前月から3ランクアップで入った。

以降はトヨタ・プリウス、トヨタ・ノア、日産セレナ、トヨタ・ヴォクシー、トヨタ・アクアの順で続き、トップ10のうちの8台がトヨタ車で、日産車が2台、ホンダ車がランク外という結果となった。

2023年9月 乗用車ブランド通称名別順位

1位 トヨタ・ヤリス:1万6790台
2位 トヨタ・カローラ:1万2962台
3位 トヨタ・シエンタ:1万1611台
4位 トヨタ・ルーミー:1万716台
5位 日産ノート:1万251台
6位 トヨタ・プリウス:9468台
7位 トヨタ・ノア:8584台
8位 日産セレナ:8336台
9位 トヨタ・ヴォクシー:7670台
10位 トヨタ・アクア:6008台

注目車の動向は? 軽との合算順位は?

トップ10以降では、従来の傾向と同じくSUVおよびクロスオーバーモデルの好成績が際立った。

受注残の解消を進めるトヨタ・ハリアーは、前年同月比102.9%増の5240台を販売して第16位に。クロスオーバーを設定するトヨタ・クラウンは、同118.2%増(2719台)を成し遂げて第21位に。

4月より販売を開始したホンダの新型SUVのZR-Vは、2416台を達成して第25位に。3月に一部改良を実施したレクサスNX350hは、同207.1%増の2380台を登録して第26位に。

生産の強化を図ったスズキ・ジムニー・シエラは、同43.5%増の2322台を記録して第27位に。8月にマイナーチェンジしたスバル・フォレスターは、同21.8%増の2115台を販売して第29位にランクインする。

また、4月にマイナーチェンジしたスバル・インプレッサはSUVモデルのクロストレックと合わせて同67.1%増の3562台を登録して第20位に。

6月に全面改良した高級ミニバンのトヨタ・ヴェルファイアは、同1036.0%増の2431台を販売して第24位に入った。

登録車・軽自動車を合わせた順位

なお、登録車と軽自動車を合わせた9月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが2か月連続での首位に就き、以降はトヨタ・ヤリス、ダイハツ・タント、トヨタ・カローラ、スズキ・スペーシアの順で続く。

1位 ホンダNボックス:2万686台
2位 トヨタ・ヤリス:1万6790台
3位 ダイハツ・タント:1万4527台
4位 トヨタ・カローラ:1万2962台
5位 スズキ・スペーシア:1万1693台

月間販売台数1万台超えは合計8車種と、前年同月の2車種から4倍増。ここからも、生産状況の復調ぶりが伺える。

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みんなのコメント

6件
  • htb05
    今まで10位で踏ん張っていたフリードが消えて、とうとうホンダがトップ10から消えた。
    経営陣は何故手を打たないのか?
    今度のN-BOXも販売台数落としそうな雰囲気だし。
  • adgjm
    スズキのブリキ板車まだあるんだ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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