この記事をまとめると
■レクサスLCが一部改良を実施して「Lexus Driving Signature」を深化させた
姿が見えた! 新型アルファード&ヴェルファイアのいま掴んでいる情報全部出し
■トヨタテクニカルセンター下山での走り込みで走行性能向上を果たすとともに機能性も拡充
■特別仕様車となる「EDGE」を限定60台販売
テクニカルセンター下山での走り込みで走行性能を強化
高級車ブランドには代名詞となるフラッグシップモデル以外にも、たいていの場合、ラグジュアリーでスポーティな2ドアクーペ、もしくはコンバーチブルが用意されている。ドアが2枚しかなくて車内空間も狭く利便性に劣るクーペは、セダンやSUVなどに比べれば存在自体が贅沢なものであり、またそのスポーティなイメージがブランドの価値を高める。いわばイメージ戦略というもので、日本が誇る高級車ブランドであるレクサスにもフラッグシップスポーツカーとしてLCがラインアップされ、ブランドを牽引するイメージリーダー的な存在となっている。
そんなレクサスLCが一部改良を実施した。今回の一部改良では、より高い走行性能を実現すべくトヨタテクニカルセンター下山で徹底した走り込みが行われたという。
まずは乗り心地と操縦安定性をより高次元で両立するためにエンジンマウント特性を変更するとともに、リヤサスペンションメンバー取り付け部を補強。さらにLC500コンバーチブルではトンネルブレースの追加と床下ブレースの補強を行って剛性を向上した。
コイルスプリング、スタビライザー、ショックアブソーバーの諸元にも見直しが入り、これらを最適化することで接地感や操舵応答性を向上させ、リニアで滑らかな車両挙動を実現させている。ホイールの締結にはワッシャ付ハブボルトを採用して締結力をアップ、快適な乗り心地や高いハンドリング性能の実現に寄与している。
また、AT制御も変更されており、ドライバーの意志に寄り添ったシフトスケジュールとすることでアクセルレスポンスに優れた気持ちよいドライブフィールとなった。
統合型総合安定システムには「エキスパート」モードを追加。基本設定はVDIM制御(Vehicle Dynamic Integrated Management)をオフとし、車両挙動が大きく乱れた場合のみ制御を介入させることで、ドライバーによる車両コントロール領域を拡大。サーキット走行やスポーツ走行を楽しみたいというニーズに応えている。
これらすべては、レクサスのドライビングコンセプトである「Lexus Driving Signature」の深化のために行われた改良であり、LCを運転する喜びをさらに高次元へと引き上げている。
インテリアでは、ダッシュセンターに12.3インチのタッチディスプレイを採用したことがトピックだ。ディスプレイにはナビや音楽、車両設定などの各メニュー選択スイッチを常時アイコン表示することで操作性を向上。画面全体のレイアウトも情報の粒度に応じて表示エリアを分けるなど、操作フローも統一されている。
予防安全技術である「Lexus Safety System+」の機能も拡充。単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により昼間の自転車・夜間の歩行者・右折時の対向直進車・右折時の横断歩行者の検知も可能となり、「プリクラッシュセーフティ」の対応領域が拡大している。そのほか、「レーントレーシングアシスト」や「レーダークルーズコントロール」などもよりスムーズな操作でドライバーをサポートしてくれるようになった。
60台限定の特別仕様車「EDGE」を発売
さらに、今回のLCの一部改良にあわせ、「より鋭く、より優雅に」をコンセプトとした特別仕様車「EDGE」が設定されることになった。これはLC500をベースに”EDGE”の利いたチューニングを施したモデルとなる。
リヤアルミ中空サスペンションメンバーを新規開発し、フロント床下ブレースの追加で飛躍的なボディ剛性の向上を実現するとともに、一体成型のバンパーカナードとリヤ固定式ウイング採用により空力性能を改善。ボディ剛性と空力性能の変更にあわせてサスペンションも適合化を実施し、切れ味鋭い旋回性と高い操縦安定性を実現している。
エンジンは、ムービングパーツの質量あわせなどによる回転バランス取りと寸法の作り込みでフリクションを低減。滑らかな回転フィールでV8エンジンの伸び感に磨きをかけた。また、高精度チューニングリヤデファレンシャルでは、熟練の技術者が手作業でバックラッシュ再調整を実施し、加減速での応答性を向上するなど、上質なドライビングフィールを提供する。
ボディカラーには光と影が織りなす静寂の銀世界から着想を得た「HAKUGIN(白銀)」を採用。きめ細やかな粒子感で美しいボディ造形を際立たせるマットホワイトの新たな質感が追求されており、漆黒調のブラック加飾・塗装で統一されたエクステリア加飾とのコントラストが、エレガンスとスポーティネスを強調する。
組み合わせられるインテリアカラーは古くから勝利の色として伝わる「KACHIIRO(勝色)」を採用したブルーのワントーンコーディネートで、洗練された世界観と運転に集中できる没入感を提供する。
一部改良を実施したレクサスLCの価格は、LC500hが1450万~1533万円、LC500が1400万~1483万円、LC500コンバーチブルが1550万円、特別仕様車LC500 “EDGE”が1760万円となる。なお、特別仕様車である「EDGE」は限定60台の販売のため、販売店での申し込みによる抽選販売となる。
レクサスが全ラインアップでコンセプトとして目指す「Lexus Driving Signature」とは、すなわちそれはフラッグシップスポーツカーであるLCの乗り味にほかならない。今回のLCの一部改良により「Lexus Driving Signature」がどのように深化したかに興味が尽きない。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
高速道路を使わないユーザーには無駄? 「三角表示板」がなぜか標準装備にならないワケ
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント