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レトロ感強め「だけじゃない」ダイハツ新型「ムーヴキャンバス」初公開! 「CANBUS」強調でどう進化? “共感”狙う思惑も

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レトロ感強め「だけじゃない」ダイハツ新型「ムーヴキャンバス」初公開! 「CANBUS」強調でどう進化? “共感”狙う思惑も

■「CANBUS」のアルファベットエンブレムを装着

 ダイハツは、2022年7月5日に2代目となる新型「ムーヴキャンバス」を発表、同月13日より発売します。

【画像】レトロ感強調のダイハツ 新型「ムーヴキャンバス」初公開! 両側スライドドア完備の実車を画像で見る(45枚)

 初代ムーヴキャンバスと同様、全高1700mm以下でかつ両側スライドドアを装備するモデルとして登場。一方、競合車種とされるモデルとしてスズキ「ワゴンRスマイル」が存在します。

 両車はそれぞれどのような特徴があるのか、外装の違いを中心に見ていきます。

 新型ムーヴキャンバスは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1655-1675mm。

 外観について、初代で表現されたレトロ調な愛らしいデザインをさらに進化させ、さらに「ストライプス」「セオリー」というふたつの世界観を用意したことで、幅広いユーザーに好まれるデザインとしました。

 フロントのエンブレムは、初代の「C」から「CANBUS」のアルファベットエンブレムに変更されたほか、ドア下部には加飾パーツ(グレード別設定)が配されました。ヘッドライトは正面から見ると丸さが強調されるものの、ボディ側面に回り込んだ部分(上端)は丸くないデザインで、見る角度によって多彩な印象の目元を見せます。

 またDピラー含め各ピラーがブラックアウトされている点も特徴です。

「わたしたち似てるよね。」をキャッチフレーズとしたスタイル「ストライプス」は、初代ムーヴキャンバスのイメージを継承しながら、新型ではよりすっきりしたフロントデザインに進化。全車が標準でストライプスカラー(2トーンカラー)になる点も華やかな印象です。ダイハツによると「等身大志向の若年層に共感いただけるクルマ」として開発したといいます。

 対してもうひとつのスタイルとなるセオリーは、キャンバスの新しい世界の広がりを表現。を「大人のキャンバス、はじまる。」をキャッチフレーズに、シックなカラーにメッキ加飾を配置したデザインで、上質感を表しています。

※ ※ ※

 ワゴンRスマイルは2021年9月に発売されたモデルで、新型ムーヴキャンバスより全高が1695mmと若干高いものの、全長・全幅は同じです。

 フロントフェイスは、四角いフォルムとのギャップが大きい楕円のヘッドライトが特徴。メッキヘッドランプガーニッシュも装備され(グレード別設定)、目元のきらびやかさが強調されます。

 楕円の左右ヘッドライトに挟まれるフロントグリルは、一部グレードではメッキ加飾が入ります。すっきりした顔つきの新型ムーヴキャンバスに対し、グリルの存在感は強めです。

「ストライプス」「セオリー」のようなスタイルの違いに基づくタイプ分けはされておらず、HYBRID S以上のグレードにメーカーオプションとして2トーンカラーが設定されます。

 またDピラーが強調されたデザインも特徴的で、配色次第で力強さも感じられます。同社の初代「ハスラー」や現行「クロスビー」とも類似性のあるデザインといえるでしょう。

 2トーンカラーの塗り分けはベルトライン(サイドウインドウの下端)を境にした上部・下部と比較的シンプル。対して、新型ムーヴキャンバスのストライプスカラーではルーフの色がフロントグリルやテールゲートまで共通となるなど、より複雑になっています。

※ ※ ※

 外観デザインのほかにも、新型ムーヴキャンバスにはターボエンジン仕様が設定される点、一方ワゴンRスマイルにはマイルドハイブリッド仕様が設定される点など、それぞれ細かい点で違いがあります。

 単なる“似た者同士”ではなく、むしろムーヴキャンバスの全面刷新で両車の個性がそれぞれ際立ったといえるでしょう。

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みんなのコメント

11件
  • ターボ設定は良いと思う
  • 最近のダイハツの軽ってターボでもNAとカタログ燃費がほとんど変わらないよね。
    車重が900キロ近くあるしリッター0.5キロしか差が無いのなら動力性能に余裕があるターボの方がいいように思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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