Bugatti Chiron Pur Sport
ブガッティ シロン ピュール スポール
ピニンファリーナ バッティスタ、幻のディーノやチシタリアと並んで特別展示を実施
邦貨約4億円のハンドリングマシン
ブガッティが“究極のハンドリングマシン”を目指して開発した新型車「シロン ピュール スポール(Chiron Pur Sport)」。フランス語で「純粋、ピュア」を意味する「Pur」を冠したこのモデルは、最高速度やスペックよりも、操る楽しさを最重要視して開発された。
世界限定60台、車両価格359万9000ドル(約4億円)の“振り回して楽しめるブガッティ”は、2021年1月からデリバリーを開始している。
主要自動車メディアも絶賛
ブガッティの最新量産モデルとなるシロン ピュール スポールの第1号車が到着したのはアメリカ。各メディア向けに取材用のテスト車も用意され、そのハンドリング性能に主要自動車雑誌からは称賛の声が相次いでいるようだ。主要なものを書き出してみよう。
「ブガッティ シロン ピュール スポーツは、私がこれまで運転した中でベストな1台だ。以上、終わり、これ以上話すことはなし。つまりそういうことなんだ」──『Motor Trend』
「軽量化し、グリップ性能をアップし、ギヤ比もさらにショート化することで、ピュール スポールはよりワイルドなブガッティ シロンになった」──『Car and Driver』
「ブガッティ シロン ピュール スポールには価格だけの価値がある。400万ドルに充分値すべきクルマを、ブガッティは作り上げたのだ」──『Autoweek』
パワーとアジリティの幸せなマリアージュ
ジャーナリスト陣からの絶賛に加え、南カリフォルニアでシロン ピュール スポールをテストしたレーサー、ブッチ・ライツィンガーも次のようにコメントしている。
「荒ぶるパワーとアジリティが溶けあうようにマリアージュしたピュール スポールは、比類なき性能を与えられています。どんな他のクルマや、他のブガッティモデルにも比べられないほどのね」
“あえて“350km/hに抑えた最高速度
最高速度よりもハンドリング性能に特化して開発されたシロン ピュール スポールは、駆動システム、シャシー、エアロダイナミクスをベースのシロンから大幅に変更。時速300マイル(490km/h)を超えたシロン スーパースポーツ 300+がストレートスピードに特化したモデルだったのに対し、このシロン ピュール スポールの最高速度は350km/hに留められた。
最高出力1500hp/最大トルク1600Nmを発揮する8.0リッターW型16気筒エンジンは、最高出力発生回転数を200rpm引き下げた6700~6900rpmに。さらに、ギヤ比をショート化することで瞬発力を向上し、0-100km/h加速わずか2.3秒という脅威のパフォーマンスを実現している。
W16を積んだピュアスポーツカー
また、50kgの軽量化に加え、新設計された空力デバイスを与えることで、特にコーナーリング時の安定性を向上させるためにダウンフォース量をアップ。グリップ方向を重視した新素材使用の高性能タイヤ、シャープさを増したサスペンションセットアップなどにより、ドライバーの五感を刺激するドライビングを生み出しているという。
W16エンジンの生み出す強大なパワーによるトップスピードを追求してきたブガッティだが、高速コーナーを純粋に楽しみたいというカスタマーの存在も少なくなかった。そんな声に応えて開発されたシロン ピュール スポールは、ブガッティにとってもスポーツカー界にとっても、新しい扉を開く1台となるはずだ。
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みんなのコメント
この馬力でハンドリングカーというのなら相当なタイムなんだろうね
ブガッティはいつも直線番長でタイム出ないけどこの車は違うんだろうね!?