この記事をまとめると
■「Hondaアクセサリーチェックシート」に注目
まるで新車のごときキューブのカスタムカーが20台限定で発売! しかも日産自ら「リノベ」するその中身とは
■オプションが必要かどうかをチェックするシートとなっている
■動画などで確認できる仕組みとなっているほか、計上漏れも防ぐことができる
ホンダはオプションが選びやすい!
ディーラーでの新車購入商談の「三種の神器」といえば、車両カタログ、見積書(新車購入プランなどと呼ばれるもので正式な見積書ではないが、一般的には見積書と呼ばれている)、そしてディーラーオプションカタログがある。
一部外資系ブランドディーラーでは紙ベースのカタログを用意しないところも増えてきており、紙ベースのカタログではなく、セールスマンのタブレットで商品情報などを見て商談を進める人も増えてきている。しかし、紙ベースのカタログはまだまだ多くのディーラーで用意されている。
仕事柄、多くのディーラーを訪れているのだが、最近ホンダディーラーへ行くと、車両カタログや見積りのほかにディーラーオプションカタログではなく、「Hondaアクセサリーチェックシート」というものを渡される。
これは、カテゴリー別にディーラーオプションの写真と名称、そして価格と取り付け時間だけが記された、チェック項目のついたリストのようなものになっている。
見積りを作るときにセールスマンから「オプションどうしますか?」と聞かれてセレクトすることになるが、その内容については、セールスマンが口頭で説明してくれるので、どんなものかという説明文のついたアクセサリーカタログよりも、セールスマンの説明を受けながら、「これはつけたい」というもののところにチェックをつけていけば、購入希望している本人もセールスマンも装着オプションの「計上漏れ」を防ぐことができるという、なかなか便利なものだと筆者は注目している。
チェックシートにはQRコードがついており、それをスマホでスキャンすると、チェックシートに動画マークのついているアクセサリーについては、動画でどんなアクセサリーなのかを知ることができる。いままでどのメーカー系ディーラーでもなかったのが不思議に思えるほど、絶妙なアイディアの賜物と筆者は考えている。
さらに、見積書をプリントアウトするとき、調剤薬局でどんな薬を処方したか画像付きのリストを渡されるように、装着したオプションの画像付きリストが渡されるので、どんなオプションを装着したのかすぐにわかるようにもなっている。
メーカーによっては、アクセサリーのほかにカーナビ&オーディオ専門のカタログが用意されたりもしている。一部を除けば外資系ブランドは日系ブランドほどアクセサリーも用意されていないので、車両カタログも含めてペーパーレス化しやすいのかもしれない。
しかし、日系ブランドは、車両説明は別としても、アクセサリーはホンダのように紙ベースでできるだけ一覧で見ることができるほうが便利に思えるが、これは古い世代の人間だからなのだろうか。
いや、世代を超えて便利なもののように見えるのだが……。
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みんなのコメント
販売教育もままならないまま現在に至ってしまった名残りなんでしょう。
自転車屋さんにバイクを売り込み、そのバイク屋のおっちゃんに車を売ってもらっての現在ですからね。
今も販社教育が他メーカーディーラーより劣ってるからと止められないとしたら残念な名残りですね。