現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 約150万円! トヨタ「“カクカク”商用バン」が使い勝手サイコー! 営業マンご用達の「プロボックス」なぜ個人ユーザーが増加? “意外な”理由とは

ここから本文です

約150万円! トヨタ「“カクカク”商用バン」が使い勝手サイコー! 営業マンご用達の「プロボックス」なぜ個人ユーザーが増加? “意外な”理由とは

掲載 10
約150万円! トヨタ「“カクカク”商用バン」が使い勝手サイコー! 営業マンご用達の「プロボックス」なぜ個人ユーザーが増加? “意外な”理由とは

■個人で「プロボックス」に乗る意外な理由

 最近、アウトドア愛好家の間で意外な車種が人気になっているようです。
 
 それが商用のライトバンのトヨタ「プロボックス」です。

【画像】カッコいい!これがカスタム仕様の「プロボックス」です! 画像を見る

 と言ってもそのまま乗るのではなく、全体に“アウトドア感”を演出させたカスタムを施し、手軽でオリジナルな1台に仕立てるのがトレンドとなりつつあるそうです。

 一体どういうものなのでしょうか。

 プロボックスは、もともとは2000年代までの「カローラバン/スプリンターバン」の後継モデルとして、商用車として専用設計され、2002年に誕生しました。

 同車は商用車ならではの簡素化された装備による車重の軽さや、快適性より積載性・経済性を優先させた作りが特徴となっているのですが、一時はトヨタもアウトドア需要を見込み、2013年までは乗用車登録モデルもありました。

 サイズは全長4245mm×全幅1690mm×全高1530mm(4WDは+5mm)という5ナンバーサイズに収まり、カクカクした箱型スタイルを採用。最小回転半径はわずか4.9mで取り回しも良く、車重は1090kg~1170kgとかなり軽量です。

 搭載されるエンジンは1.3リッターガソリン/1.5リッターガソリン/1.5リッターハイブリッドを用意し、軽量なボディと相まって動力性能は十分。

 標準装備されるスタビライザーでロールが抑えられることもあり、高速道路の追い越し車線を快走するプロボックス(営業車)が多いのも納得できます。

 車両本体価格は152万9000円からとコストパフォーマンスも高く、商用バンとして人気なのは間違いないのですが、個人でプロボックスを所有する理由として、実用性の高さと修理までを含めた維持のしやすさ、そしてアウトドアや市街地での取り回しの良さに魅力を感じているオーナーが多いといいます。

 実際に、プロボックスのカスタム車両を所有する、アウトドア愛好家のIさんに話を聞くと、積載性の高さや車中泊もしやすいフラットなラゲッジスペース、必要な装備を後付けできるアレンジのしやすさで選んだそうです。

「それまでは違うクルマに乗っていたのですが、登山道入り口の駐車場などでよくプロボックスを見かけていました。

 SUVやミニバンほど大げさでなく、それでいて自分なりのカスタムでアウトドア感を演出できそうですし、子供たちも大きくなって一緒に乗る機会が減ったので、自分だけのクルマとして買い替えました」

 プロボックスをアウトドア仕様に仕上げるのはどんなところがポイントなのでしょうか。

「あくまで私の例ですが、購入したショップである程度のカスタムメニューが用意されていて、そのなかから選びました。

 まず大きくイメージを変えるのが『ボディの全塗装』で、社用車にありがちな白やシルバーではなく、グレーやカーキなどアウトドアっぽいカラーに変更しています。

 さらにバンパーやルーフ、ホイールアーチなどの塗り分けといったメニューが用意されていることもあります」(カスタムプロボックスのオーナー I氏)

 また足まわりは、いまオフローダーなどで流行っている2インチ程度のリフトアップが施され、クロスオーバー感を演出。

「道具感」を演出するためにスチールホイールをブラックに塗装し、これにゴツゴツしたオフロードタイヤを組みわせることで、アウトドア仕様に仕上げたそうです。

「ショップによってはコンプリードモデル(すでにカスタム済みの中古車)もありますが、僕の場合はベースとなる中古車を自分で探し、予算に合わせてできるカスタムをショップに依頼しました。

 気になる部分は、これからコツコツ自分で仕上げて行こうと思っているのですが、フロアや屋根などに遮音材を設置して快適性を向上させ、いつでも車中泊ができるベースキャンプにしたいと思っています」(カスタムプロボックスのオーナー I氏)

※ ※ ※

 装備の少なさを自分なりのアイデアで工夫して好みの仕様に仕立てられるプロボックスは、キャンプなどのアウトドアに通じる楽しさがありそうです

 単なる商用車ではない実力があると言われているプロボックスですが、カスタムを施して楽しむという、新たなムーブメントが起きつつあるようです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

約100万円のトヨタ最新「軽トラック」が凄い! 斬新モデル「エクストラ」は“豪華装備”満載で自家用にも最適!? 歴史ある「超タフ商用車」に反響あり!
約100万円のトヨタ最新「軽トラック」が凄い! 斬新モデル「エクストラ」は“豪華装備”満載で自家用にも最適!? 歴史ある「超タフ商用車」に反響あり!
くるまのニュース
タフ感ある「背の高い軽ワゴン」続々登場! うわぁ…めちゃ悩む!? 話題の「軽SUV」何が違う? オーナーの声はいかに
タフ感ある「背の高い軽ワゴン」続々登場! うわぁ…めちゃ悩む!? 話題の「軽SUV」何が違う? オーナーの声はいかに
くるまのニュース
ホンダ新型「5ドア”軽”SUV」発表! スライドドアもついてマジ便利な「JOY」! 黒顔も超カッコイイ「新たなN-BOX」が販売店でも話題に
ホンダ新型「5ドア”軽”SUV」発表! スライドドアもついてマジ便利な「JOY」! 黒顔も超カッコイイ「新たなN-BOX」が販売店でも話題に
くるまのニュース
トヨタの「“アウトドア”なハイエース」カーキ&ベージュ×黒顔がカッコいい! 約10万円の斬新“アースカラー仕様”どんなモデル?
トヨタの「“アウトドア”なハイエース」カーキ&ベージュ×黒顔がカッコいい! 約10万円の斬新“アースカラー仕様”どんなモデル?
くるまのニュース
なんだこの小ささ!! 全長3.7m! トヨタから新登場[コンパクトカー]スズキとタッグで2025年登場か
なんだこの小ささ!! 全長3.7m! トヨタから新登場[コンパクトカー]スズキとタッグで2025年登場か
ベストカーWeb
トヨタ『スプリンターカリブ』が23年ぶりに復活の噂! カローラツーリングとは異なるテイストに
トヨタ『スプリンターカリブ』が23年ぶりに復活の噂! カローラツーリングとは異なるテイストに
レスポンス
スズキ新型「“3列7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「全長4.3m級」ボディ&“精悍エアロ”がカッコイイ! 「MT設定」もあるスポーティな「エルティガ」とは?
スズキ新型「“3列7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「全長4.3m級」ボディ&“精悍エアロ”がカッコイイ! 「MT設定」もあるスポーティな「エルティガ」とは?
くるまのニュース
トヨタの「“SUV”ミニバン」に反響多数!? 全長4.3m級の「カクカクボディ」に「欲しい」声多数! スライドドア採用で“めちゃ便利そう”な「Tjクルーザー」が話題に
トヨタの「“SUV”ミニバン」に反響多数!? 全長4.3m級の「カクカクボディ」に「欲しい」声多数! スライドドア採用で“めちゃ便利そう”な「Tjクルーザー」が話題に
くるまのニュース
約180万円のトヨタ新型「ハイラックス“ランガ”」公開! カクカクボディ&MT採用!? 斬新「3列7人乗りSUV」も初展示!? インドネシアでお披露目
約180万円のトヨタ新型「ハイラックス“ランガ”」公開! カクカクボディ&MT採用!? 斬新「3列7人乗りSUV」も初展示!? インドネシアでお披露目
くるまのニュース
街中の「軽車両を除く」意味は? 軽自動車は通行できる? 勘違いしてる人は「免許返納レベル…」 軽車両の対象は
街中の「軽車両を除く」意味は? 軽自動車は通行できる? 勘違いしてる人は「免許返納レベル…」 軽車両の対象は
くるまのニュース
スバルが「新型“軽ワゴン”発表」で反響多数! “大開口”ドア&“広すぎ”空間に「めちゃ便利」の声も! 一部改良の「シフォン」どんなクルマ!?
スバルが「新型“軽ワゴン”発表」で反響多数! “大開口”ドア&“広すぎ”空間に「めちゃ便利」の声も! 一部改良の「シフォン」どんなクルマ!?
くるまのニュース
街中に溢れるトヨタの「小さいミニバン」 全長4.3m以下でも7人乗れる! アンダー200万円からの「シエンタ」残価だと月々いくら?
街中に溢れるトヨタの「小さいミニバン」 全長4.3m以下でも7人乗れる! アンダー200万円からの「シエンタ」残価だと月々いくら?
くるまのニュース
トヨタ「“新型”ハイエース」いつ登場!? デビューから20年の「大人気 “商用車”」は電動化? 巨大化? 次期型モデルの“ゆくえ”とは
トヨタ「“新型”ハイエース」いつ登場!? デビューから20年の「大人気 “商用車”」は電動化? 巨大化? 次期型モデルの“ゆくえ”とは
くるまのニュース
日産「“次期”スカイライン」一体どうなる? 小型化&クーペ復活してほしい!? 往年の名車の「理想形」ってどんなもの?
日産「“次期”スカイライン」一体どうなる? 小型化&クーペ復活してほしい!? 往年の名車の「理想形」ってどんなもの?
くるまのニュース
約150万円! スズキの最新「ゴツゴツSUV」に注目! “全長4m”にパワフルな「ハイブリッド×1500ccエンジン」搭載! 運転も楽しい“5速MT”採用したインド製「ブレッツァ」は日本にも最適か!
約150万円! スズキの最新「ゴツゴツSUV」に注目! “全長4m”にパワフルな「ハイブリッド×1500ccエンジン」搭載! 運転も楽しい“5速MT”採用したインド製「ブレッツァ」は日本にも最適か!
くるまのニュース
トヨタ新型「7人乗りミニバン」実車公開! 全長4.4mでシエンタより“ちょと大きい”!? 6速MTもある「プロエースシティ」イタリアで登場!
トヨタ新型「7人乗りミニバン」実車公開! 全長4.4mでシエンタより“ちょと大きい”!? 6速MTもある「プロエースシティ」イタリアで登場!
くるまのニュース
ニッサン斬新「コンパクトカー」がスゴイ! オシャな「木目×グリーン」内外装&まさかの“2人乗り”! “冷蔵庫”付きのレトロ可愛い「マーチ」とは?
ニッサン斬新「コンパクトカー」がスゴイ! オシャな「木目×グリーン」内外装&まさかの“2人乗り”! “冷蔵庫”付きのレトロ可愛い「マーチ」とは?
くるまのニュース
6速MTד進化版”VTECターボ搭載! ホンダ「新型スポーツハッチ」がスゴイ! 硬派“過ぎない”「シビックRS」の実力とは
6速MTד進化版”VTECターボ搭載! ホンダ「新型スポーツハッチ」がスゴイ! 硬派“過ぎない”「シビックRS」の実力とは
くるまのニュース

みんなのコメント

10件
  • 商用上がりの過走行のくたびれた中古のプロボ、サクシを
    マットな緑や茶色に塗ってガワだけごまかした感じで(アースカラー?)
    売る中古車屋あるけど流行ってるの?
  • kuc********
    ハイエースディーゼルは高すぎる。
    天井空間、積載能力が低くても、ガソリンハイブリッドで200万円切るのは魅力的、必要ない装備にカネを払う程余裕はない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

127.4172.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

23.0196.5万円

中古車を検索
プロボックスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

127.4172.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

23.0196.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村