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新開発「スポーツe:HEV」がヤバすぎ!! 今春ついに販売開始の新型アコードは和製アルテオンだッ!

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新開発「スポーツe:HEV」がヤバすぎ!! 今春ついに販売開始の新型アコードは和製アルテオンだッ!

 みなさん、新型アコードです!! 忘れていませんよね? 2023年9月先行公開され、ず~っと待つこと半年。ついに2024年春、販売開始! 少ない国産車セダンカテゴリーによくぞ加わってくれた。「和製アルテオン」と呼びたくなるこのモデル、久しぶりすぎるので、その魅力を販売開始直前におさらいしましょう。

文・写真:ベストカーWEB編集部/写真:ホンダ、フォルクスワーゲン

新開発「スポーツe:HEV」がヤバすぎ!! 今春ついに販売開始の新型アコードは和製アルテオンだッ!

■かなり前に米国で発表された新型がようやく日本でも!!

思わず「和製アルテオンだぁ!」と叫んでしまった筆者。みなさん、これが新型アコードです

 冒頭で「少ない国産車セダンカテゴリー」と述べたが、11代目・新型アコードの登場でホンダでは久しぶりにセダンが加わったことになる。「アコード、ちょっと前まで売ってなかった?」という方も多いと思うので、アコードのここ数年の動きを……。

 2022年11月、新型アコードの北米仕様を発表。2023年1月、先代アコードの日本国内販売を終了。2023年9月、新型アコードを日本国内で発表し、そのモデルが2024年春に販売開始。

 ……と、ややねじれ現象的な感じで経過しているが(汗)、ずいぶん前に米国で発表されていた11代目の新型アコードが日本でもこの春、発売される、ということです!

 実は本物、2024年1月、2月に開催された東京オートサロンや大阪オートメッセのホンダブースですでに展示。純正アクセサリーをまとった「SPORTS LINE」というモデルで、生を見て「おぉ~。流麗なスタイルだ!」と衝撃を受けた方も多いはず。

■さらに平べったくなった、先代譲りのロー&ワイドなスタイル

どこまでもロー&ワイドなプロポーション。リアコンビランプはまさに「和製アルテオンだ!」(←しつこいですか)

 先行公開から半年間も開いたのでスタイルを見て衝撃を受けるのも無理はない。そう、新型アコードは「和製アルテオン」と勝手に命名したくなるほど、デザインに惚れ惚れしてしまう。「これがあれば、VWアルテオンに乗らなくていい!」と思ってしまうほど(極端に言えば……)。

 なんたって平べったいカタチがいい。ロー&ワイドなプロポーションは先代譲りだけど、さらに平べったい。フルLEDの横長ヘッドライトによりワイド感が強調されたフロント。そこからリアにかけての伸びやかフォルムが、新型アコードの存在感と断言していいほど!

 加えて、ファストバッククーペを彷彿させるリアビュー。横一文字のリアコンビランプもワイド感を注ぎだし、この後ろ姿こそが「和製アルテオン」と言い放ちたい理由! そして、トランクが独立しているので「セダン」カテゴリーというワケですね。

■国内のホンダ車初のGoogle搭載。これにも注目だ!

メーター内にマップも映し出される。これぞ、フラッグシップセダンの証じゃ

 運転席に乗り込むと、水平基調のインパネデザインが目に飛び込んでくる。シビックと共通するデザインだが、厳選された素材が採用されているので、シビックよりクラスアップした高級感ある仕立てになっている。このあたりも、(1モデルしかラインナップされていないけど)ホンダのフラッグシップセダンの風格といったところだ。

 さらに、国産車・輸入車問わず、高級セダン系には欠かせないアイテムとなったアンビエントライトも標準装備。インパネラインやドアラインに、7色からお好みの色を灯す演出もできる。ムーディ&ゴージャスさが増すことウケアイだ。

 そして、国内のホンダ車で初めてGoogleを搭載したこともトピック。大ぶりな12.3インチディスプレーなどを通じてコネクト機能が充実。加えて、Googleマップをメーターパネルに表示できることもでき、先進性と楽しい室内空間が約束されているわけです!

■高出力モーター採用の新開発「スポーツe:HEV」を味わえる!!

2L、直4エンジン+高出力モーター。これが新開発の「スポーツe:HEV」。極上の走行性能を体感できることウケアイだ

 ……と、新型アコードの魅力を述べてきたが、2024年2月中旬時点、ホンダから価格やボディサイズを含めた細かいスペックは公表されていない。なので、下に北米仕様モデルの主要スペックを紹介しているが、パワートレーンの概要についてはホンダから公表されている。

 新開発の「スポーツe:HEV」を搭載!! ……と、高らかに宣言しているじゃないですか。2.0Lの直噴アトキンソンサイクルエンジンと高出力モーターを採用した「新開発2モーター内蔵 電気式CVT」搭載。キモはここにあり!

 最大トルクを大きく向上させ、パワフルな駆動力が味わえる。そのうえで、優れた静粛性を実現し、e:HEVの上質で爽快な走りに磨きをかけている……と、走りのアピールポイントは枚挙にいとまがない。新開発「スポーツe:HEV」、こいつにはもう期待しかないですね!

■進化版「Honda SENSING 360+」搭載アコードは中国が先ってマジか!

サイドビューにうっとり。最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」搭載だけど、それの進化版搭載モデルは先に中国で売られるんですよ(涙)

 最後に、最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」を日本向けモデルに初搭載したのも、新型アコードの注目部分。

 凄いじゃないか~。だが、しかし。それの進化版「Honda SENSING 360+(プラス)」(ハンズオフ機能など追加)が搭載された新型アコードはすでにあり、中国で2024年に先行販売されるんです。

 それと同じ新型アコードは日本では1年遅れの2025年に販売……。どーしてなの? ホンダさん! と一瞬泣きたくなったが、それでも、泣けるほど美しいスタイルのセダンの日本発売を祝おうじゃないか。ようこそ、日本へ!

【ホンダ新型アコードEX-L(北米仕様)】主要スペック
全長×全幅×全高:4971×1862×1450mm
ホイールベース:2830mm
車重:1573kg
パワートレーン:e:HEV
エンジン:直4DOHC 1993cc
最高出力:148ps/6100rpm
最大トルク:18.8kgm/4500rpm
モーター最高出力:184ps/5000~8000rpm
モーター最大トルク:34.1kgm/0~2000rpm
トランスミッション:CVT

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