上海汽車とアリババの合弁会社のIMモーターズ(智己汽車)は、8月30日に中国で開幕する成都モーターショー2024において、デジタルシャシー「・鋲蜥」搭載の最初の電動SUV『智己 LS6』新型を初公開すると発表した。
新型智己 LS6は、都市ユーザーに向けた高い知能化体験を提供することを目指している。特にデジタルシャシーの「・鋲蜥」は、同クラスで唯一の「智慧四輪転向システム」を搭載しており、智慧エアサスペンション、スマート電動減衰システム、高性能ブレーキシステムなどのシャシーハードウェアを備えている。これにより、誰が運転しても快適で、安全かつ安心なドライブが可能となるという。
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例えば、都市部での運転では、機敏で、約5mの車体長にもかかわらず、小型車並みの機動性を持つ。狭い道でのUターンや、横方向に移動する「蟹行モード」により、初心者ドライバーでも簡単に駐車ができるという。
さらに、新型智己 LS6は、超遠距離高精度レーザーレーダーとNVIDIA Orin Xチップ、Snapdragon 8295チップを搭載した未来の知能キャビンを備えている。また、900Vの高性能プラットフォームや強力なモーターなど、最新の電動技術も搭載している。空間の快適性も追求されており、助手席には121度のゼログラビティシート、後部座席のスペースは50mm拡大され、座り心地を向上させた。
智己汽車は2020年12月に設立され、上海汽車グループ、張江高科、アリババグループが共同で立ち上げた新しいユーザー型自動車テクノロジー企業だ。
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発売する頃には景気後退でどうなる事やら