日産自動車は8月18日、新型「Z」(北米仕様)を世界初公開した。1969年の初代誕生から50年以上の歴史を持ち、これまでに180万台が販売されてきた日産を代表するスポーツカーのZ。7代目となる新型も歴代モデル同様、“手が届くスポーツカー”としてワクワクする走りの実現が目指されている。
スタイリングは、歴代Zをオマージュしたデザインを随所に採用。初代S30型から通じるロングフード・低重心スタンスを基調に、リアコンビネーションランプにはZ32型にヒントを得た形状を採用。他にも四角いテールエンドやテールがフロントフェンダーより若干低くされたプロポーションなど、歴代Zから特徴を受け継いでいる。
>>現行型フェアレディZのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
なお、グレードは「Sport」と「Performance」が用意され、後者にはリアスポイラーが装備される。また、北米向けには黄色いブレーキキャリパーやブロンズのアルミホイール、黄色いアクセント入りの本革シートなどの特別装備を奢った240台の限定車「Proto Spec」が設定されることが発表された。
ボディサイズ(北米仕様)は全長4379mm×全幅1844mm×全高1316mm(インチからの換算値)。ボディカラーは新色のセイランブルーやイカヅチイエローを含む6色が設定され、いずれもルーフはブラックの2トーン仕様となる。
パワーユニットは全モデルに3リッターV6ツインターボ(VR30DDTT)を搭載。最高出力405ps、最大トルク475Nmを発生する。トランスミッションは6速MTと新開発の9速ATが設定される。ドライブモードは日常使いを想定した「スタンダード」と、ポテンシャルを高めた「スポーツ」が選択でき、「スポーツ」ではパワートレインやステアリング、VDCの制御がよりスポーティな味付けとなる。
また日産のFR車として初めて停止状態から最適な加速性能を発揮する「アドバンストローンチコントロールシステム」を搭載する。
このほか走りに関わる部分として注目は、コーナリング性能を向上させつつ、ショックアブソーバーの減衰力を約20%低減したことが挙げられる。これにより突起乗り越し時の衝撃の緩和が図られ、乗り心地の向上が期待できそうだ。なおボディ剛性は従来モデルより向上しているという。
日産が“史上最高のZ”と標榜する新型Z。これまでに積み上げてきたスポーツカーとしての進化が期待でき、走りに大いに期待がかかる。なお今回は北米での発表だが、日本仕様の「フェアレディZ」は今冬発表されることが明らかにされた。
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みんなのコメント
どこに一年もかけてたの?
引っ張っただけ新鮮味なくなっただけで、ホントに商売下手だなぁ。