自動運転システムを開発するテック企業「クルーズ オートメーション」が、自動運転カーに仕立てた電気自動車「ボルト」の自律走行映像を、今年に入ってから幾つか公開しています。クルーズは2016年、アメリカの自動車メーカー、GMが推定10億ドルで買収したことで話題になりました。
編集が見たのは夜のサンフランシスコを徘徊するボルトの最新映像。4車線の大通りからセンターラインのない住宅街の道まで様々なシチュエーションで、右左折や車線変更を繰り返し、信号や一時停止で停車し、横断歩道で歩行者を渡らせ、駐車車両や自転車やアライグマ(笑)をよけて徘徊します。YouTubeの短い説明によれば、自動運転中、予定されていた5回の停車(機能チェックなどでしょうか)を除くと、ドライバーによる介入は無いとのこと。
編集的には、自動運転もうすぐかも! というより、リアルワールドにおける走行環境の複雑&あいまいさについて考えさせられたかもです。直線やカーブや起伏あり、車線や道幅が増えたり減ったり、舗装が荒れたり白線が消えたり擦れたり、工事現場に出くわしたり、歩道や路側帯の段差も気にしなければいけません。道路って地図からイメージする以上に立体的だし、イレギュラーだらけで整理されてないし、不断に変化もするってことなんですね。そしてここに、対向車や周囲のクルマ、駐車車両、歩行者、自転車といった不確定要素が入り乱れます。
動画公開するだけあって、ボルトは危なげなく走行しているように見えますが、ルーフの上に積まれた三次元センサー類の進化を筆頭に、自動運転を支える技術は実に複雑なことになっていそう。実際、業界ではAIのセンシングや判断を裏打ちする重要データとして、ダイナミックマップ(cmオーダーで、常にアップデートされ続ける地図)の整備が急がれています。クルーズ社のサイトでも地図製作技術者の募集があるんですよね。
というわけでGWは未来の自動車技術に思いを馳せつつ、こうしたテック企業が公開している動画をチェックしてみるのも一興であります。(編集T)
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