鳥山明の伝説的コミック『SAND LAND』がサンライズ×神風動画×ANIMAで待望のアニメ映画化

　全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る漫画「DRAGON BALL」をはじめ、一世を風靡した「Dr.スランプ」、さらには大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなど、数々の国民的作品・キャラクターを世に送り出してきた漫画家・鳥山明。そんな鳥山作品の中でも“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画「SAND LAND」が、20年以上の時を経てついに映画化されました。

「SAND LAND」の舞台は、魔物と人間が共存する水を失った摩訶不思議な砂漠の世界。悪魔の王子・ベルゼブブは、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組み、砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す危険な旅に出ますが……。

　原作漫画は2000年に「週刊少年ジャンプ」にて短期集中連載され、国内外で人気を博しました。全1巻で完結する読み切りでありながら「冒険、アクション、ユーモアのバランスが完璧。鳥山明氏の魅力がすべて詰まっている」「鳥山先生の真骨頂である戦車とじいさんと冒険。ストーリーと絵のクオリティを存分に味わえる傑作」など、いまなお熱く語り継がれている伝説の名作です。

　個性的でユーモア溢れる人懐っこいキャラクター、メカニック、そしてストーリーが凝縮された鳥山明ワールド全開の本作をアニメ映画化したのは、サンライズ×神風動画×ANIMAという実力派制作陣。まさに“満を持して”生み出された本作は、鳥山作品ファンならずとも要チェックです。

　さて鳥山明先生といえば、かの“漫画の神様”も舌を巻いたという卓越した画力から生み出される“マシン画”も大きな魅力のひとつ。コミックの扉絵などに描かれたオリジナルバイクはとてもポップかつクールでしたが、そんな鳥山先生の代表作のひとつ「Dr.スランプ」には、＜オートバイこぞう＞なるキャラクターが何度か登場しています。

　オートバイこぞうは“バイクから降りると死んでしまう奇病”にかかっているらしく、飲食も排泄もバイクに乗りながら済ませてしまうという、非常に奇妙なキャラクター設定。ギャグ漫画らしく頭身も低いのですが、鳥山先生の画力のおかげでカッコよさすら感じてしまう、色んな意味で不思議なキャラクターでした。

『SAND LAND』は2023年8月18日（金）より全国東宝系にてロードショーです。

Comments

鳥山明先生のsand land
まさか今映画化と聞いてびっくり
楽しみです

JAFさんがEV救援対象の都市部としてくれた愛知県ですが…

今でも鳥山明先生の描いた『Ｄr.スランプ』の頃と大して変わらぬ原風景が８割方を占めるのはリアルな話。
栄えてるのは鉄道各社が一堂に会する名古屋駅周辺と、名古屋鉄道本線の一部駅周辺のみです。

何なら原風景どころか朝から「んちゃ！」「クークペポー！」とか聞こえてきそうな、リアルペンギン村の飛島村もあります☆
記事をみて懐かしくなってしまった皆さん、鳥山明先生が描いてたペンギン村が見たくなったら、愛知県へ！飛島村へ！
(※鳥山明先生は清須市ですが、ちょっと栄えてしまいました…)