7月7日、日産自動車グループの日産モータースポーツ&カスタマイズは、「キャラバン」をベースにカスタマイズした「AUTECH(オーテック)」を発表した。
専用パーツで魅力アップ!
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6月20日の記事でレポートした通り、キャラバン・オーテックは“プレミアムスポーティ”をコンセプトにしたモデルだ。
エクステリアには、専用デザインのフロントグリル、フロントプロテクター、15インチ・アルミホイール、LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベライザー付)などを装備。インテリアには、ブラックの人工皮革「レザレット」を使った専用シートやブラックのドアトリム、前席エアコン吹き出し口の加飾(ダークシルバー)などが目を引く。
価格は、標準グレードが355万3000~452万3200円。「エクステリア・セレクション」なる、エクステリアのみカスタマイズしたモデル339万200~436万400円。
オプションには、サイドシルプロテクター、リアアンダープロテクター、ルーフスポイラーをセットにした「エアロパッケージ」(17万1600円)や「ワンタッチオートスライドドア」(10万1200円)などを用意する。
オーテックのメリット
キャラバンにオーテックが設定された理由を、開発を担当した島田晃宏さん(オーテック事業所 AUTECH事業部 国内マーケティング部 SVマーケティンググループ)は「これまであったライダーに代わるモデルとして投入しました。とはいえ、ライダーの後継というわけではありません。オーテックはまったく新しいブランドだからです」と、述べた。なお、ライダー終売の理由はオーテック・ブランドを訴求するためだ。
ライダーにしろ、オーテックにしろ、なぜカスタマイズされた完成車を手がけるのだろうか。
「人気が高いからです。と、申しますのも、これまでもベースになるグレードの約5%がライダーでした」
島田さんいわく、日産が完成車としてカスタマイズカーを手がけるメリットとして「専用パーツの保証期間の長さ」を挙げた。
「ベースグレードとなる『プレミアムGX』から45万円ほど高価ですが、バラバラに揃えて装着するよりもお買い得ですよ。希望すればマルチベッドもオプションで装着出来ます」
プレミアムGXが選ばれたのは「上級志向のお客様が多いからです」とのこと。さまざまな装備を求めるのならエアロパッケージは標準でも良かったのでは?
「工事現場や建設現場などで使うお客様のなかには、テールゲートにリアラダーを装着するケースも多く、その場合ルーフスポイラーが干渉する可能性もあるためオプションとしました」
オプション設定のエアロパッケージに含まれるパーツの完成度は高い。が、「補修用には販売しますが、個別のユーザーには販売いたしせん」とのことで、バラ売りはしないという。
新型キャラバン・オーテックの販売目標は、ベースグレードであるプレミアムGXの総販売台数の約5%を目指すそうだ。
完成度の高さと、これまで設定されていたライダーの売れ行きを考えれば、この数字は控えめか!?
文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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みんなのコメント
提灯記事でしょ?
また貧乏な頭の悪い男が興奮してしまいますね