認印として100均で購入した印鑑は使える?
2021年1月より、自動車並びに軽自動車やバイクの登録などの各種届出書類には、基本的には押印不要とする政令が出されています。こういった動きは、市区町村役場での登録が必要となる原付や原付二種などの登録でも同様です。
しかし、一部手続きには押印不要となっているものの、認印が必要なケースがまだまだ多くあるというのが現状。銀行口座を作るのにも印鑑が不要になりつつある世の流れであることから、「印鑑を持っていない」や「作っていない」という人も少なくありません。
では、バイクの各種書類の手続きに間に合わせるために、取り急ぎ100均の印鑑を購入して使用することに、問題は無いのでしょうか。
結論から言うと、100均で販売されている印鑑であっても、バイクの届出書類に必要となる「認印」として使用することは可能です。
そもそも認印とは、市町村役場で「印鑑登録」として届出をしていない、名前が入った印鑑のこと。主に苗字だけが刻印されているものが多く、デザインもシンプルであることがほとんどです。
また認印は、唯一無二でなければならないという規定はないため、100均で販売されている印鑑を認印として使用することは可能です。
百均で販売されている印鑑が使用できるのであれば、「スタンプ式印鑑」でも問題なく各種届出に使用できるのではないかと考える人もいるかもしれません。
しかし実は、スタンプ式印鑑をバイクの各種届出で使用することはNGとされています。その理由は、スタンプ式印鑑の構造にあります。
スタンプ式印鑑は、インクが内蔵されたゴム製の印鑑。内蔵されたインクは、印を押してから時間が経つと劣化をして色が薄くなることがあるため、印を押されたかどうかが確認できなくなる可能性があるからです。
また、スタンプ式印鑑の印部分はゴム製であることから、何度も使用しているうちに変形してしまう恐れがあります。つまり、後で本人確認が必要となった場合、印を押した本人であるかどうかの印鑑照合が適切におこなえなくなるというのが、スタンプ式印鑑がNGである理由として挙げられます。
スタンプ式印鑑には上記のようなデメリットがあることから、バイクの登録手続きなどでは使用できないとされています。
これに対して、100均で販売されている印鑑はプラスチック製や木製であることがほとんど。スタンプ式印鑑に比べて変形しにくいことも、認印として問題なく使用できる理由です。
ただし例外として、100均の印鑑でも手続きが不可能な場合も。それは、「印鑑証明」が必要と言われた場合の手続きです。
印鑑証明とは、役所に登録手続きをした印鑑のこと。字体の種類が豊富で、多くの人がオーダーメイドで作成した印鑑を使用し役所に登録。苗字だけでなく、フルネームで作成している人も少なくありません。そのため印鑑証明は法的効力が非常に高く、本人確認書類としても使用することができる点が、認印との大きな違い。
印鑑証明は住宅の購入などでも必要となることがあり、資産として認められているものの契約をする際は、印鑑証明の提出を求められる場合がほとんどです。
こうしたことから、車検付きバイクの各種届出には、印鑑証明と印鑑証明登録した印鑑が必要になることが多々あるため、印鑑証明と認印の意味の違いをあらかじめ把握しておくことが重要です。
なお、認印と書かれた箇所には100均で購入した印鑑の利用が可能ですが、「実印」と書かれた箇所には、印鑑証明で登録した印鑑を押す必要があるという、見分け方も覚えておくと良いでしょう。
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みんなのコメント
おいおい、さすがにこれは違うだろ。
もっとちゃんと調べてから記事を書くように。