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ポルシェの祭典「ダス・トレフェン」異邦人が経験したタイ北部へのロードトリップ

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ポルシェの祭典「ダス・トレフェン」異邦人が経験したタイ北部へのロードトリップ

「カーブス・マガジン」の最新号特集はタイへの旅

写真家のシュテファン・ボグナーが編集長を務める『カーブス・マガジン(Curves Magazine)』最新号は、タイで行われたポルシェのドライビングイベントを取り上げている。特集はタイの首都バンコクからスタートし、風光明媚なタイ北部のワインディングロードへと向かった。

ポルシェの祭典「ダス・トレフェン」異邦人が経験したタイ北部へのロードトリップ

タイ最大のポルシェ・ミーティング「ダス・トレフェン」

この物語の主人公こそ、タイにおけるポルシェ・ミーティング「ダス・トレフェン(Das Treffen)」を2016年からする、映像監督のシハブトル・ショムサイ(Sihabutr Xoomsai)。彼は『GTポルシェ・タイ』の編集長であり、彼のことを友人たちは親しみを込めて「テン」と呼ぶ。

「集会」を意味するドイツ語の「Das Treffen」は、非常に甘美な響きをもつ言葉だ。飾り気のない短いドイツ語は友人同士の親愛を示しながらも、同時にポルシェのイベントであることを示している。

アジアだけでなくヨーロッパでも話題のイベントに

以前にも紹介したように、ダス・トレフェンは回を増すごとに規模を拡大。その成功は、アジア諸国を飛び越えて今やヨーロッパやアメリカにも響き渡っている。カーブス・マガジンでその様子を伝えようと、ボグナーはバンコク行きのフライトを予約するに至ったのである。

「ダス・トレフェンは自然の力を感じ、そして世界規模の広がりと、地域性を同時に味わうことができるイベントです。あらゆる世代のポルシェが集まり、それぞれが独自の“物語”を持っています。それはポルシェ・ブランドの結束力と、人と人との平等なつながりを示す、友情の祭典と言えるもの。そのコンセプトは『カーブス・マガジン』がもつ信念とまったく同じものです」と、ボグナーは説明した。

首都バンコクの喧騒から風光明媚なタイ北部へ

2019年のダス・トレフェンは、バンコクをスタートし、北部の山岳地帯をめぐるロードトリップが企画された。

「テンは、初めてタイ北部を訪れる私たちにその道のりの素晴らしさを説明してくれました。しかし、自分自身の目で見た実際の光景は、それ以上! 驚きの連続だった数日間を過ごしました。ダス・トレフェンこそ、カーブス・マガジンで取り上げるべきイベントだと痛感しました」

「少し風変わりですが、非常にうまく運営されています。私は南アジアで行われているこの不思議な小宇宙に思い切って飛び込みました。そこで、後戻りのできない、完璧な没入感を味わうことができたのです」

異邦人が経験した不思議な魔法の旅

カーブス・マガジンには、タイ北部の素晴らしいワインディングロード、そして南部のビーチで撮影された鮮やかなオーシャンビューをバックにしたポルシェが掲載されている。この企画が実現したのは、テンをはじめとする、タイのポルシェ・ファンたちの協力があってこそだった。

「彼らは長年の友人のように私たちを迎え入れてくれました。ここにしかない、彼らだからこそ実現できたロードトリップを見せてくれたのです。私たちはある意味“異邦人”でしたが、彼らのおかげで不思議な魔法の旅を満喫することができました」

「この特集のために数週間をタイで過ごし、4700マイルほど走りました。非常にエモーショナルで、驚きに満ちた素晴らしい人々にも出会うことができました。今回、協力してくれたポルシェ・アジア・パシフィックには感謝しかありません。素晴らしいポルシェ タイカン ターボで、タイで最高の経験が味わえたのですから・・・」

「旅を終えて、まだ喉に何か引っかかりを感じています。解き明かされていない、モヤモヤとした感覚が残っているのです。また、ここに戻ってくる、そう確信しています」

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