■ 後席はまるでVIPルーム
ホンダが中国市場で展開するミニバン「オデッセイ」には、特別な4人乗り仕様「エリートエディション」が設定されています。
【画像】超カッコイイ! ホンダ最新型「“4人乗り”高級ミニバン」を画像で見る(48枚)
オデッセイは1994年に初代が登場し、スタイリッシュなデザインとセダンのような走行性能で日本のミニバンブームを牽引した人気モデルです。現行モデルとなる5代目は、一度は生産拠点であった狭山工場の閉鎖に伴い、2021年末に国内での歴史に幕を下ろしましたが、販売店やユーザーからの熱い要望を受け、2023年12月に約2年ぶりの復活を遂げました。
この復活したオデッセイは、4人乗り仕様が生産されている中国の合弁会社「広汽本田汽車」から輸入されています。生産拠点がある中国では、日本未導入の4人乗り仕様「オデッセイ エリートエディション」が存在します。
この4人乗り仕様の最大の特徴は、3列目シートを大胆に撤去し、広大な後席空間を創出した点にあります。前席と後席の間は、19インチの大型テレビが備えられたパーテーションで完全に区切られ、後席乗員のプライバシーが確保された完全なショーファードリブン仕様となっています。
後席には、電動オットマン付きの独立した大型キャプテンシートが2脚鎮座し、足元には専用カーペットが敷かれています。さらに、静粛性を高めるための二重構造防音ガラスも採用されており、まさに「走るVIPルーム」と呼ぶにふさわしい空間が作り上げられています。
エクステリアも標準モデルと比べ、メッキ加飾が施された専用のハニカムグリル(メッシュタイプ)や専用エンブレム、立体的なデザインの17インチアルミホイールが与えられ、特別な存在感を放っています。
この4人乗り仕様の価格は43万9800元、日本円にして約910万円と非常に高価です。標準の7人乗りモデルが現地で約487万円から展開されていることを考えると、その価格は2倍近くに達し、いかに特別な装備が奢られているかがわかります。
日本に再導入された7人乗りオデッセイも、中国生産モデルをベースに改良が加えられています。大型化されたフロントグリルや、2列目4ウェイパワーシートの標準装備化など、高級感を高めていますが、中国仕様とは細かな点で違いが見られます。
例えば、ボディカラーは中国仕様が6色展開であるのに対し、日本仕様は4色展開。インテリアカラーも中国仕様ではブラウンが選択できますが、日本仕様はブラックのみとなっています。
現在、これらの仕様を含め、4人乗り仕様のオデッセイが日本で販売される予定はなく、具体的な導入計画も発表されていません。
しかし、その存在が知られるにつれて、日本のユーザーからはSNSなどに多くの反響が寄せられています。
「外観がスッキリしていて好み」「アルファードはオラオラしてるけど、こういうモデルのほうが好き」といった、ギラギラ感を抑えたデザインへの好意的な意見や、「こんなクルマに乗ってみたい」「中はリッチだなぁ」など、その豪華な内装に魅了される声が上がっています。
また、新型アルファード/ヴェルファイアと比較する声も多く、オデッセイの独自のデザインを評価するユーザーも少なくありません。
今後、日本市場での注目がさらに高まれば、この豪華な4人乗り仕様が日本の道を走る日が来る可能性も、ゼロではないかもしれません。(佐藤 亨)
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みんなのコメント
広さでいったらもっとカクカクした箱車に負けるし、別にオットマンもつけりゃいいだけならそんなに強烈な個性にならないし、最早オデッセイって名前である必要もない
日産もエルグランドやっとこさ動かし出したし、ここいらでホンダも力を入れて欲しいところ
政治家の公用車なんてそれで充分だから