冬本格到来!準備はスタッドレスタイヤだけじゃダメ?
今の時期、寒波に伴う大雪は運転に多くの問題をもたらします。
【画像】冬のドライブは大雪に注意! 車内に用意しておくと便利なグッズを写真で見る(25枚)
クルマが滑って運転が難しくなるほか、窓ガラスの凍結によって視界不良が起きたり、クルマが雪にはまり込んで脱出できなくなるスタックも起こりがちです。
突然の大雪では交通の乱れによる道路閉鎖や渋滞が発生し、何時間も車内で過ごすような事態に遭遇することも決して他人事ではありません。冬のこうしたトラブルに対応するためには事前準備がなにより大切です。
雪道や凍結路の走行は、スタッドレスタイヤなど冬タイヤの装着が大前提です。サマータイヤでは滑ってまっすぐ走れないどころか、発進すらままなりません。
そもそもサマータイヤで雪道や凍結路の走行することは道路交通違反です。違反点数はありませんが、「公安委員会遵守事項違反」として普通車は6000円の反則金が科せられ、事故が起こった際には過失割合でも不利になります。
山道や高速道路を走行する場合は「タイヤチェーン」も必須です。積雪により立ち往生や通行止めが起こりえる場所ではチェーン規制が行われることがあり、その区間ではスタッドレスタイヤを装着していたとしてもチェーンを装着しなければ走行できません。
現在は比較的手軽に装着できる「ワンタッチチェーン」などが販売されているため、それらを選べばジャッキの準備は不要です。また「AutoSock スノーソックス」のような軽量で着脱しやすいチェーン規制対応の布製チェーンでの走行も認められています。
そのほかに車内に常備しておきたいアイテムが、チェーン交換作業時やトラブルに際して必要になる「防寒靴」や「防水手袋」などの防寒具です。
それに加え、スタックに備えて「牽引ロープ」も用意しておきましょう。夜間のチェーン着脱やトラブルにも対応できるように「懐中電灯」も必携です。
以上のアイテムが揃っていれば、おおむね安心と言えるでしょう。しかし、これらはあくまで最低限の装備でしかありません。
プロが教える冬の車内に備えておきたい便利アイテム
場合によっては命にも関わる大雪に対しては、どれだけ準備をしても足りないくらいです。タイヤやチェーンなどのほかに備えておきたいアイテムをプロにたずねてみました。
カー用品店の販売担当者は次のように話します。
「もし、雪が降るような場所へ行くのならば、雪を落とすためのブラシ、またどかすためのスコップがあると便利です。
また、滞在する予定がある場合は雪がフロントガラスなどに積もったり、凍結してしまうので、融雪剤なども搭載しておく方が良いです。
加えて、毛布や予備の上着などもあると緊急時に備えることができます」
電話が使えないような場所でのスタックや、雪による高速道路の立ち往生はロードサービスに頼ることはできないため、事前準備によって対処するしかありません。
カー用品店の販売担当者が話すように「毛布」は体温維持に加え、スタック時にタイヤの下に敷くことで脱出アイテムとしても使えます。加えて、車内で救援などを待つ場合に備えて「飲料水」「非常食」「携帯トイレ」なども備えておくとよいでしょう。
冬は低気温によりスマートフォン等のバッテリー容量も低下しがちです。いざというときでも確実に電話が使えるように「充電ケーブル」および「シガーソケット充電器」も必須アイテムと言えるでしょう。
※ ※ ※
レジャーなどで厳しい寒冷地や豪雪地域へ向かう場合には、道具の準備のほかにクルマへの対策も必要になります。
最低でも「冬用ワイパー」「不凍タイプのウォッシャー液」へ交換し、不測のバッテリー上がりに備えて「ブースターケーブル」も用意しておきたいところです。
なにより、冬のトラブルに際してもっとも大事なものは「燃料」です。緊急時の暖房やスマホなどを充電するための電力を確保するためにも、冬は不測の事態に備えて燃料満タンを心がけるようにしましょう。
電気自動車の場合はバッテリーの残量に細心の注意を払うことはもちろん、内燃機関のクルマ以上に入念な準備が必要です。
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みんなのコメント
ただ、毛布にしてもスノーヘルパ―にしても脱出したあとは取りに
戻らなければならない。
登り坂だと車を止めたら再びスタックして登れなくなる。
スタックした場合の対策は色々あって、凍結路ならば砂を撒くのも
効果的です。雪国だと坂道の途中に砂袋が用意してあるところも有ります。
ただし、これは凍結路や固く締まった圧雪路で有効です。
ザラメ状の雪だと砂は役に立たない。
このような場合は葉っぱを敷いても良いです。
付近に野生の木が生えてたら枝を取ってタイヤの下に敷く方法もあります。
広葉樹の葉でも杉の葉でも効果があります。
枯葉や砂は取りに戻らなくても済むので脱出後が楽です。
私は掃除で集めた枯葉と砂も積んでいます。
実は、意外と鉄チェーンは巻くのが楽です。
タイヤの前に敷いて、車を前進させて乗っけて巻く。
チョロと走って巻き締めするだけです。
ジャッキアップ不要で、慣れたら5分です。
②60km以下で走る。
どうやっても、60kmを超えると後輪が滑ってクルマが回ります。
③軽いクルマは乗らない
当たり前だけど、重たいクルマより軽いクルマの方が滑りやすい。
軽いクルマしか持っていない人は、後部座席やトランクにオモシ(重たいモノ)を積んで下さい。
ポリタンクに水を入れて積んでもOKです。