【高級賃貸ガレージハウス Garesidence】夢のようなラグジュアリー空間

カーライフ [2023.04.08 UP]


【高級賃貸ガレージハウス Garesidence】夢のようなラグジュアリー空間
文●九島辰也　写真●株式会社インフィストデザイン

　先日、千葉県袖ヶ浦でユニークなイベントが行われました。高級ガレージハウスの内覧会なのですが、集まったのはスーパーカーやウルトラハイエンドなクルマたち。二日間、そこはまるでスーパーカーショーの会場のようでした。

　主催したのはインフィストデザイン。これまでにいくつものガレージハウス“INCELL（インセル）”を手がけてきた会社です。以前INCELL木更津 The Luxuryをご紹介したことがあると思いますが、そこと同じです。ジャグジーを有する部屋のあるINCELL木更津 The Luxuryはその名の通りラグジュアリーな空間でした。


Garesidence
　ですが、今回はそのさらに上をいく物件です。名前は、高級賃貸ガレージハウス“Garesidence（ガレジデンス）”。ガレージとレジデンスの造語です。なにがすごいかというと、まずはその広さ。奥行きのあるフラットな敷地には十分なクルマの導線を有しながらわずか６部屋しかありません。それもゆったり2台駐め4部屋、ゆったり3台駐め2部屋となります。なんと贅沢な。どこも「ゆったり」という言葉があることから、それ以上駐められそうです。1950年代の英国やイタリアの2シータースポーツカーなら＋1台可能ですね。バイクだったらもっとたくさん。夢のような空間です。

　イベント当日はそこにベントレー、ランボルギーニ、ポルシェなどが並べられました。インポーターやディーラーの協賛です。なので、スーパーカーやラグジュアリーカーを乗ってきたガレジデンスの招待客は興味津々。どのブランドも試乗可能とあって、ひっきりなしに試乗車が稼働していました。どれも最新のモデルですからクルマ好きにはたまりませんよね。


自動車ジャーナリストの九島辰也氏とフライングスパーハイブリッド
　それはベントレージャパンが用意したクルマを見ればわかります。そこに並んだのはベンテイガハイブリッドとフライングスパーハイブリッド。要するにV6エンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車となります。近未来を見越してこの辺のモデルを一度試乗するのはいい経験です。ハイエンドのハイブリッドカーは一般的なそれとはまた違いますから。

　話をガレジデンスに戻します。ここの特徴は広さを先に挙げましたが、もっとすごいのがデザインです。写真をご覧いただければおわかりいただけると思いますが、まさに高級レジデンスといった趣。低層でモダンかつエレガントです。イタリアの郊外に行くとこんな雰囲気のレストランやワイナリーに併設されたショップがあります。でも日本ではまだまだ珍しい。


Garesidence
　気に入ったのは左右二つに分かれた建屋のセンターに用意されたスペース。居住者であれば誰もが使えるというそこはまさに非日常の空間です。天気の良い日に友人とシャンパンを酌み交わしていたら気分はトスカーナですね。最高に贅沢な時間を過ごせます。しかも真ん中の通路にはクルマが一台通れるスペースがあります。なので、そこに一台ずつ順番に並べ品評会的にクルマ談義に花を咲かせることもできます。まるで撮影スタジオのような空間。自分のクルマを置いたらケータイの待ち受け画面用にパシャ。いやいや写真集でも作りたくなることでしょう。イベント当日もクルマを替えるごとに撮影会になっていました。その心理よくわかります。


Garesidence
　部屋に付随する屋内ガレージの特徴はゆったりしたスペースもそうですが、部屋からクルマを眺められる設計がグッド。ソファにくつろぎながら自分のクルマの美しいフォルムにうっとりしそうです。ガレージハウスならではの楽しみ方にハマれます。また、ガレージには200Vの充電設備がついていたり、床が斜めになっていて水はけが良くなっていたり手が込んでいます。この辺はこれまでガレージハウスを数多く手掛けてきたインフィストデザインの真骨頂でしょう。INCELLで鍛えたノウハウが注入されます。

　といったスペースにスーパーカーやウルトララグジュアリーカーのオーナーたちが集まったのですからみなさん興奮気味。口々に「こんなスペースが欲しかったんだよね」と話が盛り上がります。でも全部で6部屋しかありませんから早い者勝ちですかね。当日も数部屋決まったような。まぁ、そうなりますよね、この作りなら。お見事です。

高級賃貸ガレージハウス“Garesidence（ガレジデンス）”

https://infist-incell.com/list/sodegaura_zen_pav/

Comments

ちょうどガレージをDIYだが作っているところだったので、目に止まる記事だった。ようやく直射日光と雨と湿気、霜・雪から解放される。完成まであと少し。楽しみだ。

こうゆう下品なガレージはマヌケな成金のアホにまかせとけばよい(嘲笑)私のような生まれながらのブルジョアには質素ながらも上品なワビサビの効いたガレージがふさわしい(呵呵大笑)