すべてのランボルギーニをHV化
アウトモビリ・ランボルギーニは2021年5月18日、これからのロードマップを示すプレゼンテーション「Vision for the future of Automobili Lamborghini(アウトモビリ ランボルギーニの未来像)」をオンラインで開催。2024年までに全モデルをハイブリッド化するとともに、2025年以降にフルEVの“第4のランボルギーニ”を投入することを約束した。
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2020年12月1日付けで同社のCEOとして復帰したステファン・ヴィンケルマンが登壇。「Direzione Cor Tauri(コル・タウリを目指して)」と銘打った将来ビジョンについて明らかにした。ちなみに、コル・タウリはラテン語で雄牛の心臓を意味する言葉で、おうし座で最も明るい恒星を中世ヨーロッパではこう呼んでいたという。
2021年内にV12搭載の新型車2台をリリース
“コル・タウリ計画”の3つの柱は、「内燃機関(V12エンジン)搭載のニューモデル追加」、「ハイブリッドへの移行」、そして「初のBEV投入」。
ランボルギーニはこの15年間で販売台数を7倍に拡大。SUV「ウルス」が快進撃を続けているのに加え、初のハイブリッドスーパースポーツ「シアン」も限定生産するなど、新しいモデルを積極的に導入してきた。
シアンはランボルギーニを象徴するV12エンジンにスーパーキャパシタを組み合わせた先進HVだが、ヴィンケルマンCEOは「2021年中に、V12を搭載した2台のニューモデルを発表します」と宣言。そのうちの1台はシアンと同じV12ベースのハイブリッド仕様になると見られる。
2025年以降に初のピュアEVを投入
また、2023年に初の量産HVモデルをローンチするとともに、2024年末までにすべてのプロダクトを電動化することも明らかに。これにより、2025年までに全プロダクトのCO2排出量を半分に減らす計画だ。なお、カーボンファイバー材などを多用する軽量化技術を駆使し、電動化モデルであってもランボルギーニに相応しい重量バランスを実現するという。このハイブリッド化計画にあたり、同社は今後4年間で15億ユーロ(約1996億円)超という前例のないスケールでの投資を行なう。
さらに、2025年以降には初のピュアEVモデルを投入する。これはウルス、ウラカン、アヴェンタドールというラインナップに加わる“第4のランボルギーニ”であり、「セグメントのトップに君臨するプロダクト」を目指して開発が進められるという。
ヴィンケルマンCEOはプレゼンテーション内で、「スーパースポーツブランドであってもサステナビリティ(持続可能性)を重視」しなくてはならないと語り、これからランボルギーニは「第2のステージへ向かう」と明言した。
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