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いま話題の新型SUVスズキ フロンクスがいよいよ情報解禁へ。気になる見どころはココだ!

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いま話題の新型SUVスズキ フロンクスがいよいよ情報解禁へ。気になる見どころはココだ!

車のニュース [2024.07.26 UP]


いま話題の新型SUVスズキ フロンクスがいよいよ情報解禁へ。気になる見どころはココだ!
 2024年7月25日、スズキは新型コンパクトSUV「フロンクス(日本仕様)」の情報を一部公開した。フロンクスは初耳……と思うユーザーが多いかもしれないが、いまホットなコンパクトSUV市場のニューカマーだけあり、巷では大いに注目を集めている。発売は2024年秋とのアナウンスがされたが、それまでに情報を少しずつ出していくようだ。そこで今回は、スズキ フロンクスの現段階でわかっている情報と、ライバルモデルの紹介をしていこう。

【スズキ フロンクス】これは価格次第でヒットの予感!【九島辰也】


スズキ フロンクスってどんなクルマ?
 スズキ フロンクスが世界で初めて公開されたのは、2023年1月。インドの子会社であるマルチ・スズキ・インディア社が、デリー近郊で開催されたオートエキスポ2023で発表したのが初である。インド、中南米、中近東、アフリカ市場向けに投入されたフロンクスが、今回日本市場にも投入されることなったのだ。

 ボディサイズ(インド仕様)は、全長3995mm、全幅1765mm、全高1550mmと、多くのコンパクトSUVとほぼ同じサイズ。パワートレインは、海外市場では1.0Lガソリンターボ(マイルドハイブリッド)と1.2Lガソリンが搭載されているが、日本仕様は1.5Lガソリンエンジンに6速ATが組み合わされている。

 また注目すべきは、洗練されたエクステリアだろう。このクラスにはたくさんのモデルが存在するが、その中でも埋没することのないユニークな存在感をアピールしている。特に注目なのがサイドからリアにかけての造形で、後方に向かってS字型に伸びていくボディラインは、スポーティで若々しさを与えている。

 インテリアは、海外仕様と日本仕様では異なっており、後者の質感は大きくグレードアップされている。ブラックとボルドーを組み合わせた配色に高輝度シルバー塗装加飾を加え、シートにはシルバーステッチを施したレザー調ファブリックを採用。なお、インド市場ではフラッグシップモデルということもあり、後席の快適性にも気を配られている。足もとのスペースにゆとりがあり、大人が座っても快適。またライバルと比べて高い静粛性も売りとなっており、ロングドライブも悠々とこなせる実力を持つ。最小回転半径は4.8mだから、取り回しも楽だ。

 そのほか、デュアルセンサーブレーキサポートII、全車速追従&停止機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援機能(LKA)などの先進安全装備や運転支援技術も惜しみなく投入されている。群雄割拠のコンパクトSUV市場において、フロンクスは競争力のある魅力的なクルマに仕上がっているのだ。


ライバルモデルはこんなクルマ
 それでは、フロンクスのライバルはどんなクルマが想定されるだろうか。今回は以下の3モデルをピックアップして紹介しよう。


(1)トヨタ ヤリスクロス
 コンパクトSUVのトヨタ ヤリスクロスは、フロンクスと競合するモデル。全長4180mm、全幅1765mm、全高1590mmのサイズは、フロンクスよりもわずかに大きい。パワートレインは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2機種から選択可能で、後者はWLTCモードで最大30.8km/Lという驚異的な燃費が自慢だ。TNGA(GA-B)プラットフォームを採用し、洗練された走りと使い勝手は、このクラスのベンチマークといっていい。新車価格は190万7000円からとなっており、コンパクトSUVのなかではやや高めの価格帯。


(2)ダイハツ ロッキー 
 スズキ フロンクスとおそらく価格帯、ボディサイズで最も近くなりそうなのがダイハツ ロッキーだろう。ボディサイズは全長3995mm、全幅1695mm、全高1620mmと、フロンクスにかなり近いサイズ。ただしこちらはフロンクスとは異なり5ナンバー車となり、全高はわずかに高く、旧式の機械式立体駐車場に収まらないケースもある。パワートレインは1.0Lガソリンターボ、1.2Lガソリン、そして発電用1.2Lエンジンを搭載しモーターのみで駆動する「eスマートハイブリッド」も設定されている。電動化モデルの設定は、ロッキーにアドバンテージがある。新車価格は167万7000円から。


(3)ホンダ WR-V
 フロンクスと同じくインド生産のコンパクトSUVといえば、ホンダ WR-V。こちらはホンダ エレベイトという名称でインド市場で販売されており、日本向けは「WR-V」として販売されている。ボディサイズは全長4325mm、全幅1790mm、全高1650mmと、フロンクスよりもひとまわり大きい。そのため後席はワンクラス上のゆとりあるスペースが確保されており、ライバルのなかでも特に快適性が高い。パワートレインは、フロンクスと同じく1.5Lガソリンを搭載し、CVTを組み合わせている。駆動方式は全車FFだが、最低地上高はクラストップレベルの195mmを確保し、オフロード性能も優秀だ。新車価格は209万8800円から。


気になる価格は……?
 現段階では、フロンクスの詳細なスペックシートや価格は未発表。価格帯は、ライバルのダイハツ ライズと同じく、100万円台後半~の可能性が高い。すでにプロトタイプの試乗会がメディア向けに行われており、その完成度の高さを披露してくれた。これが200万円以下で販売されたらコストパフォーマンスは非常に高くなりそうだ。発売は2024年秋。次の情報公開を心待ちにしたい! 

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みんなのコメント

2件
  • sor********
    このクルマ、こうやってデビューするまでの間
    ほとんど情報が無かったでしょ。

    ガチで出るクルマって、ユーザーに事実とは
    異なる情報が流れないように配慮しているの。

    だからヘンテコな予想を立てたり、
    まして全然関係ないコンセプトカーを
    チラ付かせている時点では「出ない」と
    言いきれるの。
  • ******
    ついに日本も、途上国向け廉価品のおこぼれを喜んで買う国になってしまったんだなあ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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