現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スポーティな最新「5人乗りワゴン」がスゴイ! “ちょうどいいサイズ”×500馬力超え「ツインターボ4WD」! 専用装備もり沢山のBMW「M3ツーリング」とは?

ここから本文です

スポーティな最新「5人乗りワゴン」がスゴイ! “ちょうどいいサイズ”×500馬力超え「ツインターボ4WD」! 専用装備もり沢山のBMW「M3ツーリング」とは?

掲載 更新 25
スポーティな最新「5人乗りワゴン」がスゴイ! “ちょうどいいサイズ”×500馬力超え「ツインターボ4WD」! 専用装備もり沢山のBMW「M3ツーリング」とは?

■高性能と実用性を融合したステーションワゴン

 日本ではステーションワゴンの人気はそれほど高くありませんが、広々とした荷室と優れた使い勝手を備えたこのカテゴリは、欧州では非常に支持されています。

【画像】超カッコいい! これが爆速「“5人乗り”ワゴン」です!(30枚以上)

 そこに高出力で高性能なエンジンと、堅牢な制御システムが組み合わされたらどうなるでしょうか。

 2023年1月、BMWから「M3」シリーズ初のステーションワゴン、「BMW M3 Competition M xDrive Touring(エムスリー・コンペティション・エム・エックスドライブ・ツーリング)」が日本市場に導入されました。

 M3は「3シリーズ」をベースに、BMWの高性能部門「BMW M」が手掛けたハイパフォーマンススポーツモデルです。

 1980年代にホモロゲーションモデルとして誕生し、高回転型エンジン、専用チューニングのシャシーとサスペンション、高い剛性と冷却性能を備え、サーキット走行を視野に入れた設計が特徴です。

 Mシリーズには、コンパクトな「M2」、クーペタイプの「M4」、ミドルセダンの「M5」などがありますが、M3は伝統ある看板モデルとして根強い人気を誇ります。

 これまでM3にはステーションワゴンの市販モデルは存在しませんでしたが、2023年1月、日本市場にも「BMW M3 Competition M xDrive Touring」(以下「M3ツーリング」)が導入され、新たな歴史を刻みました。

 ボディサイズは全長4805mm×全幅1905mm×全高1450mm、ホイールベースは2855mm。

 エクステリアは、M3らしいアグレッシブさとワゴンの実用性が融合したデザインが特徴です。

 大型のキドニーグリルは、BMWの最新デザイン言語を反映し、鋭いLEDヘッドライトと相まって迫力あるフロントフェイスを形成しています。

 サイドには、流れるようなルーフラインと筋肉質なフェンダーがワゴンらしさとスポーティさを両立。

 19インチ(フロント)と20インチ(リア)の専用M鍛造ホイールが、力強いスタンスを強調します。

 ボディカラーには、鮮やかな「ブルックリングレー・メタリック」や「ブラック・サファイア」など、Mモデルらしい個性的な選択肢が用意されています。

 インテリアは、3シリーズをベースにしながら、Mモデル専用のスポーティな要素が随所に施されています。

 カーボンファイバー製のトリムや、Mロゴ入りのスポーツステアリングがレーシーな雰囲気を演出。

 メーターには、12.3インチのデジタルコックピットが採用され、走行モードやパフォーマンスデータが視覚的に表示されます。

 センターコンソールには、M専用のシフトレバーと「iDrive」コントローラーが配置され、操作性も優れています。

 M3ツーリングのシートレイアウトは、5人乗りの2列シート構成で、スポーツ性能と実用性を両立しています。

 フロントシートには、Mスポーツシートが標準装備され、メリノレザーの高級感と優れたホールド性が特徴です。

 シートのステッチには、Mカラーのトリコロールが施され、細部までこだわりが感じられます。

 後席は、3人掛けのベンチシートで、広々としたレッグルームとヘッドルームを提供。

 ステーションワゴンらしいゆとりある空間は、ファミリーでの使用や長距離移動にも適しています。

 搭載されるエンジンは、3リッター直列6気筒DOHCツインターボで、最高出力510PS(375kW)、最大トルク650Nmという驚異的なスペックを誇ります。

 この高出力エンジンには、電子油圧制御の8速ATと、Mモデル専用に開発された高性能4WDシステム「M xDrive」が組み合わされています。

 このシステムは、4WD、4WD Sport、2WDの3つの駆動モードを選択でき、路面状況やドライビングスタイルに応じた最適な走行が可能です。

 特筆すべきは、0-100km/h加速が約3.6秒というスーパーカーにも匹敵するパフォーマンス。

 硬質で引き締まった足回りは、M3らしいスポーツ走行の魅力を存分に味わわせてくれます。

 さらに2024年9月には、最高出力を530PSに引き上げた改良版も発表され、さらなる進化を遂げています。

 なお、価格(消費税込)は、1480万円からとなっています。

※ ※ ※

 BMW M3 Competition M xDrive Touringは、サーキット走行も可能なMシリーズのハイパフォーマンスと、ステーションワゴンの実用性を兼ね備えたユニークな一台です。

 日本ではステーションワゴンの人気が高くないため、「超高性能なワゴン」というコンセプトは一見異色に映るかもしれません。

 しかし、スポーティな内外装デザイン、快適で機能的なシートレイアウト、そして圧倒的なパフォーマンスを融合させたこのモデルは、欧州車の多様性と意外性を体現しています。

 サーキットからレジャーまで幅広くカバーするM3ツーリングは、新たなライフスタイルを提案する一台と言えるでしょう。

文:くるまのニュース 大西トタン@dcp
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

日産「セレナ」オーテックモデルもマイチェン! 収納性特化モデルをラインナップ追加
日産「セレナ」オーテックモデルもマイチェン! 収納性特化モデルをラインナップ追加
グーネット
最高出力1360ps!? メルセデスベンツ コンセプトAMG GT XXがモンスターマシンすぎる件
最高出力1360ps!? メルセデスベンツ コンセプトAMG GT XXがモンスターマシンすぎる件
ベストカーWeb
日野、北海道・東北・関東の直営販社5社を台湾の和泰汽車に売却
日野、北海道・東北・関東の直営販社5社を台湾の和泰汽車に売却
日刊自動車新聞
スズキ新型「コンパクトSUV」まもなく発売に反響殺到! 「“87万円オトク”なら購入検討したい」「内装が想像以上に豪華」「四駆だし雪道で強そう」の声も! 装備充実の「eビターラ」最高級モデルに注目!
スズキ新型「コンパクトSUV」まもなく発売に反響殺到! 「“87万円オトク”なら購入検討したい」「内装が想像以上に豪華」「四駆だし雪道で強そう」の声も! 装備充実の「eビターラ」最高級モデルに注目!
くるまのニュース
スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストでオーバーテイクを促進する“P2Pシステム”を将来に向けた検討としてテスト
スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストでオーバーテイクを促進する“P2Pシステム”を将来に向けた検討としてテスト
AUTOSPORT web
シンプルでカッコよく 快適な乗り心地を実現! ヤマハが開発した“電動アシスト自転車”「パスクレイグアリー」ってどんなモデル?
シンプルでカッコよく 快適な乗り心地を実現! ヤマハが開発した“電動アシスト自転車”「パスクレイグアリー」ってどんなモデル?
VAGUE
ロロ・ピアーナのオーバーコート──クラシックな定番アイテムから『GQ』が選ぶベスト・オブ・ベスト
ロロ・ピアーナのオーバーコート──クラシックな定番アイテムから『GQ』が選ぶベスト・オブ・ベスト
GQ JAPAN
やっぱスーパーカー世代のヒーローは「ミウラ」だよね! 半世紀以上前に登場した「黄色いランボ」がオークション登場 どこから見ても美しい“後期型”の価値とは
やっぱスーパーカー世代のヒーローは「ミウラ」だよね! 半世紀以上前に登場した「黄色いランボ」がオークション登場 どこから見ても美しい“後期型”の価値とは
VAGUE
大幅刷新の三菱「新型デリカD:5」正式発表! 斬新「4枚刃」グリルを「卒業」!? 精悍「黒マスク」で超カッコいい! 唯一無二の「SUVミニバン」どう変わったのか
大幅刷新の三菱「新型デリカD:5」正式発表! 斬新「4枚刃」グリルを「卒業」!? 精悍「黒マスク」で超カッコいい! 唯一無二の「SUVミニバン」どう変わったのか
くるまのニュース
驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
レスポンス
日産 パトロールはどれくらいランクルを意識しているのか!? 日本導入を前にズバリ聞いてみた!!
日産 パトロールはどれくらいランクルを意識しているのか!? 日本導入を前にズバリ聞いてみた!!
ベストカーWeb
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア フレームをパウダーコーティングでオールペイント!!
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア フレームをパウダーコーティングでオールペイント!!
バイクのニュース
トヨタの新スーパーカー「GR GT」はなぜ“カーボンモノコック”ではなく“アルミ骨格”を選んだのか? LFAの悔しさが生んだ“新生フラッグシップ”のねらいとは
トヨタの新スーパーカー「GR GT」はなぜ“カーボンモノコック”ではなく“アルミ骨格”を選んだのか? LFAの悔しさが生んだ“新生フラッグシップ”のねらいとは
VAGUE
NISMO渾身のコンセプトモデルにマイナーチェンジの「Z」や北米人気の「ROCK CREEK」のカスタマイズ車両など豪華絢爛! 日産の「東京オートサロン2026」の展示車両から目がはなせない
NISMO渾身のコンセプトモデルにマイナーチェンジの「Z」や北米人気の「ROCK CREEK」のカスタマイズ車両など豪華絢爛! 日産の「東京オートサロン2026」の展示車両から目がはなせない
WEB CARTOP
日産「セレナ」待望のマイナーチェンジ! 魅力アップの「ルキシオン」に注目
日産「セレナ」待望のマイナーチェンジ! 魅力アップの「ルキシオン」に注目
グーネット
日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
レスポンス
老舗のヤナセがついに軽EVを売る! 「ヤナセEVスクエア」がBYDとディーラー契約し2026年夏横浜に店舗をオープン
老舗のヤナセがついに軽EVを売る! 「ヤナセEVスクエア」がBYDとディーラー契約し2026年夏横浜に店舗をオープン
THE EV TIMES
ベスパ誕生80周年を記念した「“新型”スクーター」登場! 市販化最初のモデル「98」に着想を得た特別仕様車に注目! 「Vespa 80th」イタリアで発表
ベスパ誕生80周年を記念した「“新型”スクーター」登場! 市販化最初のモデル「98」に着想を得た特別仕様車に注目! 「Vespa 80th」イタリアで発表
くるまのニュース

みんなのコメント

25件
  • niw********
    この手の記事でまともに写真を見れたためしが無い。
  • ツバメゴン
    横幅1.9メートルのどこがちょうどいいサイズなのか。邪魔でしゃーない。スーパーやホームセンター、コンビニに乗ってくるなよ。駐車場で邪魔。
    あと、1000万超えの500馬力超えって、「スゴイ」っていうけど、そんなに出して凄く無かったら、普通怒られるで。凄くて当たり前。何のありがたみも無い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1480 . 0万円 2098 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1058 . 0万円 1370 . 0万円

中古車を検索
BMW M3 ツーリングの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1480 . 0万円 2098 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1058 . 0万円 1370 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村