軽カーをよりワイルドスタイルにカッコよく表現
突き抜けたカスタム軽トラ、S200P型ダイハツ「ハイゼットジャンボ」乗りで有名な“ヤーシ”さん。この軽トラのカスタム内容はド派手ですが、構造変更申請して公認を取得。とんでもなくイジッたブリスターフェンダーを装着するハイゼットジャンボであっても、「合法車両として乗ること」をポリシーに街乗り仕様として作り込んでいます。
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やりたいカスタムを全部盛り
“ヤーシ”さんのダイハツ「ハイゼットジャンボ」は、ボディカラーはオリジナルで調合したGTブリティッシュグリーンリミテッドにオールペン。外装はオーバーフェンダー装着を大前提に製作している。筆者は過去に何度か彼を取材したことがあるが、その時に「大のブリスターフェンダー好きである」ということを話していた。
過去に取材した車両を振り返ると、スズキDA63T型「キャリイ」をはじめとするマシンすべてがワイドフェンダーを装着していたことを思い出す。どのモデルも大胆なフェンダー形状が特徴だったが、その歴代モデルの中でも、今回紹介するハイゼットジャンボのフェンダーの造形が一番大胆に仕上がっている。また、その他のワンオフ装着パーツも含め、“ヤーシ”さんのやりたいカスタムが徹底的に施されている。
テーマは、軽カーをよりワイルドスタイルにカッコよく表現すること。そのため、一番の主張箇所であるオーバーフェンダーはサイドパネルの巨大なダクトと組み合わせてアピール。アーチに沿って広がりを強調するブリスターオーバーフェンダーを考案してセットしている。一見すべてワンオフボディと思える外装パーツだが、フロントバンパー、リアバンパーはK-BREAK製のエアロパーツをベースに加工して取り付けている。
リアキャビンのバック部分にチームの証をオン
デザインは各セクションにダクトを強調する作り込みでメリハリを付けることでワイド感を強調し、迫力あるスタイルのなかにスピード感あふれるフォルムを生み出す。その姿は、レーシングトラックといってもいいだろう。
リアまわりはスムージング処理によって、キャビンとの一体感を高めるバックパネルをセットしているのが印象的。荷台には巨大なエアロトリムカバーをマウントし、最後部に跳ね上げウイングをセットしているのが面白い。
リアキャビンのバック部分はFRPで専用パネルを製作し、そこに“ヤーシ”さんのチームである「KING FAMILY」のステッカーを貼っているのもポイント。じつはこのチームはメンバー皆ハイレベルなカスタム軽トラに乗っていることで有名。そして、公認仕様として大人のカスタムを楽しむチームであることも知られている。
内装はオレンジ一色で統一
カスタム内容はオーバーフェンダーのほかにもヘッドライト、テールランプ、バックフォグといったパーツも中身を含めて大幅に変更し、ハイゼットジャンボの面影は純正形状のフロントヘッドライトのみ。テールランプは別の車種から流用し、加工して取り付けている。
ボディ全体はプレスラインを強調しながらも一部にスムージング処理を施し、エアロパーツの一体感を高めていた“ヤーシ”さんのハイゼットジャンボ。内装は彼の大好きなオレンジ色に統一し、これ以上はイジるところがないくらいのカスタムを施す。
オーディオも含め、徹底的にやり尽くしているため、この状態で今は大満足。これ以上は今のところやりたいことはないとのことだった。まさに、このクルマはカスタム軽トラ愛好家の集大成ともいえる出来栄えである。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)
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みんなのコメント
最低地上高とかってきまっていたとおもいます。
まさか車検前に車高とタイヤ交換しているなんてことないですよね
それ以前にダサすぎてオーナーはなんかの罰ゲームをうけているのかな