現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > BMWがPHEVモデルと走行性能を高めた2つのMモデルをラインアップした新型SAV「X5」を発表

ここから本文です

BMWがPHEVモデルと走行性能を高めた2つのMモデルをラインアップした新型SAV「X5」を発表

掲載 7
BMWがPHEVモデルと走行性能を高めた2つのMモデルをラインアップした新型SAV「X5」を発表

ビー・エム・ダブリューは、プレミアム・ミドル・セグメントにおける唯一のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「X5(エックスファイブ)」の新型モデル(一部改良)の販売を開始。納車は、本年7月からを予定している。

X5 xDrive50e

電動化に向けての備えは万全!スーパーカーブランド、マクラーレンの成長戦略

X5は、優れたオフロード性能と、路面での高いパフォーマンスを融合した「スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)」の先駆的モデルとして、1999年に初代モデルが誕生。

今回発表の新型X5は、2019年に登場の第4世代モデルをベースに、特に、エクステリアおよびインテリア・デザインを、よりモダンなデザインとし、BMWらしい走行性へのこだわりと、高い実用性を兼ね備えたモデルとなる。

X5 xDrive50e

この新型X5のラインアップには、プラグイン・ハイブリッド・モデル「X5 xDrive50e(エックスドライブゴーマルイー)」と、BMW M社が開発する2つの高性能マシンMモデルをラインアップ。

ひとつはサーキットでの本格的な走行を可能とすべく開発されたMハイ・パフォーマンス・モデルとなる「X5 M Competition(エム・コンペティション)」、もうひとつはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルとなる「X5 M60i xDrive(エムロクマルアイ・エックスドライブ)」である。

X5 M Competition

X5 M Competition

新型X5は、日本においては、BMW社が初めて国土交通省からの認可を取得した、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」の搭載等、最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも有し、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能となっている。

さらにApple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性が大幅に高められたモデルとなる。

また、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能であり、さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能となっている。

スポーティさを強調したデザイン

X5 xDrive50e

新型X5のエクステリア・デザインは、BMWのラグジュアリー・モデルに相応しい圧倒的な存在感、ダイナミズム、威風堂々たる佇まいに加え、スポーティさを強調している。

X5 xDrive50e

フロント・デザインの象徴のひとつであるヘッドライトは、BMWモデルとして初めて採用となる矢印型デイ・ライト機能を有したLEDヘッドライトを採用。

フロント・バンパーは大型化し、プラグイン・ハイブリッド・モデルにおいては、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック・グロー・キドニー・グリルとする事で、夜間における存在感を増している。

X5 xDrive50e

リア・デザインは、横方向に伸びるスリムかつ大胆にデザインされたX字型LEDコンビネーション・ライトにより、力強さとXモデルであることを表現している。

X5 xDrive50eのインテリア

X5 xDrive50eのインテリア

X5 xDrive50eのインテリア

インテリアにおいては、12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロール・ディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブド・ディスプレイの採用により、優れた視認性と高い操作性を実現し、BMW特有のiDriveコントローラー回りをすっきりとさせる事で、運転席まわりの空間を広くし、モダンな印象を与えている。

パワー・トレイン

X5 xDrive50eは、最高出力313PS(230kW)/5,000rpm、最大トルク450Nm/1,750-4,700rpmを発揮する3.0L直列6気筒ガソリン・エンジンと、最高出力197PS(145kW)、最大トルク280Nmを発揮するモーターを搭載し、システム・トータルで最高出力489PS(360kW)*、最大トルク700Nm*を達成している。

電気モーターのみでは、最高速度140km/h*まで走行可能で、一充電あたりの航続距離は約100km*を実現し、容量29.5kWhのリチウム・イオン・バッテリーを搭載している。

高効率ガソリン・エンジンを搭載するMパフォーマンス・モデルのX5 M60i xDriveは、4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速ステップトロニック・スポーツ・トランスミッション、さらには、48Vマイルド・ハイブリッド・システムが組み合わされ、システム・トータル最高出力530PS(390kW)*、最大トルク750Nm*を発揮。

そしてMハイ・パフォーマンス・モデルのX5 M Competitionは、4.4L V型8気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速Mステップトロニック・トランスミッション、さらには、48Vマイルド・ハイブリッド・システムが組み合わされ、システム・トータル最高出力625PS(460kW)*、システム・トータル最大トルク750Nm*を発揮する。

*: ヨーロッパ仕様値

ドライビング・ダイナミクス

X5 xDrive50e

ダイナミックな走行性能、あらゆる運転状況における抜群の安定性、高精度なハンドリング性能、優れた乗り心地、世界最高のドライビング・ダイナミクスの実現を目指し、新型X5には、様々な最先端シャシー・テクノロジーを採用している。

X5 xDrive50eおよびX5 M60i xDriveには「オートマチック・セルフレベリング・コントロール付きアダプティブ2アクスル・エア・サスペンション」が標準装備となる。

X5 Mには「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」が装備され、それぞれのモデルの特性に応じた、快適で安全なハンドリングを実現。

また、X5 M60i xDriveには、卓越性とハンドリング快適性を高める電動パワー・ステアリング「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」を標準装備とすることで、まったく新しい次元の走行快適性と長距離ドライブの快適性を実現している。

X5 M Competition

さらに、X5 M Competitionに、電子制御ダンパーとアクティブ・ロール・スタビライザーを備えたアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルを採用する事で、長距離走行において優れた快適性を実現するComfort(コンフォート)モード、スポーツ走行に適合するボディ剛性を高めるSport(スポーツ)、さらに、ダイナミックな走行を可能にする、Sport Plus(スポーツ・プラス)モードの3種類のモードをMセットアップ・メニューから選択可能。

加えて、X5 M Competitionに、アクティブ・ロール・コンフォートを備えた直進走行時の快適性向上に寄与するアクティブ・ロール・スタビライザー、Mスポーツ・ブレーキ、優れたトラクション性能を実現するMモデル専用4輪駆動システムM xDrive(エム・エックスドライブ)、リア・アクスルにはアクティブMディファレンシャル等を採用する事で、あらゆる状況において、Mハイ・パフォーマンス・モデルに相応しい、優れた駆けぬける歓びを実現させている。

【メーカー希望小売価格】

X5 xDrive50e M Sport 12,600,000円(税込)
X5 M60i xDrive 15,200,000円(税込)
X5 M Competition 19,720,000円(税込)

※右ハンドル、AT仕様

【主要諸元】

■X5 xDrive50e
サイズ:全長4,930mm、全幅2,005mm、全高1,755mm
ホイールベース:2,975mm
車両重量:2,500kg
車両総重量:2,775kg
排気量:2,997cc
エンジン:直列6気筒ガソリン
最高出力:313PS(230kW)/5,000rpm
最大トルク:450Nm/1,750-4,700rpm
リチウムイオン・バッテリー容量:29.5kWh
電気モーター出力:197PS(145kW)
電気モーター・トルク:280Nm
システム・トータル最高出力:489PS(360kW)
システム・トータル最大トルク:700Nm

■X5 M60i xDrive
サイズ:全長4,930mm、全幅2,005mm、全高1,765mm
ホイールベース:2,975mm
車両重量:2,390kg
車両総重量:2,665kg
排気量:4,394cc
エンジン:V型8気筒ガソリン
最高出力:530PS(390kW)/5,500rpm
最大トルク:750Nm/1,800-4,600rpm
電気モーター出力:12PS(9kW)
電気モーター・トルク:200Nm
システム・トータル最高出力:530PS(390kW)
システム・トータル最大トルク:750Nm

■X5 M Competition
サイズ:全長4,940mm、全幅2,015mm、全高1,750mm
ホイールベース:2,970mm
車両重量:2,340kg
車両総重量:2,615kg
排気量:4,394cc
エンジン:V型8気筒ガソリン
最高出力:625PS(460kW)/5,500rpm
最大トルク:750Nm/1,800-4,600rpm
電気モーター出力:12PS(9kW)
電気モーター・トルク:200Nm
システム・トータル最高出力:625PS(460kW)
システム・トータル最大トルク:750Nm

関連情報:https://www.bmw.co.jp/

構成/土屋嘉久

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
くるまのニュース
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
バイクブロス
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
バイクのニュース
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
くるまのニュース
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ベストカーWeb
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
Auto Messe Web
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
Webモーターマガジン
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
くるくら
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
くるまのニュース
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
OPENERS
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
くるまのニュース
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
Merkmal
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
ベストカーWeb
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
WEB CARTOP
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
AUTOSPORT web
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
レスポンス
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
乗りものニュース
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
ベストカーWeb

みんなのコメント

7件
  • こんな超高級車のPHEVではなく、3シリーズや5シリーズのツーリングのPHEVを日本にも導入してもらいたい!
  • 相変わらず豚鼻がださい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1290.01534.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

46.01358.0万円

中古車を検索
X5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1290.01534.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

46.01358.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村