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「家族の愛車も社用車も全てEV!?」時代を先取りするオール電化の変態的ファミリー登場

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「家族の愛車も社用車も全てEV!?」時代を先取りするオール電化の変態的ファミリー登場

一足お先にオール電化を実現した埼玉の企業でEVの魅力と可能性を探る!

家族の足も全て電気自動車!

「家族の愛車も社用車も全てEV!?」時代を先取りするオール電化の変態的ファミリー登場

深刻化する地球温暖化への対策として、今後確実に進んでいくことになる自動車のEV化。世界各国の状況を見てみると、2025年のノールウェーを皮切りに2030年までにヨーロッパのほとんどの国で、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド車も含めて化石燃料を利用する自動車の新車販売を禁止。2035年にはアメリカのカリフォルニア州や中国でも、ガソリン車廃止が発表された。日本では今のところ同様の動きはないが、いずれ同様の流れになるのは必然だろう。

というわけでクルマ好きにとって気になるのが、未来のカーライフはどうなるか? そんな中、日本でも一足先に一家のクルマのオール電化を達成した家族がいると聞いて、WEB OPTIONは取材に向かった!

埼玉県本庄市で“児玉清掃”という会社を経営している、田島啓巨さんがそのターゲット。顧問であるお父さんのクルマとして中古のテスラを購入したのをきっかけにEVの良さを知り、以降、買い替えのタイミングで家族のクルマを順次EVへスイッチ。今や、会社の営業車までの全てをEV化したというのだから恐れ入る。

早速、社前にEVを並べてもらうとちょっとした展示会状態。その中から気になるマシンをピックアップしてご紹介だ。まずは顧問の敏包さんの愛車である、テスラモデルS100D。

世界最高峰のパフォーマンスと安全性、高効率を追求したテスラのフラッグシップセダンだ。「ボルボやベンツ、ポルシェにも乗りましたが、スポーツ性も快適性もテスラが一番ですね」とのこと。

トランクや内装でカバーされたパワーユニットは、前後にモーターを搭載するデュアルモーターAWD。足回りは自在に車高を調整できるエアサスペンションを採用。シリーズには0-100km/h加速2.5秒、最高速261km/hを誇るスポーツモデルもあるが、こちらは650kmを越える航続距離を誇るロングディスタンスモデルだ。

ボディには8台のカメラと12個の超音波センサーを装備して、完全な自動運転をアシスト。最先端のシステムを搭載しているのだ。

ホワイトレザーの上質なインテリアは、大人5人でも快適な移動が可能だ。ナビやオーディオ、空調などのコントロールは全てダッシュボードの17インチモニターに集約。インターネットを通じて車両制御システムのアップデートも行われる。

5ドアハッチバックのテスラモデル3は、会長の瑣智子さんと社長の啓巨さんの愛車だ。ガンメタのスタンダードレンジはリヤ駆動、レッドのパフォーマンスは2モーターのAWD仕様で0-100km/h加速3.4秒を誇る。

先進のオートパイロット性能や質感の高いインテリア、大型タッチパネル式モニターによる各種コントロールは上位モデルと同様。専用アプリにより、駐車のリモート操作なども可能となっている。

社をあげてのEV推進の一環として、児玉清掃では本社敷地内と最寄りの八高線児玉駅前に充電ステーションを整備している。充電器は大きく分けて普通充電器と急速充電器の2タイプがある。

充電するためにはクレジット会社やEVメーカの課金カードを利用するが、EVの普及とともに料金は変化していきているようだ。例えば日産のZESP2(受付終了)では月額2000円で使い放題だったが、現在のZESP3では月額4000円(急速充電10回)からへと変更。テスラでも独自のカードを提供していて、月額約5000円で急速充電器が利用できるとのことだ。

ちなみに田島啓巨社長は、学生時代にラリーなどにも参戦していたという根っからの走り好き。現在も愛車のテスラモデル3や社有車のリーフで、社員とともにサーキット走行やジムカーナを楽しんでいるそうだ。

「リーフはニスモからコンピュータや車高調なども用意されています。EVのスポーツ走行はバッテリーの温度上昇により、筑波サーキットだと10分が限界ですね(笑)」とのこと。まだまだ課題はあるものの、EVはスポーツ面でも十分に期待できるものと言えるだろう。

PHOTO&TEXT:川崎英俊

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