2024年1月31日、BMWミニは、新型ミニエースマンの砂漠でのテスト走行写真を公開するとともに、開発が順調であることを明らかにした。さてこのエースマンという耳慣れない車名だが、どういうクルマなのだろうか? そして今ミニの発表スケジュールはどうなっているかについても紹介しておこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/BMWミニ
なにぃウルトラマンエース? 第2のクロスオーバーSUV「ミニエースマン」まもなく登場! ミニの今後はどうなるの?
■エースマンって何?
砂漠をテスト走行中の新型ミニエースマン
ミニのクロスオーバーといえば、2023年11月21日に3代目が日本で発表され予約受注が開始している(デリバーは2024年2月以降)、ミニカントリーマンがある。これまで商標の関係で、日本では車名がミニクロスオーバーになっていたが、今回から世界共通のミニカントリーマンに改められた。
そのミニカントリーマンに加えて、新たなミニのクロスオーバーモデル、Aceman(エースマン)が、砂漠で極度の高温下でテスト走行が続けられ、数カ月以内に登場する、とBMWミニの公式サイトが明らかにした。
さて、このエースマンとはどういうモデルなのか?
ミニエースマンは、コンセプトモデルが2022年7月に発表されており、日本でも公開されている。
2022年7月に発表されたミニエースマンのコンセプトモデル
クロスオーバーモデル初のEVモデルで、ミニブランドの新しいデザイン言語「カリスマティック・シンプリシティ」のもと、新しいデジタルインテリア、レザーやクロームのエレメントをまったく使用しない素材を利用するなど、新しいミニの幕開けを告げるモデルとしている。
ミニエースマンの覆面テスト走行車
砂漠を走るミニエースマンの覆面テスト車ではその姿はわかりにくいが、コンセプトモデルのデザインを見るとおおよその見当がつく。
エクステリアは、これまでの世代のモデルで一般的だったエッジ周りのクロームトリムを完全になくし、力強いシルエットのホイールアーチをはじめ、大径ホイール、ルーフラック、アンダーライドプロテクションとしてデザインされたフロントとリアのバランスパネルなどを装備し、都会的なイメージとオフロード性を融合させたデザインとしている。
ミニエースマンのコンセプトモデル
■エースマンのボディサイズはヤリスクロスより小さい
こちらは発表済みのミニカントリーマン。ボディサイズは全長4445×全幅1845×全高1660mm。日本では2023年11から予約受注が開始され、2024年2月からデリバリーが始まる
発表されたクロスオーバーモデル、新型ミニカントリーマンのボディサイズは全長4445×全幅1845×全高1660mmだが、ミニエースマンは全長4055×全幅1754×1495mmと、カントリーマンに比べふた回りほど小さい。
ちなみにヤリスクロスは全長4180×全幅1765×全幅1580mmだから、ミニエースマンはヤリスクロスと比べ、全長が125mm短く、全幅が11mm狭く、85mm低い。大きくなりすぎた感のある新型カントリーマンに比べ、日本市場には適しているだろう。
パワートレインはミニカントリーマンが1.5L、直3ターボ、1.5L、直4ディーゼルターボ、2L、直4ガソリンターボ、317psの2L、直4ターボのラインナップだが、エースマンはBEVモデル1本となる。
エースマンに搭載されるモーターは、54.2KWhのバッテリーを搭載するということしか現段階では明らかにされていないが、おそらくミニ3ドアと同じパワートレインが搭載されるだろう。
ミニ3ドアBEVの場合、クーパーEが186ps/290Nm、ハイパフォーマンス仕様のクーパーSEが221ps/330Nm、電力量はクーパーEが40.7kWh、クーパーSEが54.2kWh、WLTPの航続距離はクーパーEが305km、クーパーSEが402km。
■ミニファミリーは今どうなっている?
新型ミニ3ドア
BMWミニは、ミニブランドを2030年までにBEVブランドにする考えを表明している。そこで最後に2024年現在のミニの新型モデルは今後どうなるのか、まとめてみた。
すでにミニ3ドア、ミニカントリーマンは発表済みで、今後はミニエースマン、ミニ5ドア、ミニ5ドア、ミニコンバーチブルと、2024年内には新世代ミニが出揃うだろう。
ミニカントリーマン クーパーSEジョンクーパーワークストリム
●2023年ミニ3ドア→BEVのクーパーE、クーパーSE、クーパーSEジョンクーパーワークストリム発表済み。2024年夏日本発売予定
●ミニ5ドア=2024年後半発表予定
●ミニコンバーチブル=2024年末発表予定
●ミニクラブマン=世界的に販売低迷のため2023年10月廃止
●ミニカントリーマン=2023年日本予約受注開始、2024年2月以降デリバリー
●ミニエースマン=2024年夏発表、2025年初頭発売予定
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
高速道路を「トラック横並び完全封鎖」で渋滞…むかつく風景が日常茶飯事な「意外な理由」とは? 逆に嫌がらせしたら「免許返納」レベル! 思わぬ「うっかり交通違反」にも注意
日産復活のカギはやっぱり[新型マーチ]!? ヤリスやフィットを超えるコンパクトカー誕生なるか!? 2025年度に発売確定!
インテグラなのにおっさんセダン! マークXなのにFF!! 名前は「名車」中身は「迷車」なクルマ4選
発表5日で受注停止! 瞬時に5万台のバックオーダーを抱えたスズキ新型「ジムニーノマド」はいつ買える? じつは“意外や早く受注再開”されるかもしれない その理由とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?