「V型12気筒と並ぶ、理想のエンジン形式」並列6気筒はなぜバイクで主流とならなかったのか

4輪ではおなじみの「直6」だが……

バランサーを用いることなく、１次・２次振動と偶力振動を完全に打ち消すことができる直列・並列６気筒は、４輪の世界では昔からV型12気筒と並んで、４サイクルエンジンの理想形と言われている。もっとも近年では、小型軽量化やクラッシャブルゾーンの確保などを考慮した結果、６気筒の主力はV型になっているのだが、歴史を振り返れば数多くの車両が、シリンダー＋ピストンが一直線上にズラリと並ぶ６気筒を採用していたのだ。

Comments

4気筒で十分な性能が得られるのだから６気筒は必要ないな。デカくて重いエンジンを載せてメリットを享受できるのはツアラーだけだろう。ツアラーなら６気筒のスムーズさはメリットになる。今も生き残っているのはBMWK1600シリーズとGL1800だけだからな。
CBXとZ1300は乗ったことがあるがウルトラスムーズってこと以外は４気筒で十分だと思った。

>普及しなかった理由は、「サイズと重量」と言われているものの、筆者はそれ以外にも二つの理由があるのではないか……と、考えている。(略)その理由を記してみたい

で、結局その「それ以外」の「二つの理由」はなんなのさ？