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グッドイヤー、米国バロウ社と共同でEVのメンテナンス予測サービスの実験を開始

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グッドイヤー、米国バロウ社と共同でEVのメンテナンス予測サービスの実験を開始

フリート向け車両のタイヤ交換時期を予測

グッドイヤーは、カリフォルニア州ウエストハリウッドに本拠を置く、電気自動車専門の短期リース(サブスクリプションサービス)会社、バロウ(Borrow)社と共同でフリート(リース&レンタカー)サービスに関する実証実験を開始する。

グッドイヤー、米国バロウ社と共同でEVのメンテナンス予測サービスの実験を開始

今回の実証実験でグッドイヤーは、フリート向けコネクテッドカーに独自のタイヤメンテナンス予測サービスを導入し、タイヤの修理と交換時期を予測する。グッドイヤーのタイヤに関する専門知識を活用したクラウドベースのプラットフォームでは、車両データと独自のアルゴリズムによってタイヤの修理および交換時期を予測し、自動的にメンテナンスのスケジュール設定を行うという。

今後、バロウ社との共同研究により、サンフランシスコにあるグッドイヤーのイノベーションラボでは、最新のモビリティを短期リースで提供しているフリート会社へのサービスを通し、関連分野の様々なテストを実施する。

タイヤ提供だけでなく、車両の整備なども担当

グッドイヤーのチーフテクノロジーオフィサーを務めるクリス・ヘルセルは、今回の実験について次のように説明した。

「グッドイヤーはフリート需要と電気自動車に重点を置き、モビリティの未来を捉えています。今回のバロウ社との共同研究では、消費者向けフリート需要に関わるデジタルサービスの継続的な実験が可能になります。今後、グッドイヤーがこの分野をリードする一助となるでしょう」

グッドイヤーはバロウ社に対し、フリート向けのタイヤを提供するだけでなく、同社の稼働率や顧客経験を最大化することにも注目している。バロウ社の車両は、現在グッドイヤーが所有するモバイルバン車両により整備を受けているが、今後の実験の進行に合わせ、グッドイヤー提携のディーラーネットワークや直営店での整備も可能になる。

バロウ社は2019年末までに750台のEVを導入

現在、バロウ社は80以上の企業顧客を抱えており、2019年末までに750台の車両を導入する計画だ。今後、グッドイヤーと協力し、フリート車両の効率的運用と、顧客にとって簡単で手間のかからない顧客体験を提供することを目指すという。

バロウ社の創設者であり、CEOも務めるロドリゴ・デ・グズマンは、グッドイヤーとの提携に喜びを隠さない。

「私たちは電気自動車の変革と言われるこの時代に、自動車の新しい所有方法を開拓し、お客様に提供できることを大変うれしく思っています。輸送の世界が急速に進化している中で、お客様にとって有益になる、変化へのチャレンジにグッドイヤーとともに挑めることは喜ばしいことです」

グッドイヤーとバロウ社との新たな取り組みは、既に実施中の電気自動車シェアーサービスを提供しているエンボイ社との実験や、テスラ製電気自動車を使用した都市間モビリティサービスの成果に基づくもの。サンフランシスコにあるグッドイヤーのイノベーションラボによって開発されている。

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