この記事をまとめると
■「トラック」には「ピックアップトラック」以外にふたつの種類が存在している
軽トラなのにオシャレさを追求……って魂動デザインの起源か! マツダB360は情熱と魂の結晶だった
■軽トラを含め、多くの国産トラックは「キャブオーバー型トラック」に分類される
■海外では「ボンネット型トラック」が主流だが、かつては日本でも多く使われていた
「トラック」は想像以上に種類が多い
荷物を積むために、ボディ後方にむき出しの荷台を備えるクルマを「トラック」と呼んでいるが、一口にトラックといってもさまざまなスタイルが存在している。
たとえば、先日より国内販売が始まった三菱トライトンは、荷台をもちつつ、非常にスタイリッシュなボディをもっているが、このようにキャビン(乗員スペース)と荷台が一体になっているタイプは「ピックアップトラック」と分類される。
キャビンの形状にも独特の分類がある。日本向けトライトンの場合は、2列キャビンで前後にドアをもつためダブルキャブと呼ばれる。同じようにボンネットをもつピックアップ型であっても、1列だけのキャビンの場合はシングルキャブと呼ばれる。さらにドアは左右2枚だが、後席を持つ場合はエクストラキャブやキングキャブといった呼称で区別される。
一方、キャリイやハイゼットなどの軽トラックからいすゞギガなどの大型トラックまで、日本で使われている働くクルマであるトラックの多くは、ボンネットをもたずフロントタイヤの上に運転席があるボディ形状がほとんどだ。こうしたタイプはキャブオーバー型と呼ばれている。
乗降性には不利なキャブオーバーだが、視点が高いことはとくに大きなトラックにおいては有利なポイント。また、軽トラックなどボディサイズ(全長)が制限されるカテゴリーにおいては、荷台スペースを最大限に取れるというメリットもある。そのためキャブオーバー型が主流となっている。
アメリカのトラックなどは大型タイプであってもキャビンの前方が伸びたボンネット型を採用していることが多い。じつは日本でも昭和40年代まではボンネット型が多かったが、スペース効率的には不利なため、キャブオーバーにシフトしていったという経緯がある。
ピックアップトラックも広義のボンネットトラックに含まれるという見方もあるが、世界的にはパーソナルユースで乗用車的に使えるように考慮したモデルについて、「ピックアップトラック」と呼んで区別していると理解しておけばいいだろう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタが新型「カムリ」発表! 精悍“サメ顔”が超カッコイイ「フォーマルセダン」日本導入は? 米で発表もなぜ日本では「ない」のか
車に表示される「亀マーク」の“意味”に「分からなかった…」 の声も! 謎の「青いイカ」に「コーヒー」も!? 多すぎるメーターの「警告灯」何を示す?
トヨタが「パンダトレノ」復活!? 伝説の「AE86」完全再現した“特別モデル”が凄い! 最新「ハチロク」日米で登場した姿とは
最近の軽自動車は高すぎ……ヤリスは150万円で買える! 最廉価グレードがおすすめできるコンパクトカーはどれ!?
まさかの「4列“10人乗り”SUV」!? 90馬力エンジン×MT設定のみ! アンダー270万円の「“既視感ありまくり”SUV」…斬新すぎインド車に反響も
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
日本のショップ「RWB」が手掛けたポルシェ「911」の世界的な評価は? 予想より低い約1800万円でした
斬新デザインの[新型エクストレイル]爆誕!? ヘッドライトどこなの!? 日産本気のコンセプトカー4台イッキ見【北京ショー】
ズルい? ズルくない? 先頭で合流する「ファスナー合流」 “賛否両論”も実はNEXCO推奨!? 「渋滞解消」への画期的な合流方法とは
車に表示される「亀マーク」の“意味”に「分からなかった…」 の声も! 謎の「青いイカ」に「コーヒー」も!? 多すぎるメーターの「警告灯」何を示す?
みんなのコメント
キャビンの座席に配置やドアの数でシングルキャブやダブルキャブに分けられる。
キャブオーバー型のダブルキャブダンプトラックもある。
そもそも、ピックアップトラックはサニトラのようにキャビンと荷台がつながっている物をさしていた。トライトンのようなキャビンと荷台が分かれているトラックはピックアップトラックではないとも言える。