■内外装のカラーは中国仕様のほうが豊富!?
ホンダは高級ミニバン「オデッセイ」を国内で復活させ、2023年12月8日に発売します。
初代オデッセイは1994年にデビュー。セダンのような走行性能や快適性能、背の低いスタイリッシュなデザインを採用したことで人気を獲得し、ミニバンブームの火付け役となりました。
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2013年に登場した最新の5代目は、車高を高めてスライドドアを備えたミニバンへと変更。
その後、2度のマイナーチェンジをおこなって各部がアップデートされましたが、製造を担当していた狭山工場の閉鎖にともない、2021年12月末に生産が終了しています。
そうしたなか、ホンダは2023年4月にオデッセイの国内再投入を発表し、10月から先行受注もおこなわれ、いよいよ発売されることとなりました。
新たなオデッセイは、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」が中国で継続生産しているモデルを輸入し、国内で販売されるホンダ車として初の中国生産車となります。
日本で復活を遂げた新オデッセイですが、中国仕様との違いはあるのでしょうか。
新オデッセイの国内再導入にあたり、改良も実施されました。
エクステリアは、フロントグリルの開口部上段を拡大し、水平基調の5本バーに突起状のデザインを組み合わせてワイド感と高級感を高めています。
インテリアは、2列目に4ウェイパワーシートを標準装備。オットマンやリクライニング動作を電動化することで、きめ細かい調節が可能となっています。
さらに、2列目シートヒーターや折りたたみ式センターテーブル、2列目専用の急速充電付きUSBチャージャーも装備されるなど、快適性の向上が図られました。
日本仕様と中国仕様で内外装のデザインで違いはないのですが、機能や装備で異なるところがあります。
まず、中国仕様に搭載される「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」ですが、2020年11月のマイナーチェンジ時に日本仕様にも搭載されたものの、再導入を機に非搭載となりました。
これは、ドアノブにふれることなく、流れる光に手をかざすことでパワースライドドアの開閉が可能となる機能。光の演出とジェスチャー操作による新たな体験ができるとあって、おもてなしを重視する中国では人気の装備だといいます。
また、内外装のカラーは日本仕様と中国仕様で違いが見られます。
ボディカラーは、「プラチナホワイト・パール」「プレミアムヴィーナスブラック・パール」「メテオロイドグレー・メタリック」の3色は共通して設定されますが、日本仕様では「フォーマルブラック」を含めて4色を設定しました。
それに対し、中国仕様はホワイトをもう1色と、「ストリーミングマジックパープル」「オーロラブルー」を設定し、全6色展開としています。
インテリアカラーは日本仕様がブラックのみとなるのに対し、中国仕様ではブラックとブラウンが選べます。
さらなる違いとして、日本仕様は3列シート7人乗りのみですが、中国仕様には「エリートエディション」という2列シート4人乗りの豪華なモデルが存在。
リアの広々とした空間に2座の大型キャプテンシートを配置した贅沢なつくりで、運転席・助手席とはパーティションで区切られています。パーティションには大型モニターが設置されるなど、ショーファーを目的としたグレードとなっています。
また、このエリートエディションはフロントグリルがメッシュタイプになるなど、通常仕様とは異なるデザインも与えられました。
※ ※ ※
新オデッセイは全車が2リッターエンジンに2モーターハイブリッドを組み合わせた「e:HEV」モデルとなり、近年のホンダ車で採用されているスイッチ式シフトを初採用しました。
先進運転支援機能では、最新の「ホンダセンシング」を搭載し、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能(オプション)を追加しています。
加えて、フロントカメラを広角化することで、衝突被害軽減ブレーキの検知対象が拡大。交差点右折時の対向車や横断自転車、夜間の歩行者検知が可能になるなど、安全性能が向上しました。
また、コネクテッド機能「ホンダコネクト」を採用しています。
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中国生産車ならもう買わない。