仏アルピーヌは2025年3月20日(現地時間)、アップデートしたカスタマー向けレーシングカーの「A110 GT4+」を発表した。
GT4カテゴリーに準拠する従来の「A110 GT4エボ(A110 GT4 Evo)」の進化版となる「A110 GT4+」は、サーキットレースのみならずラリーシーンからの知見も活かしたカーボンファイバー製パーツの造形変更および拡充や、ターボチャージャーの過給と冷却システムの改良、新エキゾーストシステムの組み込みなどを実施して、パフォーマンスと信頼性を大幅に高めたことが特徴である。
往年のルノー5ターボが電気自動車となって復活。車名は「ルノー5ターボ3E」。生産台数は1980台
まずエクステリアでは、エアロダイナミクスの最適化を狙って新造形のカーボンファイバー製リアバブル(リアウィンドスクリーン)や、強度も増した新カーボンファイバー製フロントスプリッターなどを採用。また、過給システムと冷却システムの改善も図り、A110ラリーGT+で得た知見を活かしたカーボンファイバー製エアボックスの採用やフロントラジエータの大型化、ギアボックススペーサーの再設計などを実施する。合わせて吸排気系の改良も図り、新タイプのマニホールドやエキゾーストシステム、インタークーラーなどを組み込んで、信頼性と耐久性をいっそう向上させた。
パワートレインに関しては、通常モデルに採用する1798cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンを専用チューニングで搭載。最高出力は各レースカテゴリーのBoP(性能調整)に準拠したうえで350~400 bhpを発生する。また、トランスミッションには3MOの6速シーケンシャルギアボックスを組み合わせ、ステアリングにXAPテクノロジー製のパドルシフトを配備。さらに、駆動系にはリミテッドスリップディファレンシャルやアジャスタブルトラクションコントロールを、シューズには前9J/後10J×18サイズのホイールを、制動機構にはブレンボ製前6ピストン/後4ピストンキャリパーおよびボッシュ製モータースポーツアジャスタブルABSを、内部にはFIA認証ロールバーと専用バケットシート+Sabelt製6点式ハーネスを組み込む。車重は1080kgに仕立てた。
なお、A110 GT4+の車両価格は税別で22万ユーロ(約3570万円)に設定。従来モデルのA110 GT4およびA110 GT4エボのアップグレードキットも税別3万4000ユーロ(約552万円)~で用意している。
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