積算5336km 安定した航続距離の予想
先日の週末は、ミュージック・フェスティバルへ出かけた。レクサスRZの荷室容量は580L。リアシートの背もたれを折りたたむことなく、テントと大きなバッグ、食料、キャンプ道具などを問題なく積むことができた。
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うれしい事実が、航続距離の予想が安定していること。自宅まで、まったく不安を抱かずに済んだ。
積算7683km ゴルフとの相性が良い
レクサスRZは、ゴルフとの相性が良いようだ。パンとバターのように。
先週に引き続き、荷室は沢山の荷物で満たされた。ゴルフクラブのセット3組と折り畳めるカート1台を、余裕で飲み込んでくれた。リアシートの背もたれを起こしたままで。
積算8631km レクサスLBXの発表会へ
とある平日に、新しいレクサスの発表イベントへ招かれた筆者は、小さな地下駐車場へ案内された。かつてバーバリーが使用していたという、ミシンの横を通り過ぎて。そこにはソファーが用意され、リビングルームのように仕立てられていた。
ファッションブランドのクリエイティブ・スタジオが、隣接しているらしい。少し奇妙な体験だったが、レクサスのイベントとしては理に適っているのかもしれない。プレミアムなブランドとして。
そこでお披露目されたのが、レクサスLBX。エントリーモデルに位置するコンパクト・クロスオーバーだが、実はトヨタ・ヤリス・クロスと多くを共有している。ただし、Lのロゴマークへふさわしい内容へ仕立てるため、多くの変更が加えられている。
上位モデルの価格を高く感じさせる上質さ
長期レポートでLBXへ触れようと思った理由は、極めて上質なインテリアを備えていたから。トップグレードの英国価格は、約3万9000ポンド(約722万円)と決してお安くないものの、7万4000ポンド(約1369万円)のRZと、遜色なく思えたほど。
内装素材には高級感があり、手で触れる部分は風合いに優れ、製造品質はソリッド。RZよりひと回り小さい、タッチモニターがダッシュボードの中央に据えられている。
もちろん、全体的な高級感ではRZに届いていない。ガソリンエンジンのハイブリッドで走るコンパクト・クロスオーバーだから、ターゲットとするユーザーも異なるだろう。それでも、価格以上の水準に思えた。
LBXのエントリーグレードの場合、英国価格は約2万9000ポンド(約537万円)から。既存の上位モデルの価格設定を、高く感じさせてしまうのではないかと、余計な心配をしてしまった。
英国のレクサスを取り仕切るクリス・ヘイズ氏へ、そんな疑問を投げかけてみた。「LBXが、ブランドへダメージを与えるとは考えていません」。と、彼は自信を持って答える。
「販売後のクルマの残存価値は、レクサスにとって販売時の価格と同等に重要です。そのため、全体的なボリューム管理を徹底しています。見た目から受ける価格感が、1番大切なわけではありません」
会員制の高級クラブのような印象
レクサスは、英国で5000台から1万台のLBXを1年間に販売したいと考えている。その半数は、タクミかタクミ・デザインという、上級グレードになるとも予想している。利益率が高いだけでなく、特別感も維持されるだろう。
一方で、英国でのRZの目標販売数は年間2000台。かなり少ない数字といえるが、確かに、筆者はまだ他者のRZと路上ですれ違ったことがない。
「販売台数は、わたしたちにとって最重要視する業績指標ではありません。お客様の満足度と、オーナーとしての体験が、最優先の事項といえます」。と、ヘイズが続ける。
レクサスの所有者や購入を検討している人には、心へ響く発言ではないかと思う。確かにRZへ乗ると、会員制の高級クラブを訪ねたような気分になれる。
柔らかく安定した乗り心地は、車重が2tを超える電動SUVのそれと一線を画す。空港のVIPラウンジに据えられたソファーへ、身を委ねているような気にもなる。何度乗っても、飽きることがない。
ところで、うれしいことに航続距離が最近伸ばされた。ソフトウエアのアップデートを受けたことで、1度の充電で走れる距離が最大48kmも長くなったのだ。
テストデータ
気に入っているトコロ
特別な気分になる希少性:RZはまだ珍しく、市街地では多くの視線を集める。英国編集部の近くに、別の1台が存在するらしい。
気に入らないトコロ
フランクがない:ボルボXC40のように、フロントのボンネット内に収納は設けられていない。充電ケーブルは荷室のフロア下へしまう必要があり、面倒に感じる。
価格
モデル名:レクサスRZ 450E タクミ(英国仕様)
新車価格:7万4000ポンド(約1369万円)
テスト車の価格:7万4000ポンド(約1369万円)
テストの記録
電費:4.5km/kWh
航続距離:333km
故障:なし
出費:なし
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みんなのコメント
忖度なんてあまりしない雑誌だしなあ
レクサスの好き嫌いはあるだろうけどこれ読んだらちょっと興味出てきたわ