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中古車サイトに10台前後の激レアっぷり! 超貴重でも数十万円と「激安」な謎の国産車3選

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中古車サイトに10台前後の激レアっぷり! 超貴重でも数十万円と「激安」な謎の国産車3選

 この記事をまとめると

■不人気で激安な中古車を紹介

【お宝】もしも車庫に眠っていれば高値が付く超人気の中古車4選

■影は薄いもののクルマとしては素晴らしいものをピックアップ

■いいクルマなので、条件さえあえば掘り出し物なのだ

「あ~あったねそんなクルマ」と口に出るモデルの中古車相場とは

 最近、価格高騰が続いている国産旧車モデルたち。とくにハコスカやS30フェアレディZなど有名車両においては10年ほど前の価格と比べて倍以上になっているものも珍しくないほどだ。

 その流れに乗じてか、最近ではそこまで人気車種ではない車両であっても、ただ古いだけで高値を付けている店も存在していてなんとも言えない気持ちになってしまうのだが、今回はそんなタマ数は少ないものの、とくにプレミア価格になっているわけでない不遇の車両をピックアップしてご紹介しよう。

 日産アベニール(2代目)

 初代モデルは日本国外でプリメーラのステーションワゴン版としても販売された実績を持つアベニール。しかし、2代目プリメーラには正式に日本でもステーションワゴンが用意されたことで、2代目アベニールは完全に独立した車種となった。

 2代目が登場した90年代後半は、レガシィツーリングワゴンが巻き起こしたステーションワゴンブーム全盛期であり、アベニールにもかの有名なSR20DET型エンジンを搭載するホットグレードも設定されていたほど。

 しかし、現在は中古車サイトをチェックしても10台未満の掲載台数で、ターボモデルの低走行車であっても100万円があればおつりが来てしまうレベルで、NAであれば50万円以下もザラとなっている。

 いいクルマなので狙い目の掘り出し物でもある

 スズキSX4セダン

 スズキとフィアットの共同開発で誕生したコンパクトクロスオーバーSUVである初代SX4。スイフトと共通のプラットフォームを持ちながらも、より欧州テイストの強いモデルとして、コアな人気を獲得したほか、一時期は世界ラリー選手権(WRC)参戦のベース車にも選ばれるほどのポテンシャルも見せていた。

 そんなSX4をベースとしたセダンモデルがデビュー翌年の2007年に登場。アクティブなイメージのハッチバックモデルとは打って変わって非常にシンプル、悪く言えば地味なモデルとなっており、ハッチバックモデルに設定されていた2リッター仕様も用意されていなかった。

 そのため、年輩のユーザーか警察車両として導入された車両を極まれに見かけるレベルの知名度であり、中古車サイトの掲載台数も5台ほど。2万キロ台の低走行車でも車両価格20万円台と激安となっている。

 スバル・インプレッサXV

 スバルXVと言えば、コンパクトなサイズのクロスオーバーSUVモデルであり、スバルが得意とするシンメトリカルAWDによって(2WDモデルもあるが)見た目にそぐわぬ高い走破性を持ち合わせていることで安定した人気を誇っているモデルだ。

 そんなスバルXVであるが、じつはその前身モデルとして「インプレッサXV」なるモデルが存在していたことはあまり知られていないかもしれない。

 このモデルは3代目インプレッサをベースとしたもので、2010年6月のインプレッサシリーズ一部改良のタイミングで追加されたもの。しかし、2012年1月には早々に生産を終了し、わずか1年半ほどしか生産されなかったモデルなのだ。

 そのため中古車サイトでの掲載台数は15台ほどとごくわずか。2010年代の車両で人気のクロスオーバーSUVタイプであるにもかかわらず、総額50万円前後で狙える車両も多いといった状況なのだ。

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