3月15日、16日と岡山国際サーキットでスーパーGTの公式テストが実施された。最終日である2日目の最速タイムは100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTだった。
初日から天候が優れない中で行なわれた岡山テスト。初日午前はウエットコンディションで6回も赤旗が出され、午後はダンプ路面からドライ路面に変化する微妙なコンディションだった。
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2日目もサーキットはあいにくの天候。9時半スタートの午前セッションはフルウエットで始まっていった。なお、25台がエントリーしていたGT300クラスだが、HYPER WATER Racing INGINGは初日のクラッシュの影響で2日目を前に撤収した。
天候が天候だけに、セッション序盤は水煙をあげながら精力的に周回するチームと、ガレージで待機するチームに分かれた印象。GT500は19号車WedsSport ADVAN GR Supra、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTなど、一度もタイムを出さない車両もあった。GT300も、ヨコハマ勢を中心に多くのマシンが走行を控え、まともなタイムを出したのは十数台といったところか。
コースオフも相次ぎ4度赤旗が出た午前のセッション、GT500のトップは1号車au TOM'Sだった。2番手の16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTとは1秒以上の差をつけた形だが、各車のタイムにはバラつきが大きく、リザルトからそれぞれのパフォーマンスは推し量れない状況と言えた。GT300のトップは45号車PONOS FERRARI 296だった。
午後のセッションも変わらずウエットコンディションで、スタート練習を挟んで14時にスタートした。ここでは午前と打って変わって多くのマシンが周回を重ねた。GT500はトヨタ勢がロングラン中心、ホンダ勢はショートラン中心、日産勢はその中間といったような印象であった。
ただセッション終盤には雨も落ち着き路面状況も改善され、1分30秒台だった各車のタイムも徐々に向上していった。最終的には100号車STANLEYの牧野任祐が1分28秒768でトップに立ち、これがこの日の最速タイムとなった。2番手は38号車KeePer CERUMO GR Supra、3番手は37号車Deloitte TOM'S GR Supraだった。
GT300クラスに関しては、午前と同じくまともに周回したのは十数台であり、主にヨコハマタイヤユーザーのチームが走行を控える傾向にあった。ただトップタイムの6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIは奇しくもヨコハマユーザーである。
今回の岡山テストはそのほとんどがウエットコンディションであり、しかもコンディションが安定している時間も少なかったことから、各車タイヤやセットアップの評価にも苦労したと推察される。またチームからは、そもそも路面温度10℃を超えるか超えないかという春先とは思えない寒いコンディションでのテストでは、開幕に向けて参考にならないとする声もあった。
タイムシートの順位に関しても各チームの実力順というよりはアタックのタイミングの妙という要素が大きく、勢力図を予想するのは極めて難しいテストとなった。
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