この記事をまとめると
■フィアットプロフェッショナルの商用車となるフィアット・デュカトが日本に導入される
いま軽トラ・軽1BOXが熱い! 商用車を乗用で乗るメリットとブーム到来の理由
■もっとも小柄なモデルでも全⻑5413mm、全幅2050mm、全高2524mmとかなり大柄
■1981年のデビュー以来、欧州ではキャンピングカーのベースとしても人気
フィアットの新規導入車「デュカト」の正体は商用バン
デュカトが正規輸入される。少し前から噂にはあったけれど、本当に実現するとは思わなかった。この目で確かめるべく、ひさしぶりに発表の場となったジャパンキャンピングカーショーに行ったほど。
「デュカトって何?」という人のために説明すると、FCAのなかで小型商用車を手がけるフィアットプロフェッショナルの主力車種だ。
フィアットは、昔は戦闘機や機関車も作っていたので、商用車も当然ながらあった。その中でデュカトは1981年デビューというキャリアを誇るだけでなく、2020・2021年と2年連続で欧州⼩型商⽤⾞のベストセラーになっている。
興味深いのは、フランスのグループPSAとのジョイントベンチャーであること。フィアットとシトロエンは1970年前後に資本提携していた。オイルショックが原因でこの関係は解消し、シトロエンはプジョーと合併するのだが、小型商用車については関係が続いたのだ。
当初はアルファロメオ版もあったようだが、さすがに消滅。現在はフィアットプロフェッショナルのほかシトロエン、プジョー、オペル、そしてダッジの商用車部門として独立したラムで販売されている。
FCAとPSAが合併してステランティスを結成したのは2021年だが、小型商用車についてははるか前から共同作業が実現していたというわけだ。
日本でもキャンピングカーのベースとしての需要が見込めそう
当初から日本の多くの小型商用車とは違う、横置きエンジン前輪駆動方式を採用していることも特徴。理由はもちろん荷室の床を低くするためだ。
意外なエピソードとしては、コミュニティバスなどで活躍する日野ポンチョの初代も、このプラットフォームを使っていた。低床バスを作りやすかったからだろう。運転席まわりもそのままで、日本車なのにウインカーレバーは左側にあった。
デュカトに話を戻すと、日本には3種類のボディが導入されるが、もっとも小柄なL2H2でも、欧州仕様の数字で全⻑5413mm、全幅2050mm、全高2524mmとかなり大柄だ。
その分荷室は広大。とりわけ低い床を生かした室内高はL2H2でも1932mmで、身長170cmの僕なら余裕で立って歩き回れる。会場でもっとも多かったトヨタ・ハイエースは、ハイルーフでも室内高1650mmだから明確に違う。
そのため欧州ではキャンピングカー御用達の1台であり続けており、今回のショーでもベースとして起用していた車両が何台かあった。
もちろんイタリアらしいデザインへのこだわりも魅力。線や面のつながりを考えたフロントマスク、見た目と機能を両立したドアミラーなど、感心の連続だ。中でも注目したのは6色用意されるボディカラー。白と黒以外はすべて、微妙な色調のグレー。
日本人では到達できないセンスに圧倒されてしまった。
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みんなのコメント
既存のステランティス系ディーラーでは、この巨大商用車を販売・整備しないと言っている。
趣味車でもないのに、そんなリスク負ってこれ敢えて買う理由が全くない。
不具合ひとつでただけで、巨大産業廃棄物を持て余すのは目に見えている、、、
誰も引き上げに来ないは、直す所も無いはで
数年でブームが終わる(笑)
このサイズだと皆さんの大好きなJAFは対応不可!
一般の整備工場も入庫出来ないですからね…
キャピングカー屋で車両の整備が出来る事を祈るしか無い!