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MOTOYAMA Racing with Team LeMansが2022年体制を発表。アウディR8 LMSエボIIで勝利を狙う

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MOTOYAMA Racing with Team LeMansが2022年体制を発表。アウディR8 LMSエボIIで勝利を狙う

 3月10日、スーパーGT GT300クラスに参戦するMOTOYAMA Racing with Team LeMansが、2022年の参戦体制を発表した。今季も本山哲と片山義章のコンビ、そして車両はアウディR8 LMSを使用するが、新たに登場したエボリューションIIパーツで武装。またチーム名も小変更が加えられ、優勝を目指す。

 2021年にスーパーGT三度のチャンピオンである本山哲が復帰し、大きな話題を呼んだTeam LeMans w/MOTOYAMA Racingが、2022年に向けてチーム名が改められ、『MOTOYAMA Racing with Team LeMans』としてスーパーGTに参戦することになった。これは2021年以上に「積極的な立場でエンジニアリングを含めたチーム運営にも関わることで、本山哲の名前を前面に押し出した」ことが理由だという。

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 今回のプロジェクトでは、モータースポーツファンや、自動車好きとの距離を縮め、サーキットでの楽しみ方も含めた総合的なエンターテイメントを目指しており、岡山国際サーキットからも全面的に協力。さらに、2022年からはこのプロジェクトにともない、エントラント代表が変更された。

 新たにエントラント代表を務めるのは、GOLDEX株式会社の代表取締役である坂本和也代表。新たに株式会社チームルマンの役員に就任することになった。またチームはGOLDEXとの技術提携により、新たにNFTによる『Team LeMan NFT Supporters』を設立。モータースポーツの世界にデジタル革命を起こすべく最先端のフィールドを開発していくとしている。

「スーパーGTの世界では誰よりも経験が少ないエントラント代表ですが、モータースポーツへの情熱は誰にも負けないと自負しております。本山哲というレジェンドと片山義章という才能あふれる若手のふたりが、持てる力を存分に発揮できる環境づくりを通じて、モータースポーツファンの皆様へ貢献できれば幸いだと思っております」と坂本代表。

 また今季は車両も変更される。アウディR8 LMSは変わらないが、エボリューションIIモデルに切り替えられた。リバーススワンネック形状のリヤウイングや新しいインテークシステムでのトルク特性の改善、トラクションコントロールやエアコンなどの改良をうけている。

 そんな新シーズンに向け本山は「昨年はチーム参戦初年度ということで課題も多く、アウディの独特なセットアップに苦戦しましたが、今年は体制を一新し、すでに改良バージョンのエボIIパーツを組み込んでのテストを進めています」と語った。

「GT300クラスは激戦だけに、ポイント圏内でフィニッシュすることすらそう甘くはないことは痛感しておりますが、新しいカラーリングが施されたマシンとともに、僕を支えてくださっている皆さまのためにも、自信に満ちた本山哲らしいレースを展開していくつもりです」

 そしてスーパーGTで2年目となる片山は「スーパーGTの初年度は、本山選手のアドバイスもあり、多くのことを学べた一年でした。シーズンオフのプライベートテストでは、自分自身の成長を感じていますし、今年は常にQ1突破、そして決勝ではひとつでも上の順位を目指して、攻めのレースをし続けるよう頑張ります」と意気込んだ。

MOTOYAMA Racing with Team LeMans
2022年スーパーGT参戦体制
チーム名:MOTOYAMA Racing w/ Team LeMans
車両名称:Team LeMans Audi R8 LMS
カーナンバー:6
タイヤ:横浜ゴム
ドライバー:本山哲/片山義章
チーム代表:太田雅文
エントラント代表:坂本和也
ゼネラルマネージャー:本山哲
チーム監督:小倉啓悟
チーフエンジニア:近藤良一
データエンジニア:久田康貴/小堀顕
チーフメカニック:田村貴史
チーム広報兼マネージャー:吉牟田智子/中野聖ニ

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