現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ 新型シエンタのインテリア(内装)と荷室は居心地が良い空間を表現【プロ徹底解説】

ここから本文です

トヨタ 新型シエンタのインテリア(内装)と荷室は居心地が良い空間を表現【プロ徹底解説】

掲載 更新
トヨタ 新型シエンタのインテリア(内装)と荷室は居心地が良い空間を表現【プロ徹底解説】

新型シエンタは使う楽しさと居心地の良い空間を目指してデザインされています。これを実現するために、新型シエンタは室内を広く見せる水平基調のデザインを採用しています。機能部品のモチーフは外観同様「シカクマル」とし、機能を楽しく表現しています。ここでは新型シエンタのインテリアについて紹介します。文・写真/萩原 文博

新型シエンタのインテリアデザインは心地よい空間を演出

"便利さ"の究極形【 新型 シエンタ 】7人乗モデル 256万円 を 土屋圭市 佐々木萌香 工藤貴宏 が 徹底解説 & 試乗レビュー!

新型シエンタのインテリアデザインは、使う楽しさを拡げ、心地良い室内空間の演出を追求しています。
インストルメントパネルは室内を広く見せるため、水平基調のデザインを採用しています。その結果インストルメントパネル前端からベルトラインへ繋がる造形で空間の広がりを強調しました。

また、新型シエンタのインテリアは幅広い価値観を訴求するため、3色のインテリアカラーを用意しています。
ベーシックなブラックは幅広いユーザー向けの落ち着いた空間を演出。ツートンカラーのフロマージュは居心地の良さと温かみを感じる上質な空間となっています。そして、外観のBピラーもボディ同色になるカーキは道具感覚で気兼ねなく使えるツールなライクの空間となっています。

運転席は視界良好

水平基調のインストルメントパネルの上部のダッシュボードはフラットな形状となっており、視界は良好です。ドライバーは車両感覚がつかみやすいので、非常に運転しやすいのもシエンタの特徴です。
外観デザイン同様にインテリアもシンプルなモチーフ「シカクマル」を採用。ドアポケットやレジスター、メーターなど機能性部品に統一感をもたせ、愛着のあるデザインを追求しています。

また、運転席周りにはカップホルダー&小物入れをはじめ、運転席アッパーボックス、フロントドアポケット、シフトサイドポケットなど様々な大きさの収納スペースが確保されています。
シフトサイドポケットの上にはUSB端子も設置されており、スマートフォンや電気機器を充電することもできるので非常に便利です。

ホスピタリティにあふれた助手席

新型シエンタは助手席側にもオープントレーやドアポケット、グローブボックスなどの収納スペースを確保しています。
シート表皮は全車ファブリックですが、最上級グレードのZには消臭・撥水撥油機能付のファブリックシートが標準装備されます。(Gはオプション装備)

Gグレードは9万3500円、Zグレードは7万9200円のオプションであるコンフォートパッケージを装着すると、シートヒーターが装備され冬の寒い日などでのホスピタリティがアップします。
先代モデルに比べて、フロントシートの上側方のヘッドクリアランスが60mm増えたことで、頭部の圧迫感が減少しています。

圧迫感の少ない後部座席

新型シエンタの全長は4,260mmと先代モデルと同じです。しかし、前後のカップルディスタンスが1,000mmと先代モデルより80mm拡大され、2列目シートのひざ前のスペースが拡大していています。
全高も20mm高くなったことで、2列目シートのヘッドクリアランスも20mm拡大し、圧迫感が減っています。

さらに3列目シートのヒップポイントを40mm高めた360mmとすることで、楽な姿勢を取れるようになっています。
上級グレードにオプションで設定されている天井サーキュレーターを装着すれば、リアシートでも暑い、寒いということがなくなるので快適性も向上しています。

荷室も広々

3列シート仕様の新型シエンタのリアハッチの開口部の高さは先代モデルより+15mmの1,070mmまで拡大。荷室フロア高は505mmと変更はないですが、荷室高は+20mmの1,105mmとなり、大きな荷物を積みやすくなっています。
一方、2列シート仕様のシエンタは、開口部の高さは3列シート仕様と変わらないですが、荷室フロア高は565mm。荷室高はデッキ部が+40mmの1,055mm、前方は+75mmの1,040mmです。

リアシートを畳んだ状態での室内高を拡大することで、より使いやすいラゲッジスペースへと進化しています。
さらに、リアシートのチルトダウン機能の最適化によって折りたたみ時により低く、よりフラットなデッキ面を実現しているのが特徴です。

新型シエンタはデザイン・利便性にこだわりあり

新型シエンタは運転のしやすさや操作のしやすさだけでなく、運転席周りに多くの収納スペースを確保するなど利便性にもこだわっていることがわかります。
ボディカラーだけでなく、インテリアカラーも3色設定しているのは、非常にデザイナーのこだわりを感じます。
また、ピクトグラムで収納物を楽しく表示したり、機能部分に差し色を施すなど遊び心も感じられます。

こんな記事も読まれています

「めちゃくちゃ変わった」 宝塚IC接続の「尼宝線」大改造が完了 IC渋滞ゼロ「効果絶大」の声
「めちゃくちゃ変わった」 宝塚IC接続の「尼宝線」大改造が完了 IC渋滞ゼロ「効果絶大」の声
乗りものニュース
なぜ「ETCレーン」でバーがあがらない? “突破”しても良い!? 「正しい対処法」とは
なぜ「ETCレーン」でバーがあがらない? “突破”しても良い!? 「正しい対処法」とは
くるまのニュース
高速道路を乗り降り自由!? 料金も半額以下に!? ETC周遊割「ドラ割」「速旅」「みち旅」って何? 使い方と注意点とは
高速道路を乗り降り自由!? 料金も半額以下に!? ETC周遊割「ドラ割」「速旅」「みち旅」って何? 使い方と注意点とは
VAGUE
50ccエンジンバイクの新車が国内から消える!! 二重規制で2025年6月に前倒しか?
50ccエンジンバイクの新車が国内から消える!! 二重規制で2025年6月に前倒しか?
バイクのニュース
ルクレール、スペインGPでレッドブルの復調を予想。これからは四つ巴の優勝争いが見られる?
ルクレール、スペインGPでレッドブルの復調を予想。これからは四つ巴の優勝争いが見られる?
motorsport.com 日本版
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第10回】フェラーリへの愛
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第10回】フェラーリへの愛
AUTOCAR JAPAN
脱「コの字」型ヘッドライト採用! [新型フォレスター]は新世代スバルSUVの旗手となるのか?
脱「コの字」型ヘッドライト採用! [新型フォレスター]は新世代スバルSUVの旗手となるのか?
ベストカーWeb
FIAがスーパーライセンス規則を変更、17歳でF1参戦が可能に。注目されるアントネッリのF1プランへの影響
FIAがスーパーライセンス規則を変更、17歳でF1参戦が可能に。注目されるアントネッリのF1プランへの影響
AUTOSPORT web
フェラーリの「ル・マン24時間」総合優勝はなんと10回! 跳ね馬の58年前の栄光の戦績を振り返りながら、2年連続優勝を祈りましょう
フェラーリの「ル・マン24時間」総合優勝はなんと10回! 跳ね馬の58年前の栄光の戦績を振り返りながら、2年連続優勝を祈りましょう
Auto Messe Web
「B+COM TALKワイヤーマイクペアユニット」はこれからインカムを始めるふたりにピッタリ!セットでお得に高性能をゲット!  
「B+COM TALKワイヤーマイクペアユニット」はこれからインカムを始めるふたりにピッタリ!セットでお得に高性能をゲット!  
モーサイ
【写真蔵】一部改良されたジープ ラングラーには、エントリーグレードの「スポーツ」も登場
【写真蔵】一部改良されたジープ ラングラーには、エントリーグレードの「スポーツ」も登場
Webモーターマガジン
【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
【20世紀名車ギャラリー】ゆったりとしたツーリングが似合う英国オープン、1955年式トライアンフTR2の肖像
カー・アンド・ドライバー
洗車のオプション「下回り洗浄」は選択するべきですか? クルマの「底面」は見えないのに、なぜ洗浄する必要があるのでしょうか?
洗車のオプション「下回り洗浄」は選択するべきですか? クルマの「底面」は見えないのに、なぜ洗浄する必要があるのでしょうか?
くるまのニュース
【リコール】レクサス、トヨタ スバル25車種23万台超リコール
【リコール】レクサス、トヨタ スバル25車種23万台超リコール
Auto Prove
光明は高速グラベルラリーにあり。不運が続くトヨタのエバンス「早い段階で自信を取り戻すことが重要」
光明は高速グラベルラリーにあり。不運が続くトヨタのエバンス「早い段階で自信を取り戻すことが重要」
AUTOSPORT web
トヨタ8号車が総合トップ! 雨が強まりSCでレース折り返し|ル・マン24時間:12時間経過
トヨタ8号車が総合トップ! 雨が強まりSCでレース折り返し|ル・マン24時間:12時間経過
motorsport.com 日本版
【クルマら部】クルマ愛クイズ!三菱が誇るスペシャリティクーペ『FTO』から全4問!
【クルマら部】クルマ愛クイズ!三菱が誇るスペシャリティクーペ『FTO』から全4問!
レスポンス
木村武史、レクサスで挑む6回目のル・マン24時間に自信あり「ひさびさに手ごたえがありますよ」
木村武史、レクサスで挑む6回目のル・マン24時間に自信あり「ひさびさに手ごたえがありますよ」
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5323.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.8392.2万円

中古車を検索
シエンタの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5323.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.8392.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村