F1フランスGPの舞台となるポール・リカール・サーキットは、常々テストコースとして活用されることが多かったコースだ。そのため、様々なレイアウトを設定できるようになっており、かなり広いランオフエリアを備えている。
昨年のフランスGP決勝レースでは、1周目にコースオフしたとしても時間を失うことなくラインに復帰できたばかりか、メリットを得たドライバーもいた。
こういったことを避けるため、今年のフランスGPを前に、コースには様々な対策が施された。
蛍光の黄色いボラード、そして赤白で矢印が描かれたボードが最初のふたつのコーナー、そしてターン3~5に設置されている。これによりFIAは、レース序盤にコースをはみ出して走った際に、ドライバーがどうコースに復帰すべきか、明確にしようとしている。
ターン2の縁石の内側には、2本の黄色いボラードが立てられている。ここをクリアできなかったドライバーは、ボラードの右側を走行し、赤白の矢印ボードの外側を通ってコースに合流しなければならない。
ターン3に続くターン4のエイペックスには、黄色のボラードが1本設置されている。ここでコース外に飛び出したドライバーは、コースの左側のランオフエリアを走り、ターン5付近で赤白のボードに従ってコースに戻ることができる。
またミストラル・ストレートの中盤に設けられているシケインを直進したドライバーは、エスケープロードに設置された4枚の赤白のボードの横を抜けてコースに復帰しなければならないとされている。
これらの要件は、フリー走行や予選で自動的に適用されることはなく、それぞれのケースが個別に判断されるという。
またFIAは、コースを離れた後に再びコースに復帰する時には、安全に、そして利益を得ることのないようにコースに戻らなければいけないと強調している。
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