現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 日本への未導入が残念! 欧州で第2世代の新型トヨタC-HRがデビュー

ここから本文です

日本への未導入が残念! 欧州で第2世代の新型トヨタC-HRがデビュー

掲載 29
日本への未導入が残念! 欧州で第2世代の新型トヨタC-HRがデビュー

 トヨタ自動車は2023年6月26日(現地時間)、欧州においてコンパクトSUVの新型C-HRを発表した。

 約7年ぶりの全面改良で第2世代に移行する新型C-HRは、ヨーロッパで設計・開発を行い、合わせて生産はEU域内で実施する。欧州市場では2024年モデルとして発売する計画だ。

トヨタが次期型C-HRを示唆するコンセプトモデルの「C-HRプロローグ」を欧州で発表

 エクステリアはフランスに居を構えるトヨタ ヨーロッパ デザイン ディベロップメント「ED²」が担当。デザインコンセプトに“a concept car on the road”を掲げ、昨年12月に公開したコンセプトモデルのC-HRプロローグと同様、凝縮感のあるプロポーションやシャープなプレスラインを基調に、コの字型にアレンジしたスリムな造形のLEDヘッドライトにブラックアウトしたグリルを組み合わせた3Dアーキテクチャーのハンマーヘッドフェイスや、静的なラインを放棄してシャープから流動的な動きへと微妙に変化する動きを表現したボディラインとダイヤモンドカットでアレンジしたキャラクターライン、クロスオーバーモデルらしく力強さとボリューム感を強調したボディ下回りに20インチの大径タイヤ&ホイール、リアゲートの後端ラインと一体化させたコンビネーションランプなどを採用して、精密かつ有機的な先進デザインを創出する。ルーフおよびボディ後部を塗り分けたバイトーンのカラーリングや、トヨタ車に初採用のフラッシュドアハンドル、ドライバーが車両に近づくと自動で点灯するバックドアのシグネチャーランプなども印象的だ。ボディサイズは従来型比で35mm幅広く、5mm高く、それ以外はほぼ同寸の全長4360×全幅1830×全高1570mm/ホイールベース2640mmに設定している。

 インテリアについては、ウイングをモチーフとしたインストルメントパネルに12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイや8インチまたは12.3インチのセンターディスプレイなどの先進機構を配備。操作系をドライバー周囲に集約するとともにデザインを刷新して、機能性と使い勝手を大きく引き上げる。室内の開放感を高める赤外線低減コーティングを施したパノラマルーフも設定した。また、専用アプリを入れたスマートフォンを携帯しているだけで車両へのアクセスおよび始動などが行えるデジタルキーシステムを導入。使用する素材にリサイクル素材やアニマルフリー素材を多用したことも訴求点である。

 パワートレインに関しては、1987cc直列4気筒DOHCエンジン(最高出力152HP/6000rpm、最大トルク190Nm/4400~5200rpm)+フロントモーター(最高出力83kW、最大トルク206Nm)+リチウムイオン電池(容量4.08Ah)で構成する2.0LハイブリッドシステムのFFと、同ユニットにリアモーター(最高出力30kW、最大トルク84Nm)を組み合わせた2.0LハイブリッドシステムのAWD-i、1798cc直列4気筒DOHCエンジン(最高出力98HP/5200rpm、最大トルク142Nm/3600rpm)+フロントモーター(最高出力70kW、最大トルク185Nm)+リチウムイオン電池(容量4.08Ah)で構成する1.8LハイブリッドシステムのFF、そして1987cc直列4気筒DOHCエンジン(最高出力152HP/6000rpm、最大トルク190Nm/4400~5200rpm)+フロントモーター(最高出力120kW、最大トルク208Nm)+リチウムイオン電池(容量51.0Ah)で構成する2.0LプラグインハイブリッドシステムのFFを設定。プラグインハイブリッドはEV走行距離で66kmを実現する。また、先進安全運転支援システムとして最新のToyota Safety Senseを全モデルに採用した。

 仕様としてGRスポーツ プレミアエディションとハイプレミアエディションを設定して、ユーザーの選択肢を広げたこともトピックだ。GRスポーツ プレミアエディションはGメッシュパターンのフロントグリルや新デザインの20インチアロイホイール、GRバッジ、リキッドブラック加飾のセンターコンソール、GRバッジ付き本革巻きステアリングホイール、ヘッドアップディスプレイ、JBLプレミアムオーディオシステム、GRロゴエンボス加工付きスポーツシートなどを標準装備。外板色にはプレシャスシルバーとコントラストブラックを組み合わせたバイトーンなどを設定する。一方、ハイプレミアエディションは外板色にサルファーのバイトーンカラーを設定したほか、コントラストサルファーステッチを配したパーフォレーテッドレザーシートやパノラマルーフ、ヘッドアップディスプレイなどを採用した。

 なお、新型C-HRの日本市場への導入は、現在のところ予定されていない。

こんな記事も読まれています

7/25申込締切 モビリティ・ロードマップ2024(自動運転法制を中心に)とモビリティDX戦略
7/25申込締切 モビリティ・ロードマップ2024(自動運転法制を中心に)とモビリティDX戦略
レスポンス
自動車保険料3年連続の引き上げ、2026年以降平均5.7%上げへ[新聞ウォッチ]
自動車保険料3年連続の引き上げ、2026年以降平均5.7%上げへ[新聞ウォッチ]
レスポンス
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
くるまのニュース
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
バイクのニュース
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
LE VOLANT CARSMEET WEB
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
LE VOLANT CARSMEET WEB
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
motorsport.com 日本版
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
日刊自動車新聞
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
バイクのニュース
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
くるまのニュース
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
レスポンス
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
WEB CARTOP
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
AutoBild Japan
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
くるまのニュース
新型コンパクトSUV『EMZOOM』、世界市場で成功…中国広州汽車
新型コンパクトSUV『EMZOOM』、世界市場で成功…中国広州汽車
レスポンス
日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
WEB CARTOP
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
Merkmal
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
くるまのニュース

みんなのコメント

29件
  • 日本でも出せばそこそこ売れると思うけど
    とりあえず外見が奇抜なだけで手出すユーザーが多数いることは先代で証明したし
  • 販売店の力で街で見かけてるだけ、指名買いはもうない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

239.2302.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

105.0418.0万円

中古車を検索
C-HRの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

239.2302.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

105.0418.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村