1月の輸入車販売は3カ月連続マイナスへ。メルセデスは71カ月連続で首位を維持

1月の外国メーカー車の登録台数は1万6279台（乗用車に限ると1万6228台）となり、前年同月に比べ3.1％減少し、3ヶ月連続のマイナスとなった。が、減少幅は12月（-4.9％）から縮小している。

ブランド別では、メルセデス・ベンツが前年比12.3％減の3660台を登録し、71ヶ月連続で首位に君臨。2位のBMWは、前年比17.9％増の2000台とTOP3では唯一前年比プラスをマークした。3位のフォルクスワーゲンは前年比34.9％減の1835台と落ち込みが大きく、2位返り咲きのためにも新型「ゴルフ」の導入が待たれる。

4位のアウディは「A4」などのアップデートもあり、前年比2.1％増の1576台を登録。5位には、12月に引き続き好調なBMWミニが前年比19.5％増の1195台でランクインし、結果的にTOP5は前月と変わらない顔ぶれとなった。

ランキング外で目立った結果を残したのは、前年比41.5％増、961台をマークしたプジョーで、昨年7月発売の「208」に加え、11月にはMPV「リフター」が登場。ジープを抜いて7位に浮上している。同じフランス勢の10位シトロエンも MPV「ベルランゴ」が寄与したと見られ、前年比47.7％増の412台と絶好調だ。

各ブランドとも、2021年はコロナ禍からの本格的な回復を目指したいところ。来月以降も復調が続くことを期待したい。

Comments

今後のフォルクスワーゲン日本はゴルフ８にかかってるよね。
７乗り、６乗りの人が買い替えるだけの魅力がないと３位からもっと転落というのもありえるかも。
日本導入グレードの選択と価格設定を間違わないでね！
カローラ、プリウスと同じ値段で凄い高性能なものが買えるのがゴルフ７の存在価値だったんだけどなフォルクスワーゲンジャパンは解ってるのかな？
アウディみたいな値段になったらvw買えませんよ、アウディですらあの価格ではメルセデス買いたくなるもの。

フォルクスワーゲンは、「燃費不正のワーゲン」のイメージが頭から離れない。