現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > インテリアも雰囲気たっぷりに完成!ハセガワ製「ケンメリGT-X」にエンジン搭載、DATSUN化!第4回【CARSMEETモデルカー倶楽部】

ここから本文です

インテリアも雰囲気たっぷりに完成!ハセガワ製「ケンメリGT-X」にエンジン搭載、DATSUN化!第4回【CARSMEETモデルカー倶楽部】

掲載
インテリアも雰囲気たっぷりに完成!ハセガワ製「ケンメリGT-X」にエンジン搭載、DATSUN化!第4回【CARSMEETモデルカー倶楽部】

国内仕様GT/GT-Xどちらとも異なる内装

ハセガワ製のケンメリGT-Xをベースに、輸出仕様のダットサン240K GTを作ろうというこの企画、第3回目ではホイールの流用とシャシーの塗装・組み立てなどを行ったが、今回はインテリアのフィニッシュである。

作りやすさとリアリティがさらに向上! アオシマ、1/32楽プラ「トヨタ 86」をリニューアル【CARSMEET モデルカー倶楽部】

【画像32枚】海外仕様ケンメリならではのダンディな仕立てを見る!

実際の工程とその詳細については画像とキャプションをご覧いただくとして、ここではその補足という意味で実車のインテリアについて、海外仕様も含めて少々述べておこう。ケンメリの6気筒モデルには、基本のGTと、その豪華版であるGT-Xがあり、後期にはインジェクション仕様となってGT-E/GTX-Eに進化、後者にはSタイプなるものも追加されている。作例は前期なのでここで触れる内容はGT/GT-Xの違い、そして海外仕様での特徴をメインとしたい。海外仕様はモデル名の通り、どちらかと言えばGTの方に合わせた仕立てとなっていたようである。

前述の通りGT-Xは豪華版であるので細かな装備も充実しており、オーバーヘッドコンソールやカセットステレオが備わる(後者はGTにもオプション)のだが、模型として分かりやすい部分の違いとしては、パワーウィンドウがそのひとつに挙げられるだろう。GT-Xではパワーウィンドウが装備され、そのスイッチはセンターコンソールにある。一方GTでは手回しのレギュレーターがドアトリムに付いている。

シートのデザインは両グレード基本的には同じで、先代であるハコスカではパターンをGT-X:縦線/GT:横線という具合に変えていたが、ケンメリではそのようなこともない。ただし材質が違っており、GT-Xでは中央の横線パターン部分がトリコットで左右が発泡レザー(ビニールレザー)、GTでは中央部分も発泡レザーとなる。以上、装備やシート素材については、海外仕様は国内仕様のGTとおおむね同じのようだ。

GT/GT-Xの折衷となる最大の部分はステアリングホイール
内装色のバリエーションは、GTではブラック中心で、ボディカラーがブルーメタリックのときのみブルー内装。GT-Xでは同じくブルメタにブルー内装、シルバーとホワイトにはダークブラウン内装、グリーンにのみブラック内装であった。海外仕様は素材やカラーリングも国内仕様のGTと同じだったようで、インターネット上で確認できたものは、ブルメタのボディにブルー内装という個体がある以外全てブラックの内装だったが、残念ながら詳細は不明だ。

ダッシュボード周りは、メーターパネルやセンターコンソールに木目調のパネルが使用されており、これはGTもGT-Xも同じ。ステアリングホイールは、GTでは大きなセンターボスのついた革巻き(スポークは金属製の3本)、GT-Xでは上下が本木製・左右が革巻きの”部分革巻き”(スポーク部は樹脂製のT字型)だった。海外仕様ではこの両者の折衷的な仕立てで、金属製の3本スポークにウッドのリムと大きなセンターボスのついた、若干クラシカルな仕立てのステアリングホイールが装備されていた。

ケンメリ6気筒モデル前期型の国内仕様GT/GT-Xおよび海外仕様のインテリアについては、大体このようなところが、大きな差異である。Rではないケンメリのキットはこのハセガワ製も含めGT-Xが大半だが、以上の説明を念頭に、工作の詳細をご覧いただければ幸いだ。次回はいよいよ、ボディの塗装などである。

※使用キット
ハセガワ1/24スケールプラモデル ニッサン スカイライン HT 2000GT-X (KGC110)
3,520円(税込)
ハセガワ公式サイト

こんな記事も読まれています

一桁ナンバーのダットサン「フェアレディ2000」に遭遇! 33年がかりで前オーナーを口説いて手に入れた2代目の個体のオリジナル度がハンパありませんでした
一桁ナンバーのダットサン「フェアレディ2000」に遭遇! 33年がかりで前オーナーを口説いて手に入れた2代目の個体のオリジナル度がハンパありませんでした
Auto Messe Web
「ソアラ」の翌月に登場した2代目『レパード』の衝撃【懐かしのカーカタログ】
「ソアラ」の翌月に登場した2代目『レパード』の衝撃【懐かしのカーカタログ】
レスポンス
父の「ハコスカ」に憧れて…「鉄仮面」を2台所有するマニアのフルオリジナル「スカイライン2000GT」の純正快適装備とは?「父と同じウェーバーキャブが目標です」
父の「ハコスカ」に憧れて…「鉄仮面」を2台所有するマニアのフルオリジナル「スカイライン2000GT」の純正快適装備とは?「父と同じウェーバーキャブが目標です」
Auto Messe Web
【国内試乗】国内導入第3弾はミッドサイズのスポーツサルーン「BYDシール」
【国内試乗】国内導入第3弾はミッドサイズのスポーツサルーン「BYDシール」
LE VOLANT CARSMEET WEB
日産 スカイラインHT 2000GT-R(昭和48/1973年1月発売・KPGC110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト072】
日産 スカイラインHT 2000GT-R(昭和48/1973年1月発売・KPGC110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト072】
Webモーターマガジン
940万円のホンダ「プレリュード」出現!? 5速MT搭載の「スペシャリティモデル」がスゴい! 23年落ちなのになぜ「新車価格」超えた? “極上車”が米で高額落札
940万円のホンダ「プレリュード」出現!? 5速MT搭載の「スペシャリティモデル」がスゴい! 23年落ちなのになぜ「新車価格」超えた? “極上車”が米で高額落札
くるまのニュース
70年前に初登場した“宇宙船”!? 先進メカニズム満載のフランス車 シトロエン「DS」の希少な“7人乗りワゴン”を発見
70年前に初登場した“宇宙船”!? 先進メカニズム満載のフランス車 シトロエン「DS」の希少な“7人乗りワゴン”を発見
VAGUE
不動車のホンダ「ベンリイC92」をエンジンのプロがレストア! 穴の空いたマフラーを交換ついでにもっとカッコイイ物にアップデートします 【vol.13】
不動車のホンダ「ベンリイC92」をエンジンのプロがレストア! 穴の空いたマフラーを交換ついでにもっとカッコイイ物にアップデートします 【vol.13】
バイクのニュース
作りやすさとリアリティがさらに向上! アオシマ、1/32楽プラ「トヨタ 86」をリニューアル【CARSMEET モデルカー倶楽部】
作りやすさとリアリティがさらに向上! アオシマ、1/32楽プラ「トヨタ 86」をリニューアル【CARSMEET モデルカー倶楽部】
LE VOLANT CARSMEET WEB
初見じゃ動かすコトすらキツイかも…今でいう[マツダ6]的存在!? な[アンフィニMS-8]の内装が衝撃すぎ
初見じゃ動かすコトすらキツイかも…今でいう[マツダ6]的存在!? な[アンフィニMS-8]の内装が衝撃すぎ
ベストカーWeb
マツダ ファミリア 3ドアHB・GTとライバルの装備は?[driver 1989年4-20号より]
マツダ ファミリア 3ドアHB・GTとライバルの装備は?[driver 1989年4-20号より]
driver@web
まさかの日産「GT-Rワゴン」!? R34顔&5速MT搭載! 280馬力の「謎の“爆速ワゴン”」に反響あり! 一体どんなモデル?
まさかの日産「GT-Rワゴン」!? R34顔&5速MT搭載! 280馬力の「謎の“爆速ワゴン”」に反響あり! 一体どんなモデル?
くるまのニュース
トヨタが手がけたホンキのアソビグルマ──新型クラウン・クロスオーバーRS“ランドスケープ”試乗記
トヨタが手がけたホンキのアソビグルマ──新型クラウン・クロスオーバーRS“ランドスケープ”試乗記
GQ JAPAN
なぜバブル期の日産「NXクーペ」を20代の若者が購入?「かわいいフォルムにひと目惚れしました」実は「ラシーン」に増車でした
なぜバブル期の日産「NXクーペ」を20代の若者が購入?「かわいいフォルムにひと目惚れしました」実は「ラシーン」に増車でした
Auto Messe Web
日産「新型2ドアクーペ」発表! 「匠の手組みエンジン」搭載&迫力フェンダー採用! 深夜な“紫”も超カッコイイ「Takumi Edition」米に登場
日産「新型2ドアクーペ」発表! 「匠の手組みエンジン」搭載&迫力フェンダー採用! 深夜な“紫”も超カッコイイ「Takumi Edition」米に登場
くるまのニュース
全長3m級のトヨタ「斬新コンパクトカー」現る! ちょっと怖い…顔に驚愕!? みんな2度見しそうな仕様とは
全長3m級のトヨタ「斬新コンパクトカー」現る! ちょっと怖い…顔に驚愕!? みんな2度見しそうな仕様とは
くるまのニュース
全長約4m! 日産新型「小さな高級車」初公開! 斬新顔の新型「オーラ」登場に「従来型が良かった…」の声!? “新旧モデル”どっちがいい?
全長約4m! 日産新型「小さな高級車」初公開! 斬新顔の新型「オーラ」登場に「従来型が良かった…」の声!? “新旧モデル”どっちがいい?
くるまのニュース
全長4m! 日産が新型「小さな高級車」発表! めちゃ“豪華内装”採用した「上質コンパクトカー」新型モデルでどう変わった?
全長4m! 日産が新型「小さな高級車」発表! めちゃ“豪華内装”採用した「上質コンパクトカー」新型モデルでどう変わった?
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1640.03258.0万円

中古車を検索
GTの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1640.03258.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村