この記事をまとめると
■フォルクスワーゲン・ティグアンに新モデルの「TSI 4モーション」が追加された
世界を動かしたVWのプラットフォーム「MQB」が10周年! 凄そうだけどよくわからない「そもそもMQBってなんぞや」から振り返る
■2リッター直4ターボエンジンと4輪駆動を組み合わせたモデル
■「アクティブ」「アクティブアドバンス」「Rライン」の3つのグレードを用意
悪路走破性を考慮したSUVの新たなモデル
フォルクスワーゲンのティグアンは、現在日本に導入されているフォルクスワーゲンSUVのなかではもっとも大きなモデルとなっており、FFのベーシックな「TSI」とフルタイム4WDでハイパフォーマンスな「R」をラインアップしていた。2021年の5月にはマイナーチェンジを行い、デザインを一新したことでさらなる商品力を手に入れている。
そんなティグアンに新たなモデル「TSI 4モーション」が追加され受注を開始した。このモデルには、3つのグレードが用意され、エントリーグレードの「アクティブ」、装備を充実させた「アクティブアドバンス」、上級グレードの「Rライン」だ。
グレードによって内外装にも変更が施されるが、「アクティブ」は、これまでのモデルにもあった「エコ」や「スポーツ」などのドライブモードを選べるドライビングプロファイル機能に加え、このモデル特有の「オフロード」や「スノー」などのドライブモードが追加された4モーションアクティブコントロールを採用。また、坂道での発進時などにブレーキを保持してくれるヒルディセントアシストなどを装備する。
「アクティブアドバンス」は、「アクティブ」の装備に加え、LEDマトリクスヘッドライトの”IQライト”と純正インフォテイメントシステムの”ディスカバープロ”に、デジタルメータークラスターの”デジタルコックピットプロ”を標準装備する。
そして上級グレード「Rライン」には専用の内外装が与えられ、さらにオプションとしてアダプティブシャシーコントロール(DCC)やレザーシートなどを選択できる。
パワートレインは2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載しており、最高出力190馬力、最大トルク320Nmのパフォーマンスを誇る。このパワーとトルクは、4輪駆動システムの「4モーション」によって自動で4輪に駆動配分される。
安全支援・快適装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロールや緊急時停車支援システム、レーンキープアシストなどを3つのグレードで標準装備している。価格は479万2000~581万6000円。
これまでティグアンで4輪駆動を選ぼうと思ったら733万7000円の高性能モデル「R」しか選択肢がなかった。しかし今回、ティグアンに「TSI 4モーション」が追加されたことで、479万2000円から4輪駆動を選ぶことができるようになった。約250万円の価格差は大きい。ティグアンTSI 4モーションの登場で、より多くの人がティグアンを購入候補車とすることができるようになったのではないだろうか。
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みんなのコメント
500万円を超えるティグアンは全く売れない。
そもそもVWの車種は安くてなんぼ。
高いのを買うなら中身が同じでも同一グループのアウディかポルシェを選ぶ。