現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 全長4m切りの「小さな高級車」あった! 小型車超え「豪華内装」採用の上質コンパクト「ベリーサ」再評価の声多数!? 反響は?

ここから本文です

全長4m切りの「小さな高級車」あった! 小型車超え「豪華内装」採用の上質コンパクト「ベリーサ」再評価の声多数!? 反響は?

掲載 49
全長4m切りの「小さな高級車」あった! 小型車超え「豪華内装」採用の上質コンパクト「ベリーサ」再評価の声多数!? 反響は?

■「上質コンパクト」先駆けモデルに「懐かしい」「あこがれた」の声も

 現在、ベーシックなコンパクトカーにもオシャレで上質な内装を採用したモデルが増えてきましたが、マツダは2004年に上質さを追求したコンパクトハッチバック「ベリーサ」を発売していました。
 
 このクルマについて、SNSなどではさまざまな意見が投稿されています。

【画像】えっ…豪華すぎる! これがマツダの「小さな高級車」です 画像で見る(30枚)

 マツダ「ベリーサ」は2004年6月に発表された5ドアハッチバックで、上質さやこだわりを持つ人をターゲットにしたといいます。

 ボディサイズは全長3975mm×全幅1695mm×全高1530mmで、パワートレインは1.5リッターガソリンエンジン+4速ATのみ、駆動方式はFFのほかに、悪路での緊急脱出用駆動用モーターを後輪に組み合わせる「e-4WD」をラインナップしました。

 エクステリアは伸びやかなラウンドシェイプを基調とし、上質感を際立たせたせたほか、Aピラーはブラックアウトさせることで落ち着いた雰囲気を持たせ、当時販売されていたコンパクトカーのなかでは高い質感を持っています。

 一方で、インテリアはベリーサ最大の特徴ともいえ、コンパクトカークラスを超えた高い質感の仕上がりとなっています。

 ハーフレザーシートやウッド調パネルを装備するパッケージオプションを設定したほか、2015年末の販売終了までいくつかの改良を実施し、ほぼ毎回にわたり内装にも手が入っています。

 内装色では、例えば2005年6月ではベージュが追加。翌2006年ではブラック&ブラウンを追加。さらに2010年でもコーラルブラウンおよびブラック&サンドが追加されています。

 当時のコンパクトカーのみならず高級車を除いた多くのモデルでは、多彩なインテリアカラーを用意することはまだ珍しく、なかでもベリーサはシックなカラーを数多く用意していました。

 さらに、さまざまな特別仕様車を用意していたことも特徴で、2005年12月発売の「ブラウン コレクション」では、ダークブラウンのハーフレザーシートを装備したほか、2011年11月発売の「クラッシー スタイル」では、サンドベージュの専用インテリアをあしらいました。

 モデル末期の2015年4月に登場した「ノーブル・クチュール」では、刻印およびステッチ入り専用ワインレッドレザーシート、レッド合皮のドアトリム、ステッチ入り本革ステアリングなどを専用装備。元々高級感の高いベリーサですが、インテリアにレザーを多用しさらに豪華に仕上げています。

 そんなベリーサについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

 特に、元オーナーと思わしきユーザーからの感想が多く、「このクルマ良かったよ」「今思えば良い車でした」「フロントシートは座面が大きくクッションもたっぷりしてたから乗り心地良かった」など、コンパクトカーとして上質さを追い求めたパッケージングを評価する意見が見られます。

 中には、「免許取って初めて買った車がベリーサのLパッケージでした。内装の質感は今のマツダ車にも勝るとも劣らず、本当に良いクルマでした。後継、出て欲しかったですね」や「ギリギリまで購入を迷ってた名車」「最初の愛車にしたかったけど予算オーバーで諦めた思い出。走ってるのを見ると今でも良いなと思う」など思い出に浸る人も。

 また、「マツダは伝統的にコンパクトカーがベースの高級仕様車を作っていますよね。ベリーサ以降はMX-30がそれに当てはまるのかな」「マツダの今のクルマづくりに通じますね」など、現行マツダ車とも共通性を感じるという意見もあります。

※ ※ ※

 ベリーサの後継モデルは登場していませんが、現在マツダは内装にこだわりをもったモデルを多くの車種に用意し、ほかのコンパクトカーとは違った魅力を持たせています。

 なお、大手中古車サイトではベリーサがおよそ200台前後が販売され、価格帯も幅広くラインナップされています。

 しかし、初期モデルでは登場から20年ほどが経過しており、さまざまな消耗品の交換サイクルを迎えていると考えられるため、もしどうしてもベリーサが欲しくて中古車を探すのであれば、程度やメンテナンス履歴を吟味の上で選んだほうが良さそうです。

こんな記事も読まれています

ホンダエンジン搭載の日産「スカイライン」現る! 超ド級カスタム「ER34」の中身が凄い! SEMAで展示
ホンダエンジン搭載の日産「スカイライン」現る! 超ド級カスタム「ER34」の中身が凄い! SEMAで展示
くるまのニュース
欧州新車販売は15カ月連続前年同月比増をキープ
欧州新車販売は15カ月連続前年同月比増をキープ
カー・アンド・ドライバー
ゴールド免許「軽微な違反はノーカン」は本当? 更新に影響もナシ? 「ブルー免許」にならない違反とは
ゴールド免許「軽微な違反はノーカン」は本当? 更新に影響もナシ? 「ブルー免許」にならない違反とは
くるまのニュース
均整のとれた美スタイルに赤いコスがよく映える!!! 村瀬春香 from 2023 MOTUL Circuit Lady
均整のとれた美スタイルに赤いコスがよく映える!!! 村瀬春香 from 2023 MOTUL Circuit Lady
ベストカーWeb
「スバルとアウディ」「日産とBMW」「ホンダとプジョーとルノー」は似てる!? 国産オーナーがすんなり受け入れられる輸入車を考えてみた
「スバルとアウディ」「日産とBMW」「ホンダとプジョーとルノー」は似てる!? 国産オーナーがすんなり受け入れられる輸入車を考えてみた
WEB CARTOP
バイクの「クラッチ操作」革命? ホンダの新機構「イークラッチ」がライダーの左手を解放する
バイクの「クラッチ操作」革命? ホンダの新機構「イークラッチ」がライダーの左手を解放する
Merkmal
2日目最速はロダン・カーリンのマロニー。宮田莉朋は79周を走行/FIA F2プレシーズンテスト
2日目最速はロダン・カーリンのマロニー。宮田莉朋は79周を走行/FIA F2プレシーズンテスト
AUTOSPORT web
2024年のル・マン24時間レースで再び“タイヤウォーマー限定解禁”の可能性
2024年のル・マン24時間レースで再び“タイヤウォーマー限定解禁”の可能性
AUTOSPORT web
BMWとメルセデスベンツが合弁、急速充電ネットワークを中国で構築へ 2024年から
BMWとメルセデスベンツが合弁、急速充電ネットワークを中国で構築へ 2024年から
レスポンス
「ランクル軽トラ」まさかの誕生!? ダイハツ「ハイゼット」を“タフ顔整形”するフルバンパーへの反響は
「ランクル軽トラ」まさかの誕生!? ダイハツ「ハイゼット」を“タフ顔整形”するフルバンパーへの反響は
くるまのニュース
レクサス、BEV専用『RZ』にFWDモデル『RZ300e』を追加。同時に一部改良を実施
レクサス、BEV専用『RZ』にFWDモデル『RZ300e』を追加。同時に一部改良を実施
AUTOSPORT web
ホンダが低価格の新型「コンパクトSUV」発売へ! “小さいSUV”なぜ人気? 売れ筋ジャンルとなったワケ
ホンダが低価格の新型「コンパクトSUV」発売へ! “小さいSUV”なぜ人気? 売れ筋ジャンルとなったワケ
くるまのニュース
軽くて楽しいお気に入りの1台!スズキ「Vストローム250SX」に試乗 クリステル・チアリのSUNNY RIDE
軽くて楽しいお気に入りの1台!スズキ「Vストローム250SX」に試乗 クリステル・チアリのSUNNY RIDE
バイクのニュース
【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「ホンダのSUV」から全4問
【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「ホンダのSUV」から全4問
レスポンス
新しいレクサスRZが登場!──GQ新着カー
新しいレクサスRZが登場!──GQ新着カー
GQ JAPAN
ファッションだけで選ぶのはNG! 着用しちゃいけないものもある「運転に適した」サングラスとは
ファッションだけで選ぶのはNG! 着用しちゃいけないものもある「運転に適した」サングラスとは
WEB CARTOP
【ヤマハ MT-125 試乗】直感で「イイ!」と思ったら、もう迷うことはないのだ…青木タカオ
【ヤマハ MT-125 試乗】直感で「イイ!」と思ったら、もう迷うことはないのだ…青木タカオ
レスポンス
トヨタ新型「ハイラックス チャンプ」“カスタム仕様”初公開! アンダー200万円で5速MT設定ありの「IMV 0」タイで受注開始! 純正アクセサリーも登場
トヨタ新型「ハイラックス チャンプ」“カスタム仕様”初公開! アンダー200万円で5速MT設定ありの「IMV 0」タイで受注開始! 純正アクセサリーも登場
くるまのニュース

みんなのコメント

49件
  • 近所の奥さん、いまだにきれいにして乗ってる。先日はこの暑い中は夫婦でワックス掛けて磨いてた。
    どんな車でも愛車だ。
  • マジレスすると窓ガラスの厚みを増していたり、遮音材追加していたりとちゃんと金をかけている。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5192.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.589.0万円

中古車を検索
ベリーサの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5192.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.589.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村