現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 世界で25台 ランドローバー「旧型ディフェンダー」ベースの限定モデル

ここから本文です

世界で25台 ランドローバー「旧型ディフェンダー」ベースの限定モデル

掲載
世界で25台 ランドローバー「旧型ディフェンダー」ベースの限定モデル

ランドローバー・クラシック部門は2022年8月5日、本格クロスカントリーSUVの旧型「ディフェンダー」が世界中で成し遂げてきたオフロード走破と探検のヘリテージに敬意を表し、「クラシック ディフェンダー ワークス V8 トロフィーII」を世界で限定25台の限定モデルとして発表し、受注を開始した。

旧型ディフェンダーをベースに開発された「クラシック ディフェンダー ワークス V8 トロフィーII」また、この限定モデルは車両購入者限定のエリオット・ブラウン社製コンペティターズエディション・ウォッチが付属しており、同時にこのモデルにインスパイアされた限定ウォッチを1000本も発売される。

トヨタ「C-HR」に特別カラーの“Mode-Nero Safety PlusIII”登場

1000本のみ販売されるエリオット・ブラウン限定時計「クラシック ディフェンダー ワークス V8 トロフィーII」のボディには、キャメルトロフィー、ファーストオーバーランド、G4チャレンジなど、これまでランドローバーが挑んできた歴史に残る冒険の場所23か所を示すユニークなカモフラージュデザインを採用し、さらにこの中にはランドローバーのアイコニックなフォルムのシルエットもいくつか隠されており、ユーザーがそれを探す楽しみも盛り込んでいる。

この限定モデルは、ランドローバー・クラシックの専任チームが独自に開発したモデルで、2012年から2016年までに生産した旧型ディフェンダーをベースに、手作業で解体し、専用のチューニングを行ない、再組み立てを行なっているのだ。

ジャガー・ランドローバー、スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)のマネージング・ディレクターのマイケル・ヴァン・デル・サンデ氏は、「このディフェンダーはこれまで走破してきた過酷な各地をオマージュし、ランドローバーの探検のヘリテージを称えるユニークなエクステリアにしています。世界限定25台はすべて当社の情熱を持った専門チームが、調達から、組み立て、再調整をする精魂込めた車両です。お客様には極めて希少な車両を提供するだけでなく、特別に企画したランドローバートロフィーコンペティションにおいて、ご自身の車をテストできるというユニークな機会もご用意しています」と語っている。

この限定モデルの購入者は、この希少なコレクターズカーを所有できるということだけでなく、2回目の開催となる、3日間のランドローバートロフィーコンペティションに参加することができる。

ランドローバートロフィーは、同じようなアドベンチャー好きのユーザーが集まり、いつまでも続く友情を築いたり、思い出を作ったり、思い思いに楽しむことができる忘れられないイベントだ。

参加者はエキスパートの指導を受けながら、ランドローバーの有名なグローバルアドベンチャーのような、ポイント制オフロードチャレンジに参加し、3日間のコンペティションの後には、最優秀チームが選ばれる。参加者は生涯の思い出を作り、このモデルならでは方法で自身のクルマと向き合い、理解を深めることができるのだ。

この限定モデルはランドローバーの5.0Lの自然吸気V8ガソリンエンジンを搭載し、最高出力405ps、最大トルク515Nmを発生。トランスミッションは8速ZFオートマチックを組み合わせている。さらにサスペンションやブレーキ、ステリングをアップグレードしたうえで再組立てをしている。

AWD駆動、2段副変速機、ヘビーデューティ用フロント/リ屋ディファレンシャル、LSDセンターディファレンシャルを装備。サスペンションは前後ともリジッドアクスルで、フロントはパナールロッド付き、リヤはAリンク、トレーリングリンクと組み合わせている。

ボディタイプは「90」、「110」ステーションワゴン、「トロフィー」モデルとしては初となる「110」ダブルキャブピックアップもラインアップ。25台のうち、ダブルキャブピックアップは5台のみで、残りの20台は「90」。「110」ステーションワゴンに振り分けられる。

エクステリアは、ブラックとホワイトを基調に、ランドローバー・スペシャル・ビークルのデザインチームが開発したユニークなカモフラージュデザインが特徴となっている。ボディカラーはフジホワイト、ルーフは対照的なナルヴィクブラック、エクステリアパーツはリベット、ネジ、ベントなど細部に至るまでのグロスブラックで仕上げている。さらに、18インチ・ソウトゥースアロイホイールもグロスブラック仕上げとなっている。

オールテレイン性能を強化するため様々なエクステリア装備を追加している。フロント部ではビスポークのフロントグリルの前にはウィンチを内装した保護Aフレームがあり、ブラックのボンネットには外光が明るい時のまぶしさを軽減するサテン仕上げにし、パワフルなフルワイドLEDライトバーで夜間の悪路走行でも最高の視認性を実現している。

渡河性能は水深500mmまで可能で、さらにリヤリカバリーポイント、ロックスライダーと外部ロールバーを装備することでボディ保護性能を強化。エクスペディション・ルーフラックへの荷物の上げ下ろしを行なうためのリヤラダーとともに、「トロフィー」バッジやマッドフラップのホワイトロゴマークなどの細かなアクセントも採用している。

レカロ製スポーツシートは、コントラストステッチの入った上質なブラック&ホワイトのツートンのウィンザーレザー張りで、サポート性と快適性を両立。またダッシュボード、ドア、ヘッドライニングは手作業のレザー仕上げとなっている。

インフォテイメントは、ナビゲーションとモバイルデバイスとのコネクティビティを統合した、ランドローバー・クラシックの最新システムとし、オリジナルのダッシュボードに最新のマルチメディアオプションを組み込むことができる。そしてZF制ATギアボックス用にランドローバーの人間工学に基づいたシフトレバーを採用している。

インテリアの仕上げには、ダッシュボードの中心部分に、エリオット・ブラウンによるビスポークのランドローバートロフィーの時計をレイアウトし、この時計にもエクステリアのカモフラージュデザインが反映されている。

またこの限定モデルとは別に、自身が所有するディフェンダーを「クラシック ディフェンダー ワークス V8 トロフィーII」のようにモディファイしたいユーザー向けに、純正アクセサリーを2022年後半に発表する予定としている.

今回発表された限定モデルの本体価格は、「90」の場合で英国では22万5000ポンド(現在の為替レートで3670万円)からとなっている。

ランドローバー ディフェンダー 関連記事
ランドローバー 関連記事
ランドローバー 公式サイト

The post 世界で25台 ランドローバー「旧型ディフェンダー」ベースの限定モデル first appeared on オートプルーブ - Auto Prove.

こんな記事も読まれています

トヨタ新型「“タフ”ミニバン」発表! 斬新“大口顔”が超カッコイイ! MT&アンダー320万円設定ありの「プロエース“シティ”」墨に登場
トヨタ新型「“タフ”ミニバン」発表! 斬新“大口顔”が超カッコイイ! MT&アンダー320万円設定ありの「プロエース“シティ”」墨に登場
くるまのニュース
「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった
「南海フェリー」がトラック乗りの強い味方に! 始発便の「早乗り」がドライバーに優しいサービスだった
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(後編)
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(後編)
GQ JAPAN
テインから『ギャランフォルテス』用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
テインから『ギャランフォルテス』用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
レスポンス
わがままを叶えてくれるプレミアムSUV──新型レクサスNX350“F SPORT”試乗記
わがままを叶えてくれるプレミアムSUV──新型レクサスNX350“F SPORT”試乗記
GQ JAPAN
なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
くるまのニュース
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
レスポンス
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
motorsport.com 日本版
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
乗りものニュース
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
グーネット
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
バイクのニュース
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
AUTOSPORT web
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
レスポンス
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
motorsport.com 日本版
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
レスポンス
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
VAGUE
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

399.41860.0万円

中古車を検索
ディフェンダーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

399.41860.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村