ナルドのラップタイム 8秒短縮
ブガッティ・シロンをベースに、敏しょう性、ハンドリング性能を高めたモデル、「ブガッティ・ディーヴォ」が発表された。
エンジンは、ブガッティ伝統の8ℓ W16クワッド・ターボ・ユニット。最高出力は1500psで、シロンと同じ数値である。
ディーヴォのアイデンティティは、シロンの空力をファインチューンし、サスペンションとシャシーのセッティングを仕立て直したこと。さらに、標準のシロンと比べて35kgのウェイトダウンを実現。ダウンフォースはプラス90kgを得ることに成功した。
ステファン・ヴィンケルマンCEO自ら「ディーヴォはコーナーを走り抜けるために作られた」と表現するほど、ハンドリング性能には力を入れている。その特性を際立たせるべく、最高速度を380km/hに抑えたのも特徴だ。その結果、ナルドのハンドリングサーキットを、シロンよりも8秒早く周回できるという。
モデルのネーミングは、1920年代にタルガ・フローリオを2度制したアルベルト・ディーヴォにちなんだもの。もちろん、ブガッティを駆っての優勝であった。
限定40台 すでに完売
ディーボが搭載する新開発のフロント・スポイラーは、ダウンフォースを高めるうえ、フロントのエアインレットにより多くの空気を送り込む。こうしてエアフローが増すことにより冷却系のパフォーマンスも高まっている。ブレーキが熱ダレすることもなければ、タイヤも適正な温度に保たれるという。
リアエンドは、新開発のハイト調整式リアスポイラーを搭載。エアブレーキとして機能するときは、モード毎に異なる角度で前傾する。シロンと比べると、このスポイラーは23%もワイドなサイズになっており、その幅は1.83mにもおよぶ。完全にリデザインされたリア・ディフューザーとの組み合わせにより、車両全体で合計456kgに達するダウンフォースの実現に貢献している。
ディーヴォの限定台数は40台。すでに特別なカスタマーに向けてプレビューを行ったようだが、500万ユーロ(6億4400万円)というプライズにもかかわらず、即座にソールドアウトしたという。
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