■国内専用車だった日産車が海外から注目されたこともあり
日産は国内メーカーのなかでも長い歴史があり、前身の快進社から数えると100年以上も自動車製造を続けています。
ついに出る!? 日産新型「フェアレディZ」!? 次期型Z35は原点回帰か?
これまで、日産は数多くの名車と呼ばれるクルマを世に送り出してきましたが、なかにはデザインが高く評価されたモデルも存在。
そこで、日本のみならず海外からもデザインが絶賛された日産車を3車種ピックアップして紹介します。
●キューブ
1998年にコンパクトカーの「マーチ」をベースに開発されたトールワゴン「キューブ」が発売されました。2列シートミニバンのようなフォルムで、コンパクトながら広い室内空間を実現したことで人気となります。
そして、2002年には、キューブという車名にふさわしい「箱型」の2代目が登場し、デザインが高く評価されて大ヒットを記録。
とくに、左右非対称のリアゲートが斬新で海外からも注目され、アメリカ日産はキューブを北米でも売るようにと本社にリクエストしたといいます。
そこで、2008年にデザインを先代からキープコンセプトとした3代目が発売されると、シリーズ初の海外市場での販売も始まりました。
その後キューブは10年以上フルモデルチェンジされず、販売が続けられたロングセラーとなりましたが、商品力の低下は避けられず、2019年に生産を終了。20年にも及んだキューブの歴史に幕が閉じられました。
●フィガロ
クラシカルなデザインのオープンカー「フィガロ」は、1980年代の終わり頃一世を風靡した日産の「パイクカー」シリーズ第3弾として、1991年に2万台限定で発売されました。
外観は欧州のスポーツカーをイメージさせるデザインで、屋根とリアウインドウ周辺が手動で開閉でき、一見すると2シーターのように見えますが、狭いながらもリアシートを備える4シーターとなっています。
シャシとエンジンは初代マーチがベースで、エンジンはパイクカーシリーズ唯一の1リッター直列4気筒ターボを搭載。
内装もクラシカルに演出されており、レトロな書体のタコメーターやアナログ時計、パネルに設置されたトグルスイッチ、CDプレイヤーを備えながら古いラジオのようなデザインのオーディオを装備しています。
フィガロは日本専用車ですが、当時から海外でも注目されており、なかでも右ハンドルであることや英国趣味の内外装からイギリスで人気となり、相当な数の中古車がイギリスに輸出されました。
いまではイギリスに専門店やオーナーズクラブまで存在するほどです。
■日本車でもっとも美しいと評されたモデルとは!?
●フェアレディZ
日産は1980年代に『1990年までに走りにおいて世界一を狙う』というスローガンを掲げ、これを「901活動」と名付けました。
901活動の実現に向け、日本市場向けに「スカイラインGT-R」、欧州市場向けに「プリメーラ」、そして北米市場向けに4代目「フェアレディZ」の3台を1989年から1990年にかけて発売。
なかでも4代目フェアレディZは、それまでのロングノーズ・ショートデッキという古典的スポーツカーのフォルムを捨て、ワイド&ローな新世代のスポーツカーといえる姿に一新されました。
ボディは2シーターと4シーターの2タイプで、ホイールベースが異なりますが一見すると区別できないほど自然なフォルムとなっています。
また、内装のデザインも洗練されており、ドライバーとパッセンジャーを包み込むようにラウンドしたインパネまわりは、まさに上質なスポーツカーといったイメージです。
4代目フェアレディZは日本だけでなく欧州、主戦場の北米で大ヒットし、発売当時、ある欧州メーカーのデザイナーから「日本車でもっとも美しいクルマ」と評された逸話があります。
※ ※ ※
デザインはクルマの販売台数を左右する、重要な要素のひとつです。また、デザインには正解が無いといいますが、優れたデザインというのは、年月が経っても色褪せない魅力があります。
大ヒットするクルマはたくさんありますが、10年後、20年後に見た時に、魅力的なクルマはどのくらいあるのでしょうか。
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あの人は今、か。